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塾対象説明会レポート:江戸川学園取手中学校

2019-08-26

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 江戸川学園取手中学・高等学校は、茨城県取手市にある中高一貫校です。1978年に江戸川学園取手高等学校が創立され、9年後に江戸川学園取手中学校が開設されました。2012年4月には江戸川学園取手小学校も開校し、茨城県初の小・中・高12ヵ年一貫教育校となりました。

 2016年度より、中等部段階から以下の3コース制となりました。
 東大ジュニアコース
 医科ジュニアコース
 難関大ジュニアコース
※ 2019年度より東大ジュニアコースと医科ジュニアコースは各2クラスになりました。また、2020年度入試より募集定員が増え、以下のように変更になります。
 東大ジュニアコース(70名募集)
 医科ジュニアコース(70名募集)
 難関大ジュニアコース(160名募集)

 創立40周年記念事業として、サクラアリーナが建設されます。2020年4月に完成予定となっております。サクラアリーナは、1Fが、雨天時運動エリア、部室、体育用具庫及び駐車場、2Fが武道場、卓球場、ダンス室等、3Fが体育館、更衣室等となる予定です。


サクラアリーナの工事が進んでいます。

 ICT教育の充実のため、中等部校舎にはWi―Fi機能を設置し今年度の中1生からは全員にタブレットを持たせ、タブレットを活用した教科指導が行われています。(年次進行で将来は全員がタブレットを保有)。今後、高等部全教室にプロジェクター及びスクリーンを設置する予定です。

 探究学習については、昨年度から国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」を大テーマとして取り組んでいます。このSustainable Development Goals(SDGs)とは、2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。日本でも様々な大学や企業がSDGsを経営理念に盛り込むことで、社会に貢献し、信頼を得て、自らの価値を高めようとしています。

 その他の特長として、「イベント教育」があります。オーディトリアムで行われる「イベント教育」は、世界の第一線で活躍している著名人の講演会や世界的な音楽家の演奏、古典芸能鑑賞などを行っています。今年度は5月に、東京大学名誉教授の濱田純一先生の講演会、7月には新井紀子先生の講演会を行い、9月にはフィンランドリコーダーカルテットの演奏、10月には朝原宣治氏による紫峰祭特別講演などが予定されています。

 中学入試は2019年度募集より、英語入試を導入しました。国算理社の4科または国算英からの選択となります。また、2022年度からは国算英理社の5科目入試になる予定です。高校入試は、2019年度募集より3コース制となりました。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の江戸川学園取手中学校の累計合格実績は84%(120名受験101名合格)です。


江戸川学園取手中学校の裏門です。

2019年度中学入試結果
第1回 1/17
・応募者数
東大ジュニアコース
男子 222名、女子 109名、合計 331名
医科ジュニアコース
男子 102名、女子  92名、合計 194名
難関大ジュニアコース
男子 142名、女子 136名、合計 278名
・受験者数
東大ジュニアコース
男子 216名、女子 102名、合計 318名
医科ジュニアコース
男子 100名、女子  87名、合計 187名
難関大ジュニアコース
男子 136名、女子 131名、合計 267名
・合格者数
東大ジュニアコース
男子  67名、女子  38名、合計 105名
医科ジュニアコース
男子  42名、女子  21名、合計  63名
難関大ジュニアコース(スライドを含む)
男子 129名、女子  85名、合計 214名

第2回 1/25
・応募者数
東大ジュニアコース
男子 173名、女子  88名、合計 261名
医科ジュニアコース
男子  90名、女子  80名、合計 170名
難関大ジュニアコース
男子 109名、女子 128名、合計 237名
・受験者数
東大ジュニアコース
男子 126名、女子  58名、合計 184名
医科ジュニアコース
男子  69名、女子  62名、合計 131名
難関大ジュニアコース
男子  84名、女子  98名、合計 182名
・合格者数
東大ジュニアコース
男子  42名、女子  24名、合計  66名
医科ジュニアコース
男子  26名、女子  21名、合計  47名
難関大ジュニアコース(スライドを含む)
男子  22名、女子  29名、合計 153名

