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2018年夏期講習パンフレット掲載

2018-05-24

塾対象説明会レポート:三輪田学園中学校

2018-05-24

カテゴリー:塾対象説明会レポート2018,

 三輪田学園中学校は、千代田区九段北にある女子の完全中高一貫校です。1887年に開校し、昨年130周年を迎えました。これを大きなターニングポイントにしたいと考え、新しいロゴをデザインしました。

 三輪田学園ディプロマ・ポリシーは、「誠実で、だれとでも『つながる』ことができ自らの人生を切り拓いて生きる、「徳才兼備」の女性」です。それが、どんな時代にあっても、最も必要なチカラと考えるからで、そのために、新しい取り組みを始めています。

 中1から高1までの全員がiPad Air Miwadaモデルを持ち、授業や部活、e-ポートフォリオ作成等に活用しています。高1の情報の授業では、MacBookを使ってアプリ開発を行っています。

伝統の読書教育とIT教育の両立
「三輪田の読書」
・豊かな感性を育てる
・想像力を育てる
・知識を深める
「タブレットを使った学習」
・視覚や聴覚でアクティブに学ぶ
・発信する
 「三輪田の読書」と「タブレットを使った学習」が補完している。

校外活動も充実しています。
・法政大学 理科実験教室
・外濠水質調査
・成田空港Global Day-trip

 平成30年度中学入試の結果は、午前入試に関しては応募者数、受験者数ともは少し増えました。また、第1回入試(2月1日)に午後入試が新設されました。午後入試では、応募者数、受験者数とも400名近くの数を集めました。今年度は歩留まりが良く、例年より20名ほど多い196名の入学者数となりました。よって繰り上げ合格はありませんでした。
 平成31年度中学入試は、第1回入試(2月1日)の午後入試の募集人員を30名に増やします。それにともなって、午前入試の募集人員は、第1回70名、第2回50名、第3回20名とそれぞれ2名、5名、5名の減少となります。

 平成30年度大学入試の結果は、国公立大学が一橋大、東京農工大など8名合格、早稲田大11名、慶應義塾大4名など早慶上理ICU+MARCHが98名の合格でした。また、医歯薬・看護医療系が87名合格で、そのうち26名が薬学部、看護学部が47名です。医歯薬・看護医療・栄養系へは32名が進学しています。医学部医学科2名を含んでいます。農・生物系は70名合格しています。


三輪田学園の校舎です。

2018年度中学入試結果
・応募者数
第1回午前 2/1
2科生  37名(2017年度 2科生  33名)
4科生 173名(2017年度 4科生 171名)
第1回午後 2/1
2科生 398名
第2回 2/2
2科生  44名(2017 年度 2科生  45名)
4科生 243名(2017 年度 4科生 223名)
第3回 2/3
4科生 251名(2017 年度 4科生 215名)
※帰国生の応募は、第1回午前2科生に1名あり。

・受験者数
第1回午前 2/1
2科生  36名(2017 年度 2科生  32名)
4科生 164名(2017 年度 4科生 153名)
第1回午後 2/1
2科生 384名
第2回 2/2
2科生  20名(2017 年度 2科生  22名)
4科生 146名(2017 年度 4科生 106名)
第3回 2/3
4科生  90名(2017 年度 4科生  63名)

・合格者数
第1回午前 2/1
2科生  29名(2017 年度 2科生  23名)
4科生  87名(2017 年度 4科生 114名)
第1回午後 2/1
2科生 173名
第2回 2/2
2科生  10名(2017 年度 2科生  11名)
4科生  85名(2017 年度 4科生  82名)
第3回 2/3
4科生  41名(2017 年度 4科生  25名)

・繰り上げ合格者数
なし

・合格者最低点(第1回、第2回入試は200点満点、第3回は300点満点)
※第1回午前、第2回入試の合格者の決定方法は、2科生は国・算の合計点を得点とし、4科生は4科合計点を1.5で割った得点と国・算合計点の高い方の得点を採用し、得点順に合格者を決める。
第1回午前 144点(2017 年度 127.0点)
第1回午後 154点
第2回   131点(2017 年度 115.0点)
第3回   193点(2017 年度 213点)

