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塾対象説明会レポート:三輪田学園中学校

2019-06-28

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 三輪田学園中学校は、千代田区九段北にある女子の完全中高一貫校です。1887年に開校し、今年度は133年目になります。
 三輪田学園ディプロマ・ポリシーは、「誠実で、だれとでも『つながる』ことができ自らの人生を切り拓いて生きる、「徳才兼備」の女性」です。創立当初から変わらぬ、三輪田普遍の教育理念を根幹にしながら、多様化する現代社会に対応できるスキルを兼ね備えた女性を育成することをディプロマ・ポリシーとして掲げ、目標実現に向けた様々なカリキュラムに取り組んでいます。
 「つながる」力を育てるためのカリキュラム・ポリシー
5つの力とその主な活動内容
1.世界に興味関心を持ち、学び続ける力
 イングリッシュキャンプ(中2)
 カナダ語学研修(高1・希望者)
 マルタ海外研修(希望者) 他
2.問題を解決する論理的思考力
 社会科の観点から「学びたい」を探究した卒業論文(中3)
 解答までのプロセスを重視した授業(数学)
 中学3年間で約100回の多彩な実験・実習(理科) 他
3.リーダーシップとフォロワーシップ
 生徒運営の学校行事(運動会・三輪田祭・校内音外会・球技大会)
 中高生が一緒に活動する27のクラブ活動
 生徒同士が「教え合い」「学び合う」共同学習の授業
4.対話する力・共感する力
 グループワークをはじめ、対話・共感スキルを高める道徳の授業
 生徒と担任教師がしっかりと向き合える面談の実施(面談習慣)
 地域や企業の方とともに外濠再生を考える「外堀市民塾」参加
 校長室の開放・談話室などコミュニケーションが広がる環境 他
5.確かな職業観に基づく人生設計力
 職業への意識と社会とのつながりを深めるボランティア活動(中2・高1)
 職業インタビューや卒業生による講演会を通じ、自分の将来を考察
 大学模擬講義(高1・2)や法政大学との連携プログラムで、大学での学びを体感

 2019年度中学入試の結果は、応募者数・受験者数はほとんどの入試で減少しましたが、第1回午後入試と第3回入試で入学率が大幅に上昇しました。昨年度も歩留まりが良かったのですが、今年度はさらに良く、昨年度より17名多い213名の入学者数となりました。よって繰り上げ合格はありませんでした。

 2020年度中学入試は、
 2/2の第2回午前入試に、英検級+2科(国・算)10名募集を新設します。合格判定の仕方は、国語・算数のどちらか高い方の得点と、英検の所得級によるみなし点の合計で判定します。英検のみなし点は、英検4級(スコア1000点以上)が80点、3級が90点、準2級以上が100点となります。
 また、帰国生入試が11/30(土)になり、A 国語(作文)・算数+保護者同伴面接に加え、B 英語・算数+保護者同伴面接を新設します。A・Bともに、得点と面接の総合で合否の判定を行います。
 2019年度大学入試の結果は、国公立大学が東京第外大、東京藝大など7名合格、早稲田大7名、慶應義塾大2名など早慶上理ICU+MARCHが72名の合格でした。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の三輪田学園中学校の累計合格実績は100%(8名受験8名合格)です。


三輪田学園の正門です。

2019年度中学入試結果
・応募者数
第1回午前 2/1
2科生 32名、4科生 111名(2018年度 2科生 37名、4科生 173名)
第1回午後 2/1
2科生 281名(2018年度 2科生 398名)
第2回 2/2
2科生 46名、4科生 181名(2018年度 2科生 44名、4科生 243名)
第3回 2/3
4科生 230名(2018年度 4科生 251名)
・受験者数
第1回午前 2/1
2科生 31名、4科生 103名(2018年度 2科生 36名、4科生 164名)
第1回午後 2/1
2科生 266名(2018年度 2科生 384名)
第2回 2/2
2科生 23名、4科生  79名(2018年度 2科生 20名、4科生 146名)
第3回 2/3
4科生  78名(2018年度 4科生 90名)
・合格者数
第1回午前 2/1
2科生 18名、4科生  81名(2018年度 2科生 29名、4科生  87名)
第1回午後 2/1
2科生 204名(2018年度 2科生 173名)
第2回 2/2
2科生 18名、4科生  64名(2018年度 2科生 10名、4科生  85名)
第3回 2/3
4科生 51名(2018年度 4科生 41名)
・合格者最低点(第1回、第2回入試は200点満点、第3回は300点満点)
※第1回午前、第2回入試の合格者の決定方法は、2科生は国・算の合計点を得点とし、4科生は4科合計点を1.5で割った得点と国・算合計点の高い方の得点を採用し、得点順に合格者を決める。
第1回午前 122.7点(2018年度 144点)
第1回午後 130点(2018年度 154点)
第2回   118.0点(2018年度 131点)
第3回   185点(2018年度 193点)
・合格者平均点(国語100点、算数100点、社会50点、理科50点)
第1回午前 国語70.7点、算数73.6点、社会32.5点、理科33.4点
2科152.7点(2科生)、142.5点(4科生)、
4科143.9点(2科換算の得点)
第1回午後 国語75.5点、算数75.9点、
2科151.5点
第2回 国語78.2点、算数69.9点、社会28.3点、理科30.5点
2科144.9点(2科生)、149.0点(4科生)、
4科138.5点(2科換算の得点)
第3回 国語73.6点、算数78.4点、社会34.2点、理科26.3点
2科151.9点、4科212.4点
・受験者平均点
第1回午前 国語66.4点、算数67.9点、社会31.4点、理科32.5点
2科134.3点、4科135.2点(2科換算の得点)
第1回午後 国語71.4点、算数71.6点
2科143.0点
第2回 国語75.0点、算数63.0点、社会26.9点、理科29.7点
2科137.8点、4科140.4点(2科換算の得点)
第3回 国語68.2点、算数69.2点、社会31.5点、理科24.2点
2科137.4点、4科193.1点