第3回 2/4
・応募者数
東大ジュニアコース
男子 163名、女子  80名、合計 243名
医科ジュニアコース
男子  86名、女子  72名、合計 158名
難関大ジュニアコース
男子 105名、女子 119名、合計 224名
・受験者数
東大ジュニアコース
男子  74名、女子  26名、合計 100名
医科ジュニアコース
男子  41名、女子  42名、合計  83名
難関大ジュニアコース
男子  87名、女子  70名、合計 157名
・合格者数
東大ジュニアコース
男子   7名、女子   3名、合計  10名
医科ジュニアコース
男子   5名、女子   7名、合計  12名
難関大ジュニアコース(スライドを含む)
男子  24名、女子  11名、合計  35名


説明会会場のオーディトリアムです。

 最後に学校説明会等の詳細は、 こちら まで。

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塾対象説明会レポート:普連土学園中学校

2019-08-23

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 普連土学園中学校は、港区三田にあり、1887年にキリスト教フレンド派(クエーカー)の教えに基づいて創立された女子の完全中高一貫校です。各学年3学級の少人数教育を行っています。


中学校舎です。

 普連土学園中学校の特徴の一つとして、「論文科」があります。「論文科」では、大学入試小論文対策としてはもちろんのこと、その先にまで生きる力を養うべく、論理的思考力や批判的思考力、そして自らの思考過程を的確に表現する文章力の向上を目指しています
 高校3年生の希望者を対象に、小論文の個人指導をおこなっています。志望大学・志望学部に応じて担当教員が割り振られ、マンツーマンで小論文の学習をしていきます。一人ひとりの志望や実力に合わせてきめ細やかな指導が受けられるので、大学入試に対応できるだけの実戦的な小論文の力を身につけることが可能となっています。
 高校生の希望者を対象に、要約の添削をおこなっています。課題はレベル分けされ常時用意しており、自主課題であるため自分のペースで進めることができます。文章の骨格となる部分を適切に抽出できる読解力やそれらを適切にまとめ表現する文章力の向上に役立っています。

 2019年度中学入試結果は、2018年度と比べて、受験者数1日午前4科6名増2日午後2科1名減4日午前4科2名増となりました。合計で7名増となりました。また、新設の1日午後算数274名でした。合格者数については、1日午後算数の新設もあり、1日午前4科15名減2日午後2科18名減4日午前4科3名減と各入試で減少となりました。なお、1日午後算数合格者数143名でした。繰り上げ合格者1日午前4科4名1日午後算数2名2日午後2科6名4日午前4科4名で、合計16名でした。

 2020年度中学入試では、大きな変更点はありません。2019年度入試から2月1日午後に、算数1教科の入試が新設されました。算数1教科の入試は、20名募集となり、2月1日の午前入試が20名減り、50名募集となりました。

 2019年度大学入試合格者数は、国公立大15名早稲田大7名慶應義塾大13名上智大4名東京理科大7名GMARCH68名でした。また、2019年3月に卒業した生徒127名の進学先は、国公立大9名早稲田大5名慶應義塾大11名上智大2名東京理科大4名GMARCH22名でした。尚、今年度の四年生大学への現役進学率は89.0%で、理系進学率は43.4%でした

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の普連土学園中学校の累計合格実績は75%(8名受験6名合格)です。


グラウンドです。

2019年度中学入試結果
1日午前4科
・応募者数 138名(2018年度125名)
・受験者数 125名(2017年度119名)
・合格者数  61名(2017年度 76名)
・入学者数  52名(2017年度 65名)

1日午後算数
・応募者数 299名
・受験者数 274名
・合格者数 143名
・入学者数  15名 

2日午後2科
・応募者数 415名(2018年度423名)
・受験者数 250名(2018年度251名)
・合格者数 131名(2018年度149名)
・入学者数  38名(2018年度 37名) 

4日午前4科
・応募者数 229名(2018年度247名)
・受験者数 127名(2018年度125名)
・合格者数  42名(2018年度 45名)
・入学者数  30名(2018年度 29名)

・合格最低点
1日午前4科 199点(2018年度 179点)
1日午後算数  70点
2日午後2科 116点(2018年度 110点)
4日午前4科 211点(2018年度 224点)
※1日午前4科、4日午前4科 350点満点
 1日午後算数 100点満点
 2日午後2科 200点満点