・合格者平均点(国語100点、算数100点、社会50点、理科50点)
第1回午前
国語80.7点、算数80.5点、社会32.2点、理科30.3点
2科164.6点(2科生)、160.1点(4科生)、
4科160.2点(2科換算の得点)
第1回午後
国語81.6点、算数84.6点、
2科166.5点
第2回
国語84.3点、算数65.6点、社会29.6点、理科30.7点
2科156.2点(2科生)、149.1点(4科生)、
4科149.2点(2科換算の得点)
第3回
国語75.5点、算数71.8点、社会34.1点、理科30.6点
2科147.4点、4科212点

・受験者平均点
第1回午前
国語74.3点、算数70.5点、社会30.6点、理科27.8点
2科144.7点、4科145点(2科換算の得点)
第1回午後
国語73.9点、算数74点
2科147.9点
第2回
国語78.8点、算数56.1点、社会27.6点、理科28.4点
2科134.9点、4科135.2点(2科換算の得点)
第3回
国語69.4点、算数57点、社会28.3点、理科26.6点
2科126.4点、4科181.4点


グラウンドです。

2019年度中学入試について
・日程・募集人員・科目
第1回 2/1午前 70名募集 2科・4科選択 
第1回 2/1午後 30名募集 2科
第2回 2/2 50名募集 2科・4科選択 
第3回 2/3 20名募集 4科

※帰国生入試
 11/24(土)  若干名募集
国語(作文)・算数+保護者同伴面接(日本語)

変更点
・募集人員が変更となります。
第1回午前 70名募集
第1回午後 30名募集
第2回午前 50名募集
第3回午前 20名募集
・帰国生入試が11/24(土)になります。

・国語
①7000字以上の長文1題、もしくは中位の長さの文章を2題出題する。
②漢字の読み書きを、10〜15題程度出題する。
③内容の読み取りについては、部分的な読み取りの他に全体の内容を問う問題もある。
④30〜50字程度の記述問題も出題する。
⑤接続詞(「しかし」「そして」など)や副詞(「まったく」「かなり」など)の空所補充問題は頻出。
⑥慣用句の類は、本文に即した形で出題する。単独で出題することはない。
・算数
①出題傾向は大きくは変わらない。
②1枚目は、計算問題と標準的な知識を問う文章題を5〜6題ほど出題する。公式を理解し、使いこなせるようにした上で、類題を何度も繰り返し解いて練習してください。その際、計算間違えもしないように気をつけて取り組みましょう。
③2枚目は、応用問題を3題出題する。例年、グラフや表を使った問題、立体、平面図形の問題などを出題している。ここでは途中式を書くので、普段から答えを導くまでの考え方(式や図)を書く習慣を身につけておきましょう。
④グラフを利用する問題と円周率(3.14)を使う問題は、すべての回に出題します。円の周の長さや面積を求める計算が確実にできるようにしておきましょう。
・社会
①出題範囲・傾向は大きくは変わらない。地理・歴史・公民の各分野からまんべんなく出題する。
②今年も「これだけは覚えておこう!」というプリントを配布するので、ぜひ活用してください。
③都道府県名や庁所在地を問う問題は、今後も必ず出題する予定なので、正しい漢字と地図上の位置がわかるようにしておいてください。地理だけで出題されるとは限りません。
④グラフや資料の読み取り、論述問題も出題する。これらの問題に対応するためにも、過去問をしっかり解いておいてください。
⑤時事問題も出題する。日頃から社会の動きにも気を配っておきましょう。
・理科
①物理・化学・生物・地学の各分野から出題する。小学校の教科書に載っている内容を、実験や観察も含めてよく理解しておくことが大切である。
②実験や観察の目的を、それに用いる器具や薬品、生物の例なども含めてしっかりと理解しておきましょう。
③昨年度は、実験や観察の結果がどうなるか、また、そこから何が分かるかを記述する問題も出題した。
④身のまわりに見られる自然現象、新聞やニュースで報道されるような科学的な話題にも目を向けてください。
⑤表やグラフを正しく読み取った上で考えるタイプの問題や基本的な計算問題も出題するので、暗記に偏ることなく、考えながら学んでいく学習を心がけてください。