三輪田学園の校舎です。

2020年度中学入試について
変更点
・第2回午前B入試として、英検級+2科(国・算)10名募集を新設。
・帰国生入試が11/30(土)になります。
 また、英語・算数+保護者同伴面接(日本語)を新設。

・日程・募集人員・科目
第1回 2/1午前 70名募集 2科・4科選択 
第1回 2/1午後 30名募集 2科
第2回 2/2午前A 40名募集 2科・4科選択
第2回 2/2午前B 10名募集 英検級+2科(国・算)(新設)
第3回 2/3午前 20名募集 4科

※帰国生入試
 11/30(土) 若干名募集
A国語(作文)・算数+保護者同伴面接(日本語)
B英語・算数+保護者同伴面接(日本語)(新設)

・国語
出題方針・見たい力
 8000字以上の長文1題、もしくは中位の長さの文章を2題出題する。「作品として読ませたい」文章を意識して選んでいる。そのような文章を限られた時間に読みこなす力があるか、読み取った内容を指定字数で過不足なくまとめる表現力があるかを見ている。
出題分野・内容
 選択問題、抜き出し、空所補充による説明文作成、記述問題などをバランスよく出題する。
 漢字は読み書きで15題程度出題する。語句の知識や慣用句は、ほとんどの場合本文に即した形で問う。
 副詞(「まったく」「かなり」など)・接続詞(「しかし」「そして」など)やの空所補充は頻出。
 記述問題は50字程度の字数を出題することもある。
・算数
出題方針・見たい力
 小学校の算数で習う基本的内容が理解できているか。
 問題文やグラフ、表を読みとり、解放を導く力が身についているか。途中の考え方や途中式を書くことができるか。
出題分野・内容
 大問1:計算問題3題
 大問2:比・割合・道のり・速さ・時間の関係など、基本的内容を問う小問を5〜6題。
 大問3、4、5:表やグラフ、図を読み取る問題。途中式を書いてもらう。
 ※円周率を3.14として計算する問題は必ず出題している。
・社会
出題方針・見たい力
 地理・歴史・公民各分野から満遍なく、基本的な知識を問う問題を出題する。
 グラフや資料の読み取り、論述問題も出題する。
 時事問題も出題するので、日頃から社会の動きにも気を配っておこう。
出題分野・内容
 「これだけは覚えておこう!」というプリントを配布するので、ぜひ活用してください。
 都道府県名や庁所在地を問う問題は必ず出題する。正しい漢字と地図上の位置がわかるようにしておいてください。
・理科
出題方針・見たい力
 2020年度も物理・化学・生物・地学の各分野から出題する。小学校の教科書に載っている内容を、きちんと理解しておくことが大切である。特に実験や観察については、その結果だけではなく、どのような材料や薬品を用いて、どのような手順で行えば良いのかを理解してください。また、その結果から分かることや考えられることを自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。さらに、身のまわりに見られる自然現象や、新聞やニュースで報道されるような科学的な話題にも目を向けてください。また、表やグラフを読み取った上で考えるタイプの問題や、基本的な計算問題も出題するので、暗記に偏ることなく、考えながら学んでいく学習を心がけてください。
出題分野・内容 (昨年度第1回の例)
 1 二酸化炭素の性質、2 磁石や電磁石の性質とリニアモーターカー、3 ムラサキキャベツと水溶液の性質、4 ハスの葉のロータス効果、5 火山の特徴と火山灰の関係


説明会会場の講堂です。

2019年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大 7名(2018年度8名)
 東京外大1名、東京藝大1名、首都大東京3名、高知大1名、高知県立大1名
・私立大
 早稲田大7名、慶應義塾大2名、上智大4名、東京理科大2名
 明治大10名、青山学院大6名、立教大15名、中央大3名、法政大19名、学習院大4名 等
・卒業生数154名

 最後に、学校説明会等の詳細は、こちら  まで。

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塾対象説明会レポート:足立学園中学校

2019-06-19

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 足立学園中学校は、足立区千住旭町にある男子の中高一貫校です。JR常磐線や、東武伊勢崎線、つくばエクスプレス、東京メトロ千代田線の北千住駅から徒歩2分と、交通の便の非常に良いところにあります。足立学園中学校は、足立の地に中等教育の場をという地域の熱意に応え、1929年に創立されました。2007年には、耐震設備に力を入れた新校舎が完成しました。新校舎には12教室分の広さを持つ座席数268席の自習室があり、年間を通して朝7時から夜8時まで利用できます。また、食堂も開放していますので、自習する環境は整っています。体育館は、地上4階、地下1階、屋上(5階)にはテニスコートもあります。

