2023-08-10
8/10(木)〜8/17(木)は、休校となります。
2023-08-04
8月に入り、夏休みはもうすぐ半ばとなりますが、2学期が始まるとどこの学校でも、文化祭や体育祭、そして学校説明会などのイベントが目白押しとなります。文化祭、体育祭などは昨年度までは、非公開で行われる学校が多かったのですが、今年度はほとんどの学校で公開される予定です。また、説明会は、予約が必要な学校がほとんどですので、受付開始の日時の確認は必須となります。また、オンラインでの開催を同時に行う学校もあります。
新型コロナウイルス感染症の状況によっては、変更・中止になることもありますので、学校のホームページは常に確認が必要です。
エクセレントゼミナールでは、来る9月10日(日)の10:30〜12:00で、「中学受験の基礎講座 第6回 文化祭・学校説明会活用法」という父母向け公開セミナーを開催いたします。
このセミナーでは、
①複数回実施される学校説明会ではどの回に参加すべきか?
②校内見学ではどこを見るか?
③個別相談会では何を相談するか?
④学校説明会で何を聞くべきか?
⑤文化祭ではどこを見るのか?
などのコツを説明していきます。なぜそんな話を? と思われる方も多いかもしれませんが・・・・・特に文化祭ではその学校が力を入れて取り組んでいるテーマ(たとえばSDGsについてのレポートなど)が発表されており・・・・・当然、それらを指導している先生が入試問題を作る可能性が高いわけですから・・・・・・レポートのテーマが入試問題に反映されることもあるのです。そのため、文化祭は受験生の親にとっては情報収集のための良い機会なので・・・・・せっかく行くからには、アンテナを張り巡らしておく必要があるわけです。
また
資料として、今年の各学校のイベントスケジュール一覧表、男女別イベントカレンダー、学校説明会時記入用フォーマット用紙を配布いたします。今後開催される学校説明会をフル活用するために使える資料となっておりますので、参加ご希望の方は
PDF にアクセスして、参加申込書にご記入の上、FAX(04―7148―4617)してください。
もちろん参加無料の公開講座ですから、エクセレントゼミナール塾生以外の方であっても参加できます。多数の皆様のご参加をお待ちしております!!
2023-07-28
カテゴリー:塾対象説明会レポート2023
跡見学園中学校は、文京区大塚にある女子の中高一貫校です。丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分、都心とは思えない広々とした敷地に、吹き抜けの6階建て校舎、地下2階の温水プール、大小のアリーナ、など素晴らしい設備に目を奪われてしまいます。グラウンドの向こう側に見えるのは、跡見学園女子大学です。
跡見学園中学校の校舎です。
跡見学園中学校のグラウンドです。
跡見学園は明治8年(1875年)、大阪出身の跡見花蹊(かけい)によって創設されました。今年で148周年になります。
「本物に触れる学び」として、豊富な実験・実習・フィールドワークを行っています。宿泊行事として、中1・2の「サイエンス探究教室」(中1北軽井沢・中2奥日光)や中3の「SDGs探究旅行」(広島・沖縄・九州)、高2の研修旅行(京都・奈良)が用意されています。
一昨年度よりオンライン英会話が導入されています。中学生は毎週1時間、英語の時間を使って、フィリピン人講師による、マンツーマン英語レッスンを受講します。
個性と才能を引き出し伸ばす、跡見独自のコンテンツとして、「放課後プログラム」が用意されています。「指名補習(無料)」などの「学習系」の他に、「英検・英語講座」などの「語学系」や、「茶道」・「華道」・「筝曲」などの「伝統文化系」もあり、クラブや委員会活動などと組み合わせて、自分だけの放課後をデザインすることができます。
跡見学園女子大学へ優先的に入学ができます。優先入学制度は、高校3年間で一定の成績基準を満たしていれば出額することができます。出願時期により、専願と併願の2種類があり、併願の場合は合格後でも他大学への入学が認められます。
2023年度中学入試では、のべ受験者数が6年連続で増加しました。三大模試の結果偏差値も少しずつ上昇しています。毎年、合格するのが難しくなっているようです。この傾向は今後も続くものと考えられます。