正門です。

2018年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大 8名(2017年度15名)
 一橋大1名、東京農工大1名、東京海洋大1名、横浜市立大1名、静岡大1名、
 埼玉県立大2名、神戸市外国語大1名
・私立大
 早稲田大11名、慶應義塾大4名、上智大1名、東京理科大3名
 明治大15名、青山学院大7名、立教大26名、中央大3名、法政大18名、
 学習院大10名 等
・卒業生数160名

 最後に、OPEN SCHOOL6月23日(土)14:00〜16:00で行われます。OPEN SCHOOLでは、授業体験やクラブ体験などができます。予約は こちら まで。説明会等の詳細は、こちら  まで。

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第一志望合格への学習スケジュール2018

2018-05-22

 エクセレントゼミナールでは、父母向け無料公開セミナー「中学受験の基礎講座 第4回:第一志望合格への学習スケジュール」を6月10日(日)10:30〜12:00で開催いたします。

 何度か「中学受験の基礎講座」にご出席頂いている方はご存知だと思いますが・・・・・今回のテーマは、中学入試で重点的に出題される単元を把握して学習に生かしたい方を対象とした内容となります。

 面談時に父母によく相談される質問は・・・・・

 「前に学習した単元が定着していないようなのですが・・・・・積み残しが心配なんです・・・・・応用よりも基本をやり直させたほうが良いのではないでしょうか?」

 「前の復習をするのに、何からどう手をつけたら良いのでしょう??」

 「過去問にはいつ頃から手をつけたら良いのでしょう? そして、どういう順番で演習したら良いのでしょう?」

 「勉強時間が少ない気がするのですが、このままで大丈夫なのでしょうか?」

 というようなものです。つまり受験勉強が佳境になると、あれもできていない、これも苦手、これからの勉強スケジュールをどう立てたらいいのだろう、というお子さんの学習面に対する父母の不安が増大するわけです。

 じゃあ、どうすれば良いのか?

 ズバリ言えば、「入試に良く出題される重点単元を補強」し、「入試までの学習スケジュールに見通しを立て」て、「志望校の過去問の得点力をつけ」ればいいのです。

 しかし、父母の皆さんのほとんどは、入試のプロではありませんから、「何が入試に良く出題されるのか」や「どの時期に何を目標にして勉強するか」がわかっていないことが多いわけです。
 そして、最悪のパターンだと・・・・・早めに志望校の過去問に取り組んだ結果、合格最低点に届かない子どもを責め、自信を失わせ、しかも親ばかりが焦る結果になります。

 手順を間違えたり、調理時間を間違えたりすると、同じ材料を使ってもとんでもない料理になることがありますよね?

 中学受験の場合は、受験生が小学生ですから、受験勉強で何をどうやれば・・・・・というのは全く想像がついていないといっても過言ではありません。だからこそ、御父母の皆さんが正しい指標を持ち、火加減をうまく見てあげる必要があるのですが・・・・・最初のお子さんの中学受験のときはほとんどの方がうまくサポートできないのが普通です。

 ですから今回は、どのタイミングで志望校の過去問に手をつけるかや、どのような単元に重点をおいて復習をするのか、などの学習に関する悩みに焦点を絞って、プロの技を伝授するセミナーとなります(笑)