・受験者平均点(国語100点、算数100点、理科75点、社会75点)
1日午前4科 国語59.0点、算数56.7点、理科39.6点、社会40.9点
1日午後算数 算数68.1点
2日午後2科 国語62.5点、算数53.9点
4日午前4科 国語59.8点、算数56.9点、理科32.4点、社会46.3点

・合格者平均点
1日午前4科 国語64.3点、算数69.2点、理科44.3点、社会46.3点
1日午後算数 算数78.0点
2日午後2科 国語68.9点、算数69.5点
4日午前4科 国語67.9点、算数70.9点、理科40.6点、社会53.6点

・繰り上げ合格者
1日午前4科 4名、1日午後算数 2名、2日午後2科 6名、4日午前4科 4名


屋上庭園です。

2020年度中学入試について
・日程・募集定員・試験科目等(予定)
 1日午前4科 50名募集 国語・算数・理科・社会
 1日午前帰国生 若干名募集 国語・算数・作文
 1日午後算数 20名募集 算数
 2日午後2科 30名募集 国語・算数
 4日午前4科 20名募集 国語・算数・理科・社会
 4日午前帰国生 若干名募集 国語・算数・作文
・複数回受験のメリット
 複数回受験した生徒を点数面で優遇することはしないが、合否のボーダーにいる場合は、優遇している。また、繰り上げ合格の際は複数回受験した方を優先的に合格としている。

各科目より
・国語
1日午前4科・4日午前4科
小説と説明文などの読解を通して基礎的な国語の力をみる。小説は登場人物の心情と主題、説明文は筆者の主張が読み取れるよう出題する。また、漢字は教育漢字を中心に、ことわざ・慣用句・文法などのことばの問題も出題する。出題形式は記述問題が中心となる。
2日午後2科
出題内容は1日午前4科・4日午前4科と同様だが、出題形式は記述問題が減り、選択問題等が中心となる。

・算数
1日午前4科・4日午前4科
定型的なパターン問題だけでなく、基本からきちんと考える力があるかを試す問題を出題する。計算問題、定型問題に続き、会話形式の問題を1題出題する。会話形式の問題とは、途中にヒントとなるいくつかの小問をおき、それを利用して次の問題を考えていくストーリー性のある問題。途中過程にも配点しているので、途中式など解答にいたるまでの考え方を解答用紙に記すと良い。
1日午後算数
出題は2点×50問で、内容は計算問題に加えて、標準的な難易度の一行問題を幅広く出題する。解答用紙は答えのみ記述する形式で、途中過程に配点はない。
2日午後2科
計算問題の後、1日午前4科・4日午前4科よりやや難易度の高い定型問題を複数出題する。採点方法は1日午前4科・4日午前4科と同様なので、2日午後2科も途中式など考え方を解答用紙に記すようにしよう。

・理科
小学校の教科書を中心にさらに発展した問題について、物理・化学・生物・地学の各分野からほぼ均等に出題する。グラフや表の読み取りが出題されることが多く、文章での解答を求める問題も必ず出題する。

・社会
小学校で学習する内容をもとに、さらに発展した事項も含まれる。地理・歴史・公民の各分野からほぼ均等に出題し、時事問題や資料の読み取りが出題されることもある。また、文章で解答を求める問題も出題するので、語句の意味や歴史的事件の意義を理解することも大切である。


2019年度大学入試結果(合格者数)
国公立大 15名
 一橋大1名、東京学芸大2名、電通大1名、首都大東京2名、横浜市立大1名、千葉大2名、埼玉大1名、北海道大2名、帯広畜産大1名、信州大1名、山梨大(医)1名
私立大
 早稲田大7名、慶應義塾大13名、上智大4名、東京理科大7名、
 明治大18名、青山学院大10名、立教大11名、中央大7名、法政大10名、学習院大12名 等
・現役進学率89.0%
・卒業生数127名


正門です。

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小6理科 計算問題の征服講座 (全10回10月5日開講)のお知らせ

2019-08-23

模試の活用の仕方とデータの読み方2019

2019-08-19

 来る9月22日(日)10:30〜12:00で、2019年 大学受験の基礎講座 第4回:模試の活用の仕方とデータの読み方」をエクセレントゼミナールにて開催いたします。