2024年度中学入試について大きな変更点はありません。
日程・募集定員・受験科目など
・帰国生入試 12/19 10名募集
国・算・作文・面接
・一般入試
第1回 2/1午前 70名募集
2科・4科選択
第2回 2/2午前 60名募集
2科・4科選択
・特待入試
第1回 2/1午後 50名募集
2科
第2回 2/2午後 40名募集
2科(国語重視型入試)
※国語、算数の2科の入試。
第3回 2/4午前 20名募集
思考力入試
漢字力・計算力、思考力
英語コミュニケーションスキル入試
漢字力・計算力、英語筆記、英語面接
第4回 2/5午前 20名募集
2科・4科選択
合格判定の実際
・2科・4科選択制の入試における判定
合格者の8割 国語・算数2科目の合計点で判定
あとの2割 4科目の合計点で判定
・国語重視型入試における判定
合格者の4割 国語1科のみの得点で判定
あとの6割 国語・算数2科目の合計点で判定
・複数回受験による判定上の優遇
繰り上げ合格者を決定する際、考慮する。
跡見学園の正門です。
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2023-07-21
カテゴリー:塾対象説明会レポート2023
芝浦工業大学柏中校は、千葉県柏市にある男女共学の中高一貫校です。1980年に芝浦工業大学柏高等学校が男子校として開校しました。1990年には男女共学となり、1999年に中学校が開校しました。アーバンパークラインの新柏駅からと常磐線の柏駅からスクールバスが走っております。千葉の東葛地域のみならず、船橋方面からの多くの受験生が受ける学校の一つです。
芝浦工業大学柏中学校の正門です。
芝浦工業大学柏中学高等学校では、昨年度より全国に先がけ、学校全体でケンブリッジ英検を導入しました。国際的に通用する英検を導入することで、海外留学が容易になります。授業ではケンブリッジ出版の教材を活用し、「使える英語」を身につけます。
クラス編成について、中学では、「グローバルサイエンスクラス」と「一般クラス」の2つのコースとなります。「グローバルサイエンスクラス」は第1回・第2回入試の上位者約40名が所属するクラスです。来年度の新入生から「グローバルサイエンスクラス」は発展的解消となります。
高校のクラス編成は、高1では「グローバルサイエンスクラス」と「ジェネラルラーニングクラス」の2つのコースがあります。「グローバルサイエンスクラス」は、最難関国公立大で学問研究に取り組む人材の輩出を目指すクラスで、「ジェネラルラーニングクラス」は、国公立大、難関私大を目指す厚みのある学力を育成するクラスです。
高2以降は、「グローバルサイエンスクラス」が、「グローバルコース(文系)」と「サイエンスコース(理系)」に分かれ、「ジェネラルラーニングクラス」は「文系コース」、「理系コース」に分かれます。
芝浦工業大学柏中学校の校舎です。
2023年度中学入試では、受験者数は、第1回、第2回入試は減少、第3回入試は増加となりました。実質倍率は第1回が2.1倍(昨年度2.2倍)、第2回が3.6倍(昨年度6.1倍)となりました。第3回入試は、受験者が増加し、また合格者数が16名と少なかったため、実質倍率は7.3倍(昨年度2.6倍)に大幅に上昇しました。昨年度と増加・減少の傾向が逆となり、一昨年度に戻った感じです。第1回と第2回入試では、希望者に英語リスニングテストが行われ、英検3級相当と判断した場合は10点の加点、それ以上と判断した場合には、英語力に応じてより加点を行いました。
2024年度中学入試について、第1回・第2回入試は国語・算数・社会・理科の4教科に加えて、希望者に英語(リスニング)テストを行います。20~25分程度で、英検3級から2級レベルの出題となります。英検3級以上と認定されると、そのレベルに応じた加点がされます。国語・算数・社会・理科の出題は、2023年度と同傾向の予定です。国語では、物語的文章・説明的文章でそれぞれ70字程度の記述を出題します。なお、2024年度入試からグローバルサイエンスクラス(GSクラス)は発展的解消となり、GSクラス 合格はなくなります。