 なお今回のセミナーの場を借りて、2018年夏期講習の説明もさせていただきますので、塾生以外の方はあしからずご了承くださいますようお願いいたします。

 「中学受験の基礎講座」はどなたでも受講可能な無料公開セミナーです。参加ご希望の方は、参加申込書( PDF )をダウンロードしてからプリントアウトし、申込書に記入後、エクセレントゼミナールへFAX(04―7148―4617)していただければお申し込み受付が完了いたします。もちろん、お電話(04―7148―4619)でも参加申し込みを受け付けております(午後2時〜9時30分)。資料や会場準備の都合がありますので、セミナー前日の6月9日(土)までにお申し込みのほどよろしくお願い申し上げます。
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塾対象説明会レポート:本郷中学校

2018-05-15

カテゴリー:塾対象説明会レポート2018,

 本郷中学校・高等学校は、豊島区駒込にある男子の中高一貫校です。最寄駅はJR山手線の巣鴨駅で、巣鴨駅から徒歩3分と交通の便の良いところにあります。

 2018年度中学入試は、出願方法が変更となり、WEB出願となりました。2015年度から2017年度のまでの3年間は3回合計で2200名を超える応募がありましたが、今年度はWEB出願の影響もあったためか、3回合計で1892名で、昨年度と比べると413名の減少となりました。ただし、受験者数は3回合計で1802名で、昨年度と比べると151名の減少に留まっています。例年第2回の手続者が少ないため、今年度も昨年度、一昨年度に続き、第2回の合格者を大幅に増やした結果、第2回の実質倍率は昨年度と同じ2.0倍でした。繰り上げ合格に関しては、昨年度はありませんでしたが、今年度は3回合計で15名の発表がありました。

 2018年度の大学入試の結果は、国公立大学の合格者が昨年度の107名から92名と減少しました。また、私立大学は定員厳格化により、早慶上理・GMARCHなど多くの大学で合格者数が減少する中、早稲田大の119名(+3名)、中央大の41名(+14名)は合格者数を増やし、上智大は昨年度と同じでした。また医学部の合格者は61名と昨年より増加しました。なお、進路未決定者(浪人)の割合が昨年度34.1%と減少しましたが、今年度は44.9%と大幅に増加しました。

 本郷学園の教育内容としては、「文武両道」「自学自習」「生活習慣の確立」を教育方針として、自分の意見をきちんと人に話すことのできる生徒の育成をめざしています。
 中学では学力均等のクラス編成で、学校生活のベースを築くとともに、学力の定着をはかります。高校2年次からは、高入生との混合クラス編成となり、特進コース(文科・理科)・進学文科コース・進学理科コースに分かれます。
 6年間の学習内容を5年間で修了し、高校3年次を丸ごと受験対策演習にあてられるように、先取り授業を実施しています。高校3年生では、学校設定科目としての受験講座が正規の時間割の中に組み込まれています。


本郷中学校の正門です。


2018年度中学入試結果

・応募者数
2/1 第1回 397名(2017年度  455名)
2/2 第2回 988名(2017年度 1085名)
2/5 第3回 507名(2017年度  765名)

・受験者数
2/1 第1回 390名(2017年度  427名)
2/2 第2回 873名(2017年度  902名)
2/5 第3回 388名(2017年度  473名)

・合格者数
2/1 第1回 143名(2017年度  153名)
2/2 第2回 440名(2017年度  448名)
2/5 第3回  64名(2017年度   42名)
第2回入試の合格者を多めに出した。

・合格最低点(350点満点)
2/1 第1回 225点(2017年度 193点)
2/2 第2回 207点(2017年度 206点)
2/5 第3回 226点(2017年度 239点)

・受験者平均点(国語100点、算数100点、社会75点、理科75点)
2/1 第1回 国語55.8点、算数59.1点、社会50.5点、理科44.7点
2/2 第2回 国語60.5点、算数57.6点、社会40.8点、理科44.3点
2/5 第3回 国語48.3点、算数43.0点、社会51.6点、理科51.1点

・合格者平均点
2/1 第1回 国語61.4点、算数74.8点、社会55.6点、理科51.4点
2/2 第2回 国語68.2点、算数67.1点、社会46.1点、理科51.0点
2/5 第3回 国語58.9点、算数63.2点、社会58.0点、理科59.4点