 足立学園のコース編成は、中学では「特別クラス」「一般クラス」の2つのコースがあります。「特別クラス」難関国立大学や海外難関大学への現役合格を目標としたクラスです「一般クラス」数学、漢字、英単語のテストを定期的に行い、学力定着を図り難関私立大学への現役合格を目指します
 高校からは「探究コース」「文理コース」「総合コース」に分かれます。「探究コース」「答えのない課題に向き合い探究する能力」の育成を目指します。「課題研究」「進路研究」の2つを軸として授業を行います。目指す大学は東京大学をはじめとする難関国公立大学・海外難関大学です。「文理コース」1年次に基礎的な学力を定着させ、2年次から文系と理系に分かれ、仲間と切磋琢磨しながら自主的に学び、難関大合格を実現する力を身につけます目指す大学は早稲田大学、慶應義塾大学をはじめとする最難関私立大学です。「総合コース」2年次から文系と理系に分かれ、基礎的な学力を身につけることで、スポーツや芸術等の得意な分野を生かし、総合型選抜(AO・自己推薦入試など)を視野に入れ、自ら課題を選択し、志望大学への合格を目指します目指す大学はGMARCHをはじめとする難関私立大学です。

 先端のICT教育も積極的に導入しています。自宅にいても課題を提出したり、授業内容を確認したりできます。電子黒板とタブレット端末などを活用。ICT機器を使いこなし、どこにいても人の役に立てる人間を目指します。


足立学園のグラウンドと校舎です。

2019年度中学入試結果
一般入試第1回 2/1午前
出願者数 2科73名、4科82名
受験者数 2科68名、4科68名
一般合格者数 2科51名、4科51名
補欠合格候補者数 2科 2名、4科11名
入学者数 2科42名、4科22名
一般入試第2回 2/2午前
出願者数 2科81名、4科96名
受験者数 2科22名、4科24名
一般合格者数 2科 6名、4科18名
補欠合格候補者数 2科 8名、4科 3名
入学者数 2科11名、4科16名
一般入試第3回 2/3午前
出願者数 2科175名
受験者数 2科27名
一般合格者数 2科16名
補欠合格候補者数 2科 4名
入学者数 2科12名

特別奨学生入試第1回 2/1午前(適性検査入試)
出願者数 55名
受験者数 53名
特別奨学生合格者数 10名
一般合格者数 30名
入学者数
特別奨学生 1名
一般 7名
特別奨学生入試第2回 2/1午後
出願者数 171名
受験者数 153名
特別奨学生合格者数 17名
一般合格者数 109名
入学者数
特別奨学生 9名
一般 48名
特別奨学生入試第3回 2/2午後
出願者数 181名
受験者数 99名
特別奨学生合格者数 10名
一般合格者数 59名
入学者数
特別奨学生 9名
一般 2名
特別奨学生入試第4回 2/3午後
出願者数 182名
受験者数 87名
特別奨学生合格者数 6名
一般合格者数 67名
入学者数
特別奨学生 2名
一般 7名

・合格者最低点(2科200点満点、4科300点満点、適性検査300点満点)
一般入試第1回 2/1午前
2科110点、4科160点
一般入試第2回 2/2午前
2科105点、4科160点
一般入試第3回 2/3午前
2科111点
特別奨学生入試第1回 2/1午前(適性検査入試)
特別奨学生 178点、一般 127点
特別奨学生入試第2回 2/1午後
特別奨学生 210点、一般 130点
特別奨学生入試第3回 2/2午後
特別奨学生 196点、一般 150点
特別奨学生入試第4回 2/3午後
特別奨学生 232点、一般 166点

2020年度中学入試について
変更点
一般入試第1回が第一志望入試(志入試)になる。
選抜方法 2科目(国・算)・親子面接・エントリーシート・通知表
エントリーシートには、志望理由100字、入学後の抱負や将来の目標100字

一般入試
第1回(志入試) 2/1午前 75名募集
 2科目・親子面接・エントリーシート・通知表
第2回 2/2午前 15名募集 2科目・4科目選択
第3回 2/3午前 10名募集 2科目・4科目選択

特別奨学生入試
第1回 2/1午前 10名募集 適性検査
第2回 2/1午後 15名募集 4科目
第3回 2/2午後 10名募集 4科目
第4回 2/3午後  5名募集 4科目
※合格は成績順に、3パターン
 特別奨学生合格 入学時納入金と授業料・教育充実費を免除、特別クラス在籍
 特別クラス合格 特別クラス在籍
 一般スライド合格 一般クラス在籍
※毎年、特別クラスに入れるチャンスと、特別奨学生になれるチャンスがある。