2023年度大学入試の合格者数は、国公立大では、東京大1名(5年連続合格)、京都大1名、東工大4名、一橋大2名、東京医科歯科大1名など72名(現役過去最高の63名)でした。GMARCH以上に最低1校は合格している生徒の割合は、58.8%(昨年比+10.6%)で、半数以上の生徒は、GMARCH以上の大学の合格を勝ち取っています。また、芝浦工業大学へ内部推薦で進学する生徒は29名でした。
説明会会場の様子です。
ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の芝浦工業大学柏中学校の累計合格実績は70%(61名受験43名合格)です。
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2023-07-14
カテゴリー:塾対象説明会レポート2023
東洋大学京北中学校は、文京区白山にある男女共学の中高一貫校です。東洋大学の設立者である井上円了によって設立された京北中学校が、2015年から新校舎移転と共に東洋大学附属の共学校となりました。
東洋大学京北中学校の正門です。
東洋大学京北中学校は、哲学者である井上円了の「哲学の基にその他がある」という考えから哲学教育を掲げており、「本当の教養を身に付けた国際人」を育てることを目標にしています。その例としては、中学生の必修科目として”哲学”が設置されていることや、哲学エッセーコンテストの実施、希望者による哲学ゼミの実施などが挙げられます。
2024年度中学入試は「哲学教育」思考・表現力入試が廃止され、4科入試以外の入試は2/1午後の第2回入試のみとなります。また、加点制度というものがあります。しかし、加点は圧縮傾向にあります。
①2回以上受験した受験生に、2回目以降の受験において加点
②保護者、きょうだいが卒業生または在校生の場合に加点
2023年度中学入試の出願者数は、入試制度の変更により前年度の698名から大きく減少して528名となりました。
実倍率は、第1回(2/1午前)が3.2倍(4.9倍)、第2回(2/1午後)が3.9倍(3.9倍)、第3回が3.6倍(6.6倍)、第4回が3.6倍(15.1倍)、「哲学教育」思考・表現力入試が8.3倍(7.3倍)です。
( )内は2022年度
2023年度中学入試第1回 各科目から
国語
昨年度までよりも難易度を上げる意図をもって作問された。具体的には本文をより高度な内容のものとし、選択肢を4択から5択に増やした。しかし受験生の平均点は低くなかったため、今後も出題方針は変更しないと思われる。
算数
出題形式は変えず、難易度を少し上げた。大問の後半の問題は正解率が低く、合否の分かれ目は大問2〜大問5の(1)を確実に正解できているかどうかだった。
理科
基礎的な学力を問う問題が出題の中心だが、近年は実験について、操作・比べ方・結果などを問う問題が出題されている。今後も出題する方針とのこと。
社会
全体として短答式の問題は正解率が高く、知識を問う問題では受験生の正答率に大きな差は生まれなかった。一方で、複数の資料をもとに考える問題で差ができており、受験生はその練習にあたるのがよい。
人工芝のグラウンドと校舎です。
東洋大京北中学校は東洋大学の附属校ですので、東洋大学へ進学する生徒が多いのが事実です。しかし学校側としては、東洋大学へ内部進学は選択肢の一つであって、それのみを目標とした指導は行わないと強調しています。むしろ高い目標をもって学習することを生徒に勧めています。実際に東洋大学へ内部進学する生徒の割合は、中入生の約30%、高入生の約50%程です。附属校推薦の定員は160名程度ですが、推薦資格として評定平均や英検、外部模試の偏差値などの基準が設けられております。
・国公立大17名
東京外語大1名、東京都立大3名、横浜国立大1名、千葉大2名、埼玉大1名 等
・私立大
早稲田大14名、慶應大9名、上智大2名、東京理科大10名
明治大42名、青山学院大22名、立教大20名、中央大27名、法政大46名、学習院大18名 等
東洋大175名(附属校推薦114名)
校舎内の様子です。
最後に、
学校説明会・イベント等の詳細については、
こちら まで。
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