・繰り上げ合格者数
2/1 第1回 7名(2017年度  0名)
2/2 第2回 6名(2017年度  0名)
2/5 第3回 2名(2017年度  0名)
3回分合計  15名(2017年度  0名)
繰り上げ合格の連絡は、それぞれの回の合格最低点に近い受験生から、電話により連絡をする。その際、複数回実受験者を優遇する。

・入学者数
2/1 第1回 130名(2017年度 136名)
2/2 第2回  87名(2017年度 105名)
2/5 第3回  43名(2017年度  23名)
3回分合計   260名(2017年度 264名)
・不合格者には点数を公表して、再受験する際の目安となるようにしている。


人工芝のグラウンドです。


2019年度中学入試について
・変更点
 出願開始日 1/10(2018年度までは1/20)
・入試日程・募集人員・合否発表・手続締切に変更点はありません。
 第1回 2/1  80名募集 4科目
 第2回 2/2 120名募集 4科目
 第3回 2/5  40名募集 4科目
・繰上合格は、複数回実受験者から選出する。
・帰国子弟の受入優遇(10点加算
《条件》1年を超える期間海外に在留し、帰国後3年以内の日本国籍の者。
 提出書類・海外在住期間と保護者が同伴していることを会社が証明した書類
 (WEB出願後に提出)

2018年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大 92名(2017年度 107名)
 東京大17名、京都大3名、一橋大10名、東京工業大10名、東京農工大4名、電気通信大1名、東京学芸大5名、東京海洋大2名、首都大東京2名、横浜国立大3名、千葉大5名、埼玉大2名、筑波大6名、北海道大3名、東北大1名、大阪大1名 等
・私立大
 早稲田大119名、慶應義塾大74名、上智大37名、東京理科大92名
 早慶上理計 322名(2017年度 362名)
 明治大126名、青山学院大14名、立教大25名、中央大41名、法政大40名、学習院大7名、GMARCH計 253名(2017年度 293名)
・医学部医学科 61名
・卒業生数 303名



説明会会場は2号館地下2階の講堂です。


最後に説明会・学校見学・行事の紹介です。

中学校
・学校説明会  *予約不要
 5月19日(土) 14:00〜  講堂 終了後 校内見学
 9月 2日(日) 10:30〜  講堂 終了後 校内見学
10月13日(土) 14:30〜  講堂 終了後 校内見学

・入試説明会(入試問題傾向解説あり)  ※HPで登録制
11月 1日(木) 10:30〜  講堂 終了後 授業見学
11月24日(土) 14:00〜  講堂 終了後 校内見学

・夏休み見学会  *1ヶ月前からHPにてWEB予約開始
 7月15日(日)   ①9:30〜 ②13:00〜 ③16:00〜 
・親子見学会   *1ヶ月前からHPにてWEB予約開始
12月23日(祝)   ①10:30〜 ②14:00〜 
・オープンキャンパス体験入部  ※9月からHPにてWEB予約開始
10月 6日(土) 14:00〜16:00
※体験授業、クラブ活動体験入部、入試相談コーナー開設

中学・高校
・学校公開行事
体育祭  6月13日(水) グラウンドにて中高合同で実施
本郷祭  9月15日(土)、16日(日) 
中高合同で実施 入試相談コーナー設置

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高1から始める難関大学合格への学習スケジュール2018

2018-05-10

 来る5月27日(日)10:30〜12:00にエクセレントゼミナールにおいて、無料公開セミナー「大学受験の基礎講座 第2回:高1から始める難関大学合格への学習スケジュール」を開催いたします。

興味のある方なら、どなたでもご参加いただけますので、参加ご希望の方は参加申込書をダウンロード(PDF)してからプリントアウトし、申込書を記入後、エクセレントゼミナールにFAX(04―7148―4617)していただければお申し込みが完了いたします。もちろん、お電話(04―7148―4619)でも参加申し込みを受け付けております(電話受付は13:00〜21:00)ので、奮ってご参加ください!