 大学入試では、駿台模試・河合模試などの模試のデータを使った合格可能性の判定が欠かせませんが、模試によって母集団の違いによる偏差値差やA〜Eの合格可能性判定の違いが出ることを正確に理解している受験生や父母は比較的少ないと思います。

 特に、高2までの模試データと高3以降の模試データでは、母集団の差(浪人生が加わるか否か)によって判定にかなりの差が現れます。

 今回の「大学受験の基礎講座」では、このような模試のデータのカラクリをきちんと理解したうえで、どこの予備校の何の模試のデータを志望大学の合格判定に生かすべきか、そしてそれぞれの模試の偏差値データがどのように異なるのかをテーマとして扱います。受験生の父母はもちろん、受験生本人も奮ってご参加ください。

 大学受験の基礎講座は、中学受験の基礎講座と同じく、興味のある方ならどなたでもご参加いただける無料公開セミナーです。

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塾対象説明会レポート:二松學舎大学附属柏中学校

2019-08-16

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 二松學舎大学附属柏中学校は、千葉県柏市にある2011年に開校した男女共学の中高一貫校です。2020年に創立10周年を迎えます。また、高校は1969年に二松學舎大学附属沼南高校として開校し、中学開校とともに名称を二松學舎大学附属柏高校と変更しました。学校までは、JR常磐線柏駅・我孫子駅、東武野田線新柏駅の各駅から無料のスクールバスで約15分かかります。北総線ルートも運行しています。

 校舎は、眼下に手賀沼を見下ろす高台の、二松學舎大学と同じキャンパスにあり、周囲を豊かな緑に囲まれ、四季折々の自然を満喫しながら学習できる環境です。東京ドーム約3個分もある広大なグラウンドは、魅力のひとつです。2011年に完成した新たなキャンパスのシンボル・体育館は、夢へはばたく翼をイメージしたものです。2018年4月には、学食と売店がリニューアルしました。

 二松學舎大学附属柏中学校のコースは、グローバルコース、特選コース、選抜コースの3コースになります。

 二松學舎大学附属柏中学校の特長の一つに「自問自答プログラム」があります。いつもの教室を離れ、異なった環境に身を置き、新たな視点で物事を考えてみる。普段の授業の他に、魅力的な体験プログラムが多数用意されています。すべての活動が、グローバルな視野を育み、「自問自答力」を養成することを目的としています。
「沼の教室」 学校の近くにある手賀沼の環境と歴史を学びます。
「田んぼの教室」 学校近くの田んぼをお借りして、田植え・稲刈りを体験します。
「都市の教室」 東京九段の二松學舎大学をホームベースに、国際都市東京の歴史や文化を自分の足で歩いて見聞し、政治、環境を考えます。
「世界の教室」 シンガポール・マレーシア修学旅行。シンガポール・マレーシアでは各国の文化、歴史を学びます。
「古都の教室」 奈良・京都研修旅行。自国の文化を理解することは、グローバルな視点を持つための基本です。
「雪の教室」 3泊4日の日程で実施するスキー研修に参加します。
 「自問自答プログラム」の集大成として、中3の2月に卒業論文を作ります。一人ひとりが自分の好きなテーマについて「探究論文自問自答」に取り組みます。8000字程度の論文と7分間のプレゼンテーション(中間発表と最終発表)にチャレンジします。


説明会会場となりました、ザ・クレストホテル柏です。

2109年度中学入試結果
・第1志望入試 12/1(選抜) 
 志願者数 25名
 受験者数 25名
 合格者数 25名

・第1回 1/20午前(選抜) 
 志願者数 97名
 受験者数 85名
 合格者数 74名

・第2回 1/20午後(グローバル・特選)
 志願者数 141名
 受験者数 130名
 合格者数
 グローバルA奨学生 31名
 グローバルB奨学生 29名※
 ※ 2名は第4回にてA奨学生へスライドアップ合格
 特選 36名
 選抜 17名

・第3回 1/22(選抜)
 志願者数 100名
 受験者数  18名
 合格者数  17名

・第4回 1/24(グローバル・特選)
 志願者数 126名
 受験者数  49名
 合格者数
 グローバルA奨学生 4名
 グローバルB奨学生 4名
 特選 18名
 選抜  3名

