塾対象説明会レポート:三輪田学園中学校
2022-05-27
カテゴリー:塾対象説明会レポート2022
三輪田学園中学校は、千代田区九段北にある女子の完全中高一貫校です。1887年に開校し、今年度は136年目になります。2021年度に制服がリニューアルされました。
1.三輪田学園の伝統・校訓・教育理念
①伝統 1887年創立の伝統
②校訓 「誠のほかに道なし」
誠実であることが人として最も大切な在り方・生き方である
③教育理念「徳才兼備」
徳:豊かな人間性
才:高い知性
2.三輪田学園がこれからも大切にすること
生徒の遅刻や欠席が少ない、安心して通える学校
生徒ひとり一人に向き合い、生徒の希望進路のためにできることは何でもする。
3.自らの人生を自分自身で切り拓いていくことのできる逞しくもしなやかな女性」となるための盾と矛
①自分自身を守る「盾」
人間教育:「誠のほかに道なし」
教科教育:英語とICTの力
②人生を切り拓く「矛」
得意科目からのアプローチ
哲学対話、卒業論文、MIWADA-HUBなど興味関心からのアプローチ
校舎とグラウンドです。
2022年度中学入試結果
応募者数は合計で、1180名(260名増)、受験者数は合計で880名(213名増)となりました。また、平均点も昨年度より高くなりました。新しく導入した英検利用入試も好調で、来年度は募集人数を5名から10名に増やします。
各科目から
・国語
出題方針・見たい力
8000字以上の長文1題、もしくは中位の長さの文章を2題出題する。「作品として読ませたい」文章を意識して選んでいる。そのような文章を限られた時間に読みこなす力があるか、読み取った内容を様々な設問形式に応じてアウトプットする力があるかを見ている。
出題分野・内容
・本文のジャンルに特定の偏りはない。小説・随筆・説明文などテーマも様々。
・選択問題、抜き出し、空所補充による説明文の作成、記述問題などをバランスよく出題している。
・漢字は読み書きで15〜20題程度、語句の知識や慣用句は、原則として本文に即した形で問う。
・副詞(「まったく」「かなり」など)、接続詞(「しかし」「そして」など)やの空所補充は頻出。
・記述は50字を超える字数の問題を出題することもある。
・算数
出題方針・見たい力
・小学校の算数で習う基本的内容が理解できているか。
・問題文やグラフ、表を読みとり、解法を導く力が身についているか。
途中の考え方や途中式を書くことができるか。
出題分野・内容
大問1:計算問題3題
大問2:比・割合、道のり・速さ・時間の関係など、基本的内容を問う小問を6題。
大問3、4、5:表やグラフ、図を読み取る問題。途中式を書いてもらう。
※円周率を3.14として計算する問題、グラフからの読み取り問題は必ず出題している。
・社会
出題方針・見たい力
・基本的な知識を問う問題を出題する。
・グラフや資料を出題し、グラフの作成能力や、資料の読み取り能力を見る。
・論述問題も出題し、説明する文章を書く力を見る。
・時事問題も出題するので、日頃から社会の動きに気を配っておきましょう。
出題分野・内容
・地理・歴史・公民各分野から満遍なく出題する。
・都道府県名や庁所在地を問う問題は必ず出題する。正しい漢字で書けるように。また、地図上の位置がわかるようにしておく。
・理科
入試問題の基本方針
理科の4分野(物理・化学・生物・地学)から満遍なく出題する。小学校の教科書に載っている内容がきちんと理解できているかどうかを確かめる問題を多く出題し、特に実験や観察において、実験の方法、結果、その考察を通して、論理的に考える力が備わっているかどうかを判断する。また、表やグラフの読み取り、基本的な計算問題、グラフを描く問題も出題する。さらに、身のまわりの自然現象に興味関心を持っているかという観点も加えながら問題を作成している。
2023年度中学入試の変更点
・一般入試募集人数の変更
第1回 2/1午前B(英検利用)
5名募集から10名募集へ
第2回 2/2午前A(2科・4科選択)
40名募集から35名募集へ
・帰国生入試
①入試当日の英語の試験を廃止
②2019年度以降に取得した英語検定3級以上または各種英語検定でCEFR A1レベル以上(要相談)が出願条件
下記の英語のみなし点と算数の合計点で判定
英検 3級(CEFR A1レベル) :80点
英検準2級(CEFR A2レベル) :90点
英検 2級(CEFR B1レベル)以上 :100点
この道の先に正門があります。
ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の三輪田学園中学校の累計合格実績は89%(9名受験8名合格)です。
最後に、学校説明会等の詳細は、こちら まで。
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