 私自身もそうでしたが・・・・・中高一貫校に通う生徒は、高校受験が無いこともあって、中3〜高1の時期に必ず「中だるみ」を起こします(笑) もちろん学校では、勉強だけではなく部活や学校生活から学ぶことも多いですし、一番感性が磨かれるべき時期に、机上で勉強だけしていれば良いと私は思っているわけではありません。

 しかし、たいていの中高一貫校では・・・・・「大学受験のために、今の時期にどういう勉強をしたら良いのかがわからない」、「きっと高2や高3になったら、学校が受験勉強の面倒を見てくれるだろう」、「とりあえず、今は部活のことしか頭に無い」・・・・・というのが一般的な中3や高1です(笑)

 大学受験は、中学受験と違って親が主導するのではなく本人主導で進まざるを得ません。しかし、大学で何を勉強したいか、とか何の職業に就きたいかとか・・・・・そうしたことには何のイメージも浮かばないのが中3〜高1の時期ですから、ある意味、自分の進路についていろいろと考えるのは後回し(高2や高3)にして、とりあえず大学受験のための基本的な勉強をしておくほうが、実は時間の無駄が少ないのです。

しっかりとした将来の見通し(野望?)を持たない、理系科目も文系科目も両方得意な優秀な生徒ほど、自分の進路は未確定ですから・・・・・学校から理系志望か文系志望かを問われて初めて、進路について悩み始める生徒も多いものです。といっても・・・・・悩んで出た結論が、「数学が得意だから理系志望」とか、「金と地位が約束されるから医学部志望」とか・・・・・基本的に小学生の夢に毛の生えた程度のものに過ぎないのが一般的です(苦笑)

 もちろん自分の経験上、それを一笑に付す気はありませんが・・・・・もっと具体的な将来像や具体的な解決策(志望学部に合格するためには、どの科目をどの時期までにどこまで勉強すればよいか等)を親や教師や先輩が示す必要があります。たいていは高2や高3になると親の言うことほど聞かなくなるので・・・・・素直なうちに、ある程度子どもに情報を与えておくことが非常に重要になるわけです。その意味で、親が大学入試のしくみや受験科目のしくみなどの知識を正確に知っていて・・・・・タイミングを見て子どもにアドバイスできる見識をつけておくことは、親の威厳を保つために大変重要です(笑)具体的な解決策と指示を示さずに、「自分たちの頃は・・・・・」という昔話を説教したら、子どもは二度と親には相談しなくなりますからお気をつけください(笑) この記事が参考になった方は応援クリックをお願いいたします!!


塾対象説明会レポート:鴎友学園女子中学校

2018-05-08

カテゴリー:塾対象説明会レポート2018,

 鴎友学園女子中学校は、世田谷区宮坂にある女子の完全中高一貫校です。1935年に創設され、今年で83年になります。最寄駅は、小田急線の経堂駅または、世田谷線の宮の坂駅になります。
 鴎友学園では創立以来、キリスト教の精神を基盤に「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造(そうぞう)」を校訓として心の教育を行っています。神から社会の中で生きる私たちに与えられた「慈愛(あい)」で他人を思いやり、自分を大切にする心を育んでいきます。また、神から与えられた可能性を一人ひとりが発見し、その可能性を「誠実(まこと)」に伸ばし、社会の中で発揮して「創造(そうぞう)」的に生きることができるような人物を育てていきます。鴎友学園では学力の充実とともに、社会性の獲得を学校の大切な役割と考えています。


鴎友学園の正門です。

中学入試について
第1回入試
・出願者数、受験者数ともに3年連続増加
・昨年度に比べ、ボーダーライン上に受験生が集中
・合格者数は昨年度より10名減
・入学者数は昨年度並み
第2回入試
・受験者数が初めて300名を超えた
・再チャレンジ率が上昇(83.9%→87.6%)
・再チャレンジ受験生の合格率も上昇(14.8%→16.4%)
・再チャレンジ受験生の入学率も上昇(91.0%→92.8%)
・再チャレンジ合格者27名の4教科の合計点(400点満点)は平均で50点上昇
 最高は85点上昇
 合格者の上位1/3に4名 ※ボーダーの合格だけではない
参考)4教科の合計点を比較すると
・再チャレンジの受験生全体では、平均23.2点上昇
・全受験者の平均点は、7.9点しか上がっていない。