足立学園の正門です。

2019年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大13名
 東京大1名、首都大東京1名、筑波大3名、千葉大2名、埼玉大1名、東北大1名等
・私立大
 早稲田大11名、慶應義塾5名、上智大3名、東京理科大14名、
 明治大20名、青山学院大7名、立教大7名、中央大15名、法政大12名、学習院大11名、東洋大43名、日大50名 等

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塾対象説明会レポート:跡見学園中学校

2019-06-13

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 跡見学園中学校は、文京区大塚にある女子の中高一貫校です。丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分、都心とは思えない広々とした敷地に、吹き抜けの6階建て校舎、地下2階の温水プール、大小のアリーナ、など素晴らしい設備に目を奪われてしまいます。

 跡見学園は明治8年(1875年)、大阪出身の跡見花蹊(かけい)によって創設されました。今年で144周年になります。幕末から明治維新を経て、移りゆく時代の中、その生涯を時代とともに生きる女性の育成に捧げてきました。どの時代においても「学問する」ということは知識や教養を深めるということだけではなく、強く生きるための「人間力」を鍛えます。その跡見花蹊の理念に基づき、数年後に控えた大学受験をきっかけに「学ぶ」ということの意味を考え、「学ぶ」ことによって自分自身を鍛えることの意義を実感することが出来るはずと考え、様々な取り組みを進めております。

 跡見学園では、以下のような「本物に触れる」さまざまな校外学習を行っています。
理科
小石川植物園・葛西臨海水族園・上野動物園・国立科学博物館など
芸術科
音楽会:オーケストラ・バレエ・室内楽など
国立博物館・能狂言・歌舞伎・文楽・雅楽など
社会科
江戸東京博物館・裁判傍聴など
平和学習
丸木美術館・朗読劇鑑賞と参加・原爆先生講演・広島平和記念資料館など

 また、個性と才能を引き出し伸ばす、跡見独自のコンテンツとして、「放課後プログラム」が用意されています。「難関大学受験クラス」などの「学習系」の他に、「英検・英語講座」などの「語学系」や、「茶道」・「華道」・「筝曲」などの「文科系」もあり、クラブや委員会活動などと組み合わせて、自分だけの放課後をデザインすることができます。

 2019年度中学入試では、出願者・受験者・入学者ともに2年連続で増加しました。特待生の入学者も増加しました。また、Iクラスの入学者が大幅に増加(昨年度より40名増加)しました。

 2020年度の中学入試の変更点が2点あります。1点目が、Iクラス・Pクラスを区別しない一括募集となります。また、2点目が、2/2午後の特待入試第2回を「国語力重視型入試」に変更します。「国語力重視型入試」とは、国語、算数の2科の入試で、合格判定を国語1科のみの得点と、国語・算数2科の合計点の両方を用います。国語1科のみの得点で一定程度合格者を決定する入試です。

跡見学園の正門です。

2019年度中学入試結果
帰国生入試
・志願者数
Iクラス 5名、Pクラス 3名
・受験者数
Iクラス 5名、Pクラス 3名
・合格者数
Iクラス 5名、Pクラス 3名

一般入試第1回
・志願者数 128名
・受験者数 122名
・合格者数 101名

一般入試第2回
・志願者数 187名
・受験者数  76名
・合格者数  61名

特待入試第1回
・志願者数 238名
・受験者数 226名
・合格者数 141名
  Iクラス 136名、Pクラス 5名

特待入試第2回
・志願者数 271名
・受験者数 164名
・合格者数 138名
  Iクラス 133名、Pクラス 5名

特待入試第3回・思考力入試
・志願者数  59名
・受験者数  28名

特待入試第3回・英語CS入試
・志願者数  16名
・受験者数  13名

特待入試第3回・思考力入試・英語CS入試
・合格者数
  Iクラス 21名、Pクラス 5名

特待入試第4回
・志願者数  210名
・受験者数   90名
・合格者数   39名
  Iクラス 20名、Pクラス 19名

・合格最低点
一般入試第1回
 2科:110点、4科:137点
一般入試第2回
 2科: 87点、4科: 95点
特待入試第1回
 102点
特待入試第2回
 69点
特待入試第3回・思考力入試
 155点
特待入試第3回・英語CS入試
 135点
特待入試第4回
 2科:143点、4科:197点

配点
一般入試、特待入試第1回、第2回、第4回
 国語100点、算数100点、社会50点、理科50点、合計300点満点
特待入試第3回・思考力入試
 漢字力・計算力 50点、思考力150点、合計200点満点
特待入試第3回・英語CS入試
 漢字力・計算力 50点、英語筆記50点、英語面接100点、合計200点満点


跡見学園のグラウンドです。

2020年度中学入試について
変更点
・2/2午後の特待入試第2回の入試を「国語力重視型入試」に変更。
 国語、算数の2科の入試。
 合格判定を国語1科のみの得点と、国語・算数2科の合計点の両方を用いる。
 国語1科のみの得点で一定程度(4割程度)合格者を決定。
・Iクラス、Pクラスを区別せず、一括募集となる。