・第5回 2/5(グローバル・特選・選抜)
 志願者数 15名
 受験者数 15名
 合格者数
 グローバル 5名
 特選 5名
 選抜 5名

・合格最低点
第1志望入試 12/1(選抜) 
 ※算数(100点)+作文(100点)の200点満点
 男子  91点
 女子 112点
第1回 1/20午前(選抜) 
 ※4科は国語(100点) +算数(100点)+理科(50点) +社会(50点)の300点満点
 男子(2科)  93点
   (4科) 161点
 女子(2科)  92点
   (4科) 162点  
第2回 1/20午後(グローバル・特選)
 男子(2科) 〈グローバル〉 121点
       〈特選〉    107点
       〈選抜〉     87点
   (4科) 〈グローバル〉 188点
       〈特選〉    162点
       〈選抜〉    132点
 女子(2科) 〈グローバル〉 122点
       〈特選〉    108点
       〈選抜〉     91点
   (4科) 〈グローバル〉 187点
       〈特選〉    154点
       〈選抜〉    139点
第3回 1/22(選抜) 
 男子(2科)  75点
   (4科) 114点
 女子(2科)  ―
   (4科) 110点
第4回 1/24(グローバル・特選)
 ※思考力検査は検査Ⅰ・Ⅱ各100点の200点満点
 男子(2科) 〈グローバル〉 131点
       〈特選〉    102点
       〈選抜〉     82点
   (4科) 〈グローバル〉 180点
       〈特選〉    160点
       〈選抜〉     ―
  (思考力) 〈グローバル〉 149点
       〈特選〉    117点
       〈選抜〉    106点
 女子(2科) 〈グローバル〉  ―
       〈特選〉    102点
       〈選抜〉     ―
   (4科) 〈グローバル〉  ―
       〈特選〉    151点
       〈選抜〉    129点
  (思考力) 〈グローバル〉  ―
       〈特選〉    110点
       〈選抜〉     ―
第5回 2/5(グローバル・特選・選抜)
 ※国語(100点)+算数(100点)の200点満点
 男子〈グローバル〉 133点
   〈特選〉    113点
   〈選抜〉     95点
 女子〈グローバル〉 161点
   〈特選〉    133点
   〈選抜〉    112点

2020年度中学入試について
・変更点
 グローバル/特選 第2回入試が1/25午前に変更になります。

・日程、募集定員
 第1志望 12/1 約25名(選抜)
 選抜 第1回 1/20午前 約15名
 グローバル/特選 第1回 1/20午後 約30名
 選抜 第2回 1/22午前 約10名
 グローバル/特選 第2回 1/25午前 約20名
 全コース 2/5午前 若干名(グローバル、特選、選抜)

・受験科目
第1志望
選抜コース
 算数(基本問題)+表現力検査型(作文+自己アピール+面接)
選抜 第1回、第2回
 2科(国・算)・4科(国・算・社・理)選択(全教科基本問題)
グローバル/特選 第1回
 2科(国・算)・4科(国・算・社・理)選択
グローバル/特選 第2回
 2科(国・算)・4科(国・算・社・理)選択または思考力型検査型
※グローバルコースは「社会・理科」にかえて「英語」での受験も可能
全コース2/5
 2科(国・算)

・グローバルコース合格者のうち、特に試験成績が優秀な者を「グローバル人材育成奨学金」奨学生とする。奨学生合格者が入学した場合、試験成績に応じて下記の学納金に相当する奨学金を支給します。
A奨学生(10名程度)
入学金(20万円)、設備費(15万円)、授業料の1年分(34万8千円)
B奨学生(25名程度)
入学金(20万円)、設備費(15万円)
2〜3年生については各学年1名を特待生として当該年度の授業料相当額を給付。2名を準特待生として授業料相当額の半額を給付。

・スライド合格・再チャレンジについて
スライド合格
 希望コースの合格ラインに達していない場合で、他コースの合格ラインに達している場合は、それぞれの合格を出します。
再チャレンジ
 合格者が、その資格を有したまま、次回以降の試験においてグローバルコース・特選コースに再チャレンジすることができます。また、特待生へのチャレンジもできます。
 第一志望入試合格者もその資格を有したまま、次回以降の試験においてグローバルコース・特選コースにチャレンジできます。