 鴎友学園女子中学校の理科・社会の入試問題は、カラー印刷になっています。また、国語の入試問題は記述式で、字数制限のない問題もありますので、実物の入試問題で練習する必要があります(1行の字数の目安は、25字から30字です)。鴎友学園のホームページに最近3年分の入試問題(入試問題はこちら)がありますので、こちらを利用すると良いでしょう。

 平成30年度大学入試の結果 国公立大学への進学率が30.0%、難関私立大(早慶上理ICU)22.3%と国公立大学と難関私立大を合わせると52%と過半数の生徒が進学しています。また、幅広い進路選択が可能で、芸術系に進学する生徒もいます。


鴎友学園のグラウンドです。説明会当日の天気は雨でした。

2018年度中学入試結果
・応募者数
第1回 486名(H29年度 463名、H28年度 452名)
第2回 509名(H29年度 486名、H28年度 517名)
同時出願者数315名で、過去最高だった。

・受験者数
第1回 469名(H29年度 453名、H28年度 434名)
第2回 312名(H29年度 269名、H28年度 274名)

・合格者数
第1回 231名(H29年度 241名、H28年度 261名)
第2回  98名(H29年度  74名、H28年度  44名)

・入学率(入学者数÷合格者数)
第1回 82.3%(H29年度 80.1%、H28年度 84.7%)
第2回 65.3%(H29年度 67.6%、H28年度 50.0%)

・合格最低点(400点満点)
第1回 236点(H29年度 214点、H28年度 223点)
第2回 267点(H29年度 254点、H28年度 255点)

・入学者数
254名(H29年度 243名、H28年度 243名)

各科目より
国語
・入試の特徴
文章量は、文学的文章と説明的文章を併せて8000字前後。
すべて記述式の解答
・入試問題の構成
1.文学的文章
・物語の設定を確認する問題
・表現や心情を読み取る問題
・物語のテーマに関する問題
2.説明的文章
・話題に関連した問題
・テーマに関わる問題
・筆者の考えや問題提起を問う問題
3.漢字の書き取り
・教育漢字より5題
・入試で見たい力
 受信する力
 まとまった文章を読み、情報の整理をしたり、相手のメッセージを読み取ったりする力
 発信する力
 理解したものを再構成し、自分で表現する力
 文章読解力
 記述力、語彙力
・採点方法
「要素」「加点」方式
要素としている事柄が入っていれば加点していく。
部分点あり。
・設問作成で意識していること
場面展開を意識した問いになっている。
問いは、後の問いのヒントになっている。
設問は、展開・変化をつかむヒントになる。
・記述問題の学習法①
 =国語の基本的な勉強法
色々なジャンルの本を読む。
※時代・空間・世代が違う作品
その内容を誰かに説明する。
場面ごとの「構成」を図式化する。
「図式化」したものを文章化する。
全体の「あらすじ」「要点」を五十字〜百字程度でまとめる。
・記述問題の学習法②
 =「練習」が必要
 解くときは
  解答は本文の中の表現から根拠を探しながら作る。
  自分の解答を声に出して読む。
  (一回で読める文章にすることをめざす。)
 解き終えたら
  過去問を解き、事例集を見ながら要素ごとの採点をする。
  正解の文章と照らし合わせる。解答例を書き写す。

・国語力とは「論理的読解力」
 基礎 文章を正しく読み取ることが学習の基礎になる。(=受信・情報の整理)
 まとめ 幅広い分野の知識があって、はじめて文章が読み取れる。
 基本は国語力(論理力)