日程・募集定員・受験科目など
・帰国生入試 12/19 10名募集
 国・算・作文・面接
・一般入試
第1回 2/1午前 70名募集
 2科・4科選択
第2回 2/2午前 60名募集
 2科・4科選択
・特待入試
第1回 2/1午後 50名募集
 2科
第2回 2/2午後 40名募集
 2科(国語重視型入試)
第3回 2/4午前 20名募集
 思考力入試
 漢字力・計算力、思考力
 英語コミュニケーションスキル入試
 漢字力・計算力、英語筆記、英語面接


左手に見えるのが、教室のある校舎(アトリウム)です。

2019年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大…5名
 東工大1名、東京農工大1名、山梨大1名、首都大学東京2名
・私立大
 早稲田大6名、慶應義塾大2名、上智大1名、東京理科大5名、ICU1名
 明治大21名、青山学院大12名、立教大19名、中央大7名、法政大20名、学習院大10名


 最後に、次回の学校説明会(ナイト説明会)7月13日(金)18:30〜20:00に行われます。学校説明会の詳細は、 こちら まで。

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塾対象説明会レポート:本郷中学校

2019-05-28

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 本郷中学校・高等学校は、豊島区駒込にある男子の中高一貫校です。最寄駅はJR山手線の巣鴨駅で、巣鴨駅から徒歩3分と交通の便の良いところにあります。
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本郷中学校の正門です。
 2019年度中学入試は、2017年度は3回合計で2305名の応募がありましたが、2018年度はWEB出願の影響もあったためか、3回合計で1892名と、2017年度と比べると413名もの減少となりました。今年度は、3回合計で2399名となり、2017年度を超える応募となりました。今年度の受験者数も増加しており、3回合計で2069名で、2018年度の1651名、2017年度の1802名より大幅に増加しています。例年第2回の手続者が少ないため、今年度も昨年度、一昨年度に続き、第2回の合格者を多く出しました。繰り上げ合格に関しては、今年度は3回合計で14名の発表がありました。
 2020年度中学入試では、募集人数が増えます第1回、第2回入試で、募集人数をそれぞれ20名ずつ増やし、1クラス増えて7クラス編成となります。
・入試日程と募集人数等
第1回 2/1 100名募集(20名増) 4科目
第2回 2/2 140名募集(20名増) 4科目
第3回 2/5  40名募集(変更なし) 4科目
 2019年度の大学入試の結果は、国公立大学の合格者が昨年度の92名から97名と若干増加しました。また、私立大学は早慶上理合計で319名(―3名)、GMARCH合計で292名(+39名)となりました。医学部の合格者は50名と昨年より減少しました。また、進路未決定者(浪人)の割合が昨年度44.9%と大幅に増加しましたが、今年度は36.6%まで減少しました。なお、本郷高等学校では、全滅浪人しないように指導しています。
 本郷学園の教育内容としては、「文武両道」「自学自習」「生活習慣の確立」を教育方針として、自分の意見をきちんと人に話すことのできる生徒の育成をめざしています。
 中学では学力均等のクラス編成で、学校生活のベースを築くとともに、学力の定着をはかります。高校2年次からは、高入生との混合クラス編成となり、特進コース(文科・理科)・進学文科コース・進学理科コースに分かれます。
 6年間の学習内容を5年間で修了し、高校3年次を丸ごと受験対策演習にあてられるように、先取り授業を実施しています。高校3年生では、学校設定科目としての受験講座が正規の時間割の中に組み込まれています。
 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の本郷中学校の累計合格実績は67%(9名受験6名合格)です。
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本郷中学校の校舎です。
2019年度中学入試結果
・応募者数
2/1 第1回 498名(2018年度 397名、2017年度  455名)
2/2 第2回1175名(2018年度 988名、2017年度 1085名)
2/5 第3回 726名(2018年度 507名、2017年度  765名)
・受験者数
2/1 第1回 474名(2018年度 390名、2017年度  427名)
2/2 第2回1007名(2018年度 873名、2017年度  902名)
2/5 第3回 588名(2018年度 388名、2017年度  473名)
・合格者数
2/1 第1回 146名(2018年度 143名、2017年度  153名)
2/2 第2回 445名(2018年度 440名、2017年度  448名)
2/5 第3回  46名(2018年度  64名、2017年度   42名)
合格最低点(350点満点)
2/1 第1回 223点(2018年度 225点、2017年度 193点)
2/2 第2回 219点(2018年度 207点、2017年度 206点)
2/5 第3回 240点(2018年度 226点、2017年度 239点)
・受験者平均点(国語100点、算数100点、社会75点、理科75点)
2/1 第1回 国語57.6点、算数62.0点、社会44.7点、理科43.5点
2/2 第2回 国語58.3点、算数63.4点、社会44.2点、理科45.0点
2/5 第3回 国語54.9点、算数52.7点、社会45.0点、理科43.5点
・合格者平均点
2/1 第1回 国語64.9点、算数75.2点、社会50.3点、理科48.4点
2/2 第2回 国語67.3点、算数73.2点、社会50.2点、理科51.8点
2/5 第3回 国語67.1点、算数76.0点、社会53.8点、理科54.9点
・繰り上げ合格者数
2/1 第1回 4名(2018年度  7名、2017年度  0名)
2/2 第2回 9名(2018年度  6名、2017年度  0名)
2/5 第3回 1名(2018年度  2名、2017年度  0名)
3回分合計  14名(2018年度 15名、2017年度  0名)
繰り上げ合格を発表する場合は、複数回実受験者から選出する。複数回実受験者の中で、他回の受験状況を見て、選出している。同じ1点差でも声がかからないケースがある。
・入学者数
2/1 第1回 137名(2018年度 130名、2017年度 136名)
2/2 第2回 100名(2018年度  87名、2017年度 105名)
2/5 第3回  21名(2018年度  43名、2017年度  23名)
3回分合計   258名(2018年度 260名、2017年度 264名)
・不合格者には点数公表(校内での合格発表の時間)を行っている。再受験する際の目安にしていただくとともに、長い間勉強した結果を受験生本人に知っていただき、今後にいかしてもらいたい。
2019年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大…97名(2018年度 92名)
・東京大5名、京都大2名、一橋大7名、東京工業大9名、東京医科歯科大2名、東京農工大4名、東京学芸大3名、首都大東京6名、横浜国立大9名、千葉大8名、埼玉大3名、筑波大2名、北海道大7名、東北大4名、大阪大1名、名古屋大1名 等
・私立大
早稲田大91名、慶應義塾大77名、上智大24名、東京理科大127名
早慶上理計…319名(2018年度 322名)
明治大121名、青山学院大21名、立教大31名、中央大35名、法政大66名、学習院大18名、GMARCH計…292名(2018年度 253名)
・医学部医学科50名
・卒業生数309名
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人工芝のグラウンドです。
 最後に説明会・学校見学・行事の紹介です。
中学校
・学校説明会  *予約不要
 5月18日(土) 14:00〜  講堂 終了後 校内見学
 9月 8日(日) 10:30〜  講堂 終了後 校内見学
10月12日(土) 14:30〜  講堂 終了後 校内見学
・入試説明会(入試問題傾向解説あり)  ※HPで登録制
11月 7日(木) 10:30〜  講堂 終了後 授業見学
11月30日(土) 14:00〜  講堂 終了後 校内見学
・学校見学会(夏)  *1ヶ月前からHPにてWEB予約開始
 7月14日(日)   ①9:30〜 ②13:00〜 ③16:00〜 
・学校見学会(冬)  *1ヶ月前からHPにてWEB予約開始
12月22日(日)   ①10:30〜 ②14:00〜 
・オープンキャンパス体験入部  ※9月からHPにてWEB予約開始
10月 5日(土) 14:00〜16:00
※体験授業、クラブ活動体験入部、入試相談コーナー開設
中学・高校
・学校公開行事
体育祭  6月12日(水) グラウンドにて中高合同で実施
本郷祭  9月21日(土)、22日(日) 
中高合同で実施 入試相談コーナー設置
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塾対象説明会レポート:鴎友学園女子中学校