説明会会場の様子です。

2019年度大学入試結果
・国立大
 千葉大1名、筑波大2名、茨城大1名、埼玉県立保健医療大1名
・私立大
 早稲田大2名、東京理科大2名、学習院大1名、明治大2名、青山学院大4名、中央大3名、法政大2名、日本女子大3名、明治学院大2名、成城大2名、日本大14名、東洋大9名、駒澤大8名、専修大7名
 二松學舎大45名 等


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塾対象説明会レポート:国府台女子学院中学部

2019-08-09

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 国府台女子学院中学部は、千葉県市川市にある仏教系(浄土真宗本願寺派)の学校で、千葉県では数少ない女子校の一つです。付属の小学校もあり、また高校からの募集も行っています。校舎は京成本線市川真間駅から徒歩5分のところにあります。大正15年(1926年)創立、今年で94年目になります。


国府台女子学院の正門です。

 国府台女子学院のクラス編成ですが、中3で国公立大や難関私立大を目指す選抜クラスを1クラス編成します。
高1では、普通科英語科に分かれます。普通科は中3から継続する「選抜Aクラス」と高校から新たに編成する「選抜Bクラス」「普通クラス」、そして「美術・デザインコース」があります。
高1の1月末に「コース判定テスト」を実施し、学力達成度と希望により、高2からのコースを決定します。
高2・3では、普通科は、以下の6つのコースに分かれます。
①「選抜理系コース」
②「選抜文系国立コース」
③「選抜文系私立コース」
④「進学理系選択コース」
⑤「進学文系選択コース」
⑥「美術・デザインコース」

 2019年度中学入試結果について、受験者数推薦入試195名(59名増加)第1回入試868名(147名増加)第2回入試108名(17名増加)と全ての回で増加しました。合格者数推薦入試68名(1名増加)第1回入試410名(21名減少)第2回入試16名(2名減少)となりました。実質倍率推薦入試2.9倍(+0.9)第1回入試2.1倍(+0.4)第2回入試6.8倍(+1.7)と全ての回で増加しました。

合格最低点(推薦は300点満点、第1回・第2回は320点満点)
 推薦  188点(2018年度 178点)
 第1回 205点(2018年度 206点)
 第2回 209点(2018年度 226点)
となりました。

 2020年度中学入試は特に変更はありません。推薦入試合格者には1月21日の第1回入試を必ず受験していただきます。試験結果は合否には関係ありませんが、受験しないと内定取り消しになりますのでご注意ください。

 2019年度大学入試の合格者数は、国公立大東京大1名、東京医科歯科大2名、東京外大1名、東京藝術大2名を含む29名(現役25名)で、昨年度より10名増加となりました。私立大は、早慶上理合計で46名GMARCH合計で122名でした。ここ最近は理系へ進む生徒が増えていて、医学部医学科には10名合格しました。また、高校には「美術・デザインコース」がありますので、美術系の大学に進む生徒も多くいます。尚、四年制大学への現役進学率は、89.0%でした

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の国府台女子学院中学部の累計合格実績は83%(12名受験10名合格)です。


国府台女子学院の図書館です。

2019年度中学入試結果
推薦入試 12/1
志願者数 196名(2018年度 136名)
受験者数 195名(2018年度 136名)
合格者数  68名(2018年度  67名)

第1回入試 1/21
志願者数 915名※1(2018年度 756名※1)
受験者数 868名(2018年度 721名)
合格者数 410名※2(2018年度 431名※2)
※1 第1回入試の応募者数には推薦非内定者が含まれています。
 (2019年度 128名、2018年度 69名)
※2 合格者数には推薦内定者は含まれていません。

第2回入試 2/5
志願者数 117名(2018年度 103名)
受験者数 108名(2018年度  91名)
合格者数  16名(2018年度  18名)

合格最低点(推薦は300点満点、第1回・第2回は320点満点)
推薦  12/1 188点(2018年度 178点)
第1回 1/21 205点(2018年度 206点)
第2回 2/5  209点(2018年度 226点)