合否の差が特に大きかった問題(正答率)
第1回 三 (5) 差 19.4% 漢字の書き取り「品行方正」
第2回 三 (3) 差 18.6% 漢字の書き取り「貸借」

算数
・8題程度
全問記述式
・問題の構成
 計算問題(2018年度から)
代数の定番(人数、お金、個数など)
速さと時間
図形 平面図形(角度、線分の長さ、面積)、立体図形(表面積、体積)、点の移動
場合の数、演算記号、数の規則性
グラフの読み取り、グラフの利用

2019年度について
・出題形式(途中の記述)は例年通り
・鴎友の定番 特に比と割合 平行四辺形 速さ
・読解力と分析力
・最後まであきらめない

合否の差が特に大きかった問題(正答率)
第2回 3 差 35.2% 売買損益
第1回 8(1) 差 32.1% 速さ(グラフ)
第1回 8(2) 差 31.4% 速さ(グラフ)
第2回 7(1) 差 30.1% 速さ(グラフ)

社会
出題コンセプトと求める解答
・基礎知識を問う問題
 これまでの学習量を測る
・与えられた情報に自分の知識を組み合わせて答える問題
 学習の深まりを測る
  ↓
・要素が不足することなく入った解答
・題意に沿った解答

社会学習におけるポイント
①基礎・基本を大切にする
 ・作図・読図 手を動かす作業に慣れる
 ・歴史事項の把握 いつ、どこで、誰が、何を? 出来事の順番・因果関係
 ・日本国憲法 基本的な条文をおさえる
 ・基本用語 自分の言葉で説明できるか?

②問題文を正確に読み取り、的確に答える
 写真、グラフ・史料など資料に触れる
 → 初見の資料でもあわてずに対応

2019年度に向けて
 「基礎を確実に固める」
<記述問題に答えるときの注意事項>
・問われていることに対応しているか?
・主語と述語が結びついているか?
・誤字や文法的におかしな表現はないか?

合否の差が特に大きかった問題(正答率)
第2回 2問7 差 32.9% 神奈川県にある関所の名前
第2回 2問8 差 26.4% 酒田が東西航路の拠点として発展した理由
第2回 2問9 差 24.6% 藩から県になる過程の藩・県の名前
第2回 2問4 差 24.3% 律令政治における地方を統治するしくみ

理科
鴎友学園の理科が受験生に求めるもの
・基本的な知識を使う力
・情報を整理する力
・考えたことを表現する力
学習する際に心がけて欲しいこと
・基本的な知識をしっかり身につける。
・問題文を丁寧に読む習慣をつける。
・自分が何をしようとしているのか分かるように、整理して書く。
・グラフは意味を考えながらかく。

合否の差が特に大きかった問題(正答率)
第1回 4問6 差 40.3% 地震の発生時刻
第2回 4問6 差 36.9% グラフが示す南中高度の値
第1回 4問5_S波 差 36.5% S波の速さ
第1回 4問7 差 33.2% 緊急地震速報からS波が到達するまでの時間


説明会会場の様子です。

2018年度大学受験結果(合格者数)
・国公立大…92名(H29年度94名)
東京大6名、一橋大4名、東工大6名、東京医科歯科大1名、東京外語大7名、お茶ノ水女子大10名、東京藝術大2名、東京農工大6名、東京学芸大3名、東京海洋大2名、電通大2名、首都大東京7名、横浜国立大6名、千葉大4名、筑波大4名、横浜市立大2名、北海道大2名、東北大3名、大阪大1名 等 
・私立大
早稲田大59名、慶應義塾大58名、上智大48名、東京理科大62名、ICU10名、明治大101名、青山学院大33名、立教大84名、中央大36名、法政大32名、学習院大6名 等
卒業生数 220名(H29年度259名)


 最後に、学校説明会詳細はこちら)は第1回が5月19日(土)10:00〜11:3014:00〜15:30にあります。学校説明会は予約制(第1回は予約受付中)になります。また、オープンキャンパス7月7日(土)9:30〜15:30に行われます。

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