2019-05-23

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 鴎友学園女子中学校は、世田谷区宮坂にある女子の完全中高一貫校です。1935年に創設され、今年で84年になります。最寄駅は、小田急線の経堂駅または、世田谷線の宮の坂駅になります。
 鴎友学園では創立以来、キリスト教の精神を基盤に「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造(そうぞう)」を校訓として心の教育を行っています神から社会の中で生きる私たちに与えられた「慈愛(あい)」で他人を思いやり、自分を大切にする心を育んでいきます。また、神から与えられた可能性を一人ひとりが発見し、その可能性を「誠実(まこと)」に伸ばし、社会の中で発揮して「創造(そうぞう)」的に生きることができるような人物を育てていきます。鴎友学園では学力の充実とともに、社会性の獲得を学校の大切な役割と考えています


鴎友学園の正門です。


 中学入試について
第1回入試
出願者数、受験者数ともに4年連続増加、同時出願者も300人を超えた
・合格者数は昨年度並み。
・入学率が初めて8割を切った。
第2回入試
出願者数、受験者数はそれぞれ100名以上増加
受験者数が初めて400名を超えた(昨年度は初めて300名を超えた)
・御三家合格発表後の出願が増えたため、合格者数を増やした
・入学者数は昨年度とほぼ同じ
・再チャレンジ率が上昇(87.6%→91.4%)
・再チャレンジ受験生の合格率は受験者数の増加により減少(16.4%→13.9%)
・再チャレンジ受験生の入学率は上昇(92.8%→96.4%)

 鴎友学園女子中学校理科・社会の入試問題は、カラー印刷になっています。また、国語の入試問題は記述式で、字数制限のない問題もありますので、実物の入試問題で練習する必要があります(1行の字数の目安は、25字から30字です)。鴎友学園のホームページに最近3年分の入試問題(入試問題はこちら)がありますので、こちらを利用すると良いでしょう。

 2019年度大学入試の結果は国公立大学への進学率が19.8%、難関私立大(早慶上理ICU)44.7%と国公立大学と難関私立大を合わせると約65%と過半数の生徒が進学しています。また、幅広い進路選択が可能で、芸術系に進学する生徒もいます。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の鴎友学園女子中学校の累計合格実績は100%(3名受験3名合格)です。