受験者平均点
推薦(国語100点、算数100点、社会50点、理科50点)
国語64.1点、算数52.8点、社会27.8点、理科29.2点
一般(国語100点、算数100点、社会60点、理科60点)
第1回 国語59.7点、算数63.5点、社会36.3点、理科38.1点
第2回 国語54.2点、算数48.1点、社会30.8点、理科34.4点

合格者平均点
推薦(国語100点、算数100点、社会50点、理科50点)
国語74.1点、算数64.6点、社会33.7点、理科34.7点
一般(国語100点、算数100点、社会60点、理科60点)
第1回 国語68.7点、算数75.3点、社会41.0点、理科42.6点
第2回 国語65.7点、算数71.6点、社会41.1点、理科45.8点

2020年度中学入試について
・変更点なし
推薦入試  12/1 約50名募集
 国語・算数(各40分、各100点)・社会・理科(計50分、各50点)
第1回入試 1/21 約95名募集
 国語・算数(各50分、各100点)・社会・理科(各30分、各60点)
第2回入試 2/5  約15名募集
 国語・算数(各50分、各100点)・社会・理科(各30分、各60点)

国語
①全体の構成
 問題の構成は本学院独自のものです。つまり、推薦入試(40分、100点)では小問集合のみ(1000字程度以内の短い文章題を含む)、第1回・第2回入試(50分、100点)では小問集合と長文問題1題 ― という形です。
 2020年度も、推薦入試、第1回入試、第2回入試のいずれも同じ形式、配点で出題する予定です。

②小問集合について
 漢字・熟語、ことわざ・慣用句、新聞等でよく用いられる語句の意味を問う問題や、正しい言葉の使い方、文法、短文作りなど語句に関する知識問題が中心です。また、「ヒントに従って考える力」をみる問題や、感性・想像力をはかる問題も出題したいと考えています。また高得点を狙うなら、「基本中の基本」の語句の知識はいうまでもなく、新聞や少し難しい評論文なども進んで読み、日常ではなかなか出会わないような語句にも意を留める習慣が必要です。短い文章による読解問題の対策も怠らないでください。

③長文問題について
 第1回・第2回入試とも1題だけなので、問題文は昨年と同様に、説明的文章か文学的文章かのどちらかを出題します。
 長文問題は、「要するに何がどうだと言っているのか」「だれがどんなことをして、どう思っているのか」という骨格を頭の中で確認しながら読むことが大切です。大筋をきちんとつかめれば、やや難しい表現に出会っても大きな誤読にはつながりません。多くの受験生が苦手な記述問題は、答えの中心となる語句や文が本文の中に必ずあるので、まず注意深くそれを見つけることが大切です。そして、問題が求めている内容や答え方の形に合わせるために、その中心語句をどう変えなければならないか、あるいはそのままでよいかなどよく考えましょう。例年の記述解答の中には、主語と述語が対応していないもの、要点は捉えていても文末の答え方が不適切であるものを見かけます。焦らず、ていねいに本文や設問を読んで答えてください。近年は本文で掲げられた問題を自分なりに考えて解答につなげる新傾向の問題も出題しています。日頃から問題意識や柔軟な思考力を養う努力をしましょう。
 なお、小問集合、長文問題とも、出題する漢字は小学校で学習するものを原則としますが、日常よく用いられるレベルのものについては、小学校で学習していないものを出題する場合があります。また、本文中の「ふりがな」に関しても同様で、小学校の学習範囲以外の漢字であっても、ある程度の読書週間があれば当然読めるような常識的なものにはつけてありませんので、多くの語に習熟するよう心がけてください。
 国語力を高めるのは、やはり読書習慣です。漢字や慣用句などの知識を増やすとともに、他者理解の姿勢を身につけるためにも良質な文章にたくさん触れることを望みます。