藤の花がきれいに咲いていました。

2019年度中学入試結果
・応募者数
第1回 515名(2018年度 486名)
第2回 642名(2018年度 509名)
・受験者数
第1回 499名(2018年度 469名)
第2回 427名(2018年度 312名)
・合格者数
第1回 227名(2018年度 231名)
第2回 109名(2018年度  98名)
・入学率(入学者数÷合格者数)
第1回 78.0%(2018年度 82.3%)
第2回 56.0%(2018年度 65.3%)
・合格最低点(400点満点)
第1回 247点(2018年度 236点)
第2回 275点(2018年度 267点)
・入学者数
238名(2018年度 254名)

各科目
国語
・入試問題の構成
1.文学的文章
 物語の設定を確認する問題
 表現や心情を読み取る問題
 物語のテーマに関する問題
2.説明的文章
 話題に関連した問題
 テーマに関わる問題
 筆者の考えや問題提起を問う問題
3.漢字の書き取り
 教育漢字より5題
 入試で見たい力
受信する力
 まとまった文章を読み、情報の整理をしたり、相手のメッセージを読み取ったりする力
発信する力
 理解したものを再構成し、自分で表現する力
文章読解力
 記述力、語彙力
・採点方法
「要素」「加点」方式
要素としている事柄が入っていれば加点していく。
部分点あり。
・大問ごとの設問構成
 話の流れに沿って本文を読み解くヒント
場面展開や心情の変化を追う
筆者の論の展開を追う
設問は、展開・変化をつかむヒントになる。
・記述問題の学習法①
 =国語の基本的な勉強法
「文章」に慣れる
色々なジャンルの本を読む。
※時代・場所・世代が違う作品
その内容を誰かに説明する。
場面ごとの「構成」を図式化する。
「図式化」したものを文章化する。
全体の「あらすじ」「要点」を五十字〜百字程度でまとめる。
受信力・発信力・語意力 がつく
・記述問題の学習法②受信する力
 =「練習」が必要
 解くときは
  解答は本文の中の表現から根拠を探しながら作る。
  自分の解答を声に出して読む。
  (一回で読める文章にすることをめざす。)
 解き終えたら
  過去問を解き、入試対策資料集を見ながら要素ごとの採点をする。
  正解の文章と照らし合わせる。解答例を書き写す。
・漢字の書き取り
 小学校で学習する範囲の漢字
 語(漢字)の意味を理解していれば書けるもの
 四字熟語などの知識問題
 送りがなを含めた形式も出題
 丁寧に書かれているか

・国語力とは「論理的読解力」
 基礎 文章を正しく読み取ることが学習の基礎になる。(=受信・情報の整理)
 まとめ 幅広い分野の知識があって、はじめて文章が読み取れる。
 基本は国語力(論理力)

合否の差が特に大きかった問題(漢字の書き取り)(正答率)
第1回 三 (2) 差 24.2% 「破格」
第2回 三 (1) 差 14.9% 「暖冬」

算数
・問題の構成
計算問題(2018年度から)
代数の定番(人数、お金、個数など)
速さと時間
図形 平面図形(角度、線分の長さ、面積)、立体図形(表面積、体積)、点の移動
場合の数、演算記号、数の規則性
グラフの読み取り、グラフの利用
・各ページの空欄
 受験生が日頃学習しているときに書いている
 ・線分図
 ・表
 ・樹形図 など
が残っていれば、読み取る。図の中に書き込んであっても読み取る。
 「解答欄に答えのみ、あとは白紙」という解答では読み取ることができない。

2020年度について
・出題形式(途中の記述)は例年通り
・鴎友の定番 特に比と割合 平行四辺形 速さ
・読解力と分析力
・最後まであきらめない

合否の差が特に大きかった問題(正答率)
第1回 6(2) 差 50.7% ポンプ(比)
第1回 6(1) 差 44.2% ポンプ(比)
第2回 3 差 44.0% 仕入れ値(比)
第2回 7(2) 差 41.9% 速さ(グラフ)

社会
出題コンセプトと求める解答
・基礎知識を問う問題
 これまでの学習量を測る
・与えられた情報に自分の知識を組み合わせて答える問題
 学習の深まりを測る
  ↓
・要素が不足することなく入った解答
・題意に沿った解答

社会学習におけるポイント
①基礎・基本を大切にする
 ・作図・読図 手を動かす作業に慣れる
 ・歴史事項の把握 いつ、どこで、誰が、何を? 出来事の順番・因果関係
 ・日本国憲法 基本的な条文をおさえる
 ・基本用語 自分の言葉で説明できるか?