算数
 2020年度入試については、昨年度と大きな変更はありません。出題については、すべての試験において同じ形式で行います。最初に四則混合計算を数問出題し、次に文章形式の計算穴埋め問題を出題します。解法の経過を見る問題については、2問用意し、1問は穴埋め問題、1問は計算過程を書かせる記述問題とします。図形、グラフといった問題も例年通り出題する予定です。対策としては、第一に基本的な計算力をつけることです。四則混合計算は確実に得点できるようにしてください。また、中学受験に必要な様々な特殊算について理解を深めてください。最初の計算と、特殊算の一行問題、途中経過を見る問題で、テスト全体の約50%を占めます。経過、図形、グラフなどの応用問題も大切ですが、それ以上に基礎的な部分に目を向けてほしいと思います。また、問題をきちんと読み、立式できるように練習しましょう。解法の経過を書く問題は、どのように考え、答えを導き出したのかを確認するためのものなので、考えを省略することなく、丁寧に書くことを意識すれば、正解にたどり着きます。図形問題については、円周率3.14などの小数を用いた計算で受験生間に差がつく傾向があります。グラプ問題については、分かったところから数値を書き入れるようにし、場合によっては自分で理解しやすくするために、与えられたグラフ以外に他の図を描いたりすると良いでしよう。

理科
 3回の試験ともに、例年通りの傾向で作成予定です。推薦入試は大問が4問で、小問集合・生物・地学・物理分野となります。総問題数は25問前後で、易しいものからやや難しいものまで出題する予定です。
 第1回・第2回は大問が5問で、小問集合と生物・化学・物理・地学の4分野となります。総問題数は30問前後で、各回とも基礎的な知識を問う問題、計算問題、グラフや図から規則性を読み取る問題を出題する予定です。
 対策としては、理科全般にわたる基礎的な知識問題を必ず出題しますので、基礎学力をしっかりつけてください。また、問題文で与えられた情況から答えを導く問題、簡単に説明する問題など、知識を活用しながら答えを導く問題も出題する予定ですので、そのような問題にも触れておくと良いと思います。

社会
 推薦入試、第1回・第2回のいずれの入試も「地理」「歴史」「公民」の3つの分野から出題します。推薦入試は地理・歴史合わせて35点前後、公民は15点前後の予定です。第1回・第2回入試は地理・歴史がそれぞれで20〜25点、公民は15点前後の予定です。大問と出題分野はおおよそ対応しますが、昨年の出題を見ていただいても分かるように、あえて分野横断的な事項を問うこともあります。このような出題は、積極的に行っていきたいと思います。また、分野を問わず、時事問題的要素を含む出題も行います。
 難易度については、第1回・第2回に比べて、推薦入試は基礎的な問題を多く出題します。また、いずれの入試でも簡単に説明してもらう論述問題を出題することがあります。問いに対する答えを的確に文章で表現できるように練習しておいてください。
 なお、地名・人名・事件名などの用語を答える場合は、必ず漢字で解答してください。誤字は言うまでもなく、ひらがなも原則として得点にはなりません。そのため普段からきちんと漢字で書く習慣を身につけてください。
 例年、説明会で解説したテーマそのままの問題については正答率が高く、ここは合格のためには落とせない部分となります。また、前回に関していえば、どの入試でも時事問題に関する出題の正答率が高く、よくチェックしていることがうかがえました。差がつくのは、時代や出来事についての理解を問う問題(さらにそれを説明する記述問題)、表・グラフ・資料を読み解く問題、問題文をよく読み「何を聞かれているのか」を把握する問題、時代の並び替え問題、歴史分野での日本の国際関係に関わる問題、そして漢字の正確さです。こういった問題をどれだけ解くことができるかが、合否を分けます。特に、このところの変化として、ただ知識を問うだけの問題で、漢字をきちんと書ける人とそうでない人がはっきりと分かれるようになってきました。漢字を正確に書く人は、その他の問題の正答率も高く、漢字が不正確な人は、その他の問題も解けていません。丁寧に学習する姿勢が、それだけ重要ということでしょう。


説明会会場の講堂です。

2019年度大学入試結果(合格者数)
国公立大29名(2018年度19名)
 東京大1名、東京医科歯科大2名、東京外大1名、東京藝術大2名、東京学芸大1名、千葉大8名、筑波大5名 等
私立大
 早稲田大12名、慶應義塾大7名、上智大13名、東京理科大14名
 明治大28名、青山学院大12名、立教大23名、中央大16名、法政大27名、学習院大16名 等
卒業生数318名

 学校説明会の詳細は、  こちら まで。

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