②問題文を正確に読み取り、的確に答える
 写真、グラフ・史料など資料に触れる
 → 初見の資料でもあわてずに対応

漢字について
 小学校で学習する常用漢字・教科書で漢字で記載されている都道府県名・人物名・時代名は漢字で書いてください。ひらがな・誤字は減点します。

2020年度に向けて
 「基礎を確実に固める」
<記述問題に答えるときの注意事項>
・問われていることに対応しているか?
・主語と述語が結びついているか?
・誤字や文法的におかしな表現はないか?
〜鴎友の社会科入試のキーワード〜
 平和・戦争 人権 環境 女性

合否の差が特に大きかった問題(正答率)
第2回 2問11(1) 差 24.7% 冷戦下で南北に分断された国
第2回 3問4(2) 差 23.2% 知る権利
第2回 1問5(1) 差 21.0% 地形図の読み取り
第1回 1問7 差 20.5% サマータイムの導入理由

理科
鴎友学園の理科が受験生に求めるもの
・基本的な知識を使う力
・情報を整理する力
・考えたことを表現する力
記述について
・記述問題の意図 多くの情報を整理して、考えたことを発信する力を見たい
 単なる知識問題だという思い込みで説明文を読み飛ばしてしまう
 問題文に書いていない条件を想像で入れていしまう
  ↓
 ・問題文から情報を正しく読み取る
 ・要点を簡潔に答える
グラフ攻略法
・直線部分はグラフを延長
・対策講座では、「理科のグラフは関係性を見出すためにかく」ということを説明した

解答の書き方
・文字は丁寧に、読みやすく。
・式は分かりやすく。なぜその答えなのか、過程を見たい。
・記述では要点を簡潔に。解答欄の大きさにも注目。
誤字の採点について
・漢字指定の場合…×
・記述問題の場合
  理科の用語…減点するが×にはしない(○太陽→△大陽)
  理科の用語ではない…減点しない

学習する際に心がけて欲しいこと
・基本的な知識をしっかり身につける。
・問題文を丁寧に読む習慣をつける。
・自分が何をしようとしているのか分かるように、整理して書く。
・グラフは意味を考えながらかく。

合否の差が特に大きかった問題(正答率)
第2回 4問4 差 33.1% 運動時と安静時の血液量の割合
第2回 4問5_運動時B 差 31.6% 器官Bの運動時の血液供給量
第1回 2問6A 差 31.6% 花火の音を聞く周期
第2回 1問5 差 28.8% 同じ噴火によって堆積した地層


2019年度大学入試結果
・国公立大 73名(2018年度92名)
東京大3名、一橋大10名、東工大5名、京都大3名、東京外語大4名、お茶の水女子大5名、東京藝術大1名、東京農工大6名、東京学芸大2名、電通大1名、首都大東京5名、筑波大3名、千葉大5名、横浜国立大2名、横浜市立大2名、北海道大5名、東北大2名、大阪大1名 等 
・私立大
早稲田大81名、慶應義塾大54名、上智大40名、東京理科大39名、ICU13名、明治大136名、青山学院大51名、立教大95名、中央大51名、法政大38名、学習院大7名 等
卒業生数 237名(2018年度220名)


鴎友学園のグラウンドです。

 最後に、次回の学校説明会詳細はこちら)は6月14日(金)10:00〜11:30となっております。学校説明会は予約制(6月14日の回は予約受付中)になります。また、オープンキャンパス7月6日(土)9:30〜15:30に行われます。

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塾対象説明会レポート:青山学院中等部

2019-05-16

カテゴリー:塾対象説明会レポート2019,

 青山学院中等部は、渋谷区渋谷にある男女共学の中学校です青山学院は、幼稚園から大学、大学院まで一貫して、キリスト教信仰に基づく「青山学院教育方針」のもとで教育研究を行っている学校です青山学院中等部は、1947年に開設され、2017年に創立70周年を迎えました。最寄駅は、東京メトロの表参道駅または、JR、東京メトロの渋谷駅になります。


青山学院中等部の新校舎です。

 青山学院中等部は、現在校舎の建て替え工事を行っています。2015年6月から2019年9月までの間、Ⅲ期に分けて工事を行っています。今後の予定として、2018年秋に、中等部専用のチャペルと図書館が完成し、2019年夏には、テニスコートとグラウンド(人工芝)が完成します


説明会会場のチャペルです。

 本校舎の完成によって、2017年4月から「教科センター方式」になりました。「教科センター方式」とは、従来の教室で先生を待って授業を受ける方式ではなく、ICT完備した各教科の専用教室に、生徒たちが移動して授業を受ける方式です。授業ごとに移動するこの方式は欧米の学校や大学のスタイルです。


メディアセンターです。

 クラス編成は、1クラス32名(男子16名、女子16名)、1学年8クラス構成となっています。また、初等部からの内部進学者と中学受験からの入学者が半数ずつとなっており、毎年クラス替えを行っています。

 青山学院では、同じキャンパス内に大学があることを生かして、以下のことを行っています。
①チャットルーム
 青山学院大学に在籍する学生と留学生が外国語によるコミュニケーションを通じて、国際交流ができる場です。中等部では週に1回、昼休みに留学生が英語のMS(メディアスペース)に来てくれ、ランチトークを行っています。
②スタディールーム
 教職を目指す大学生が毎日放課後に学年ラウンジで学習指導を行っています。生徒は教科を問わず年齢の近い先輩に相談することができます。
③学問入門講座
 高等部では青山学院大学・専門職大学院の教員がそれぞれの専門分野について高校生にわかりやすく講義しています。生徒は自分の関心のある講座を自由に選ぶことができ、卒業後の進路選択にも役立ちます。
④大学授業の履修
 高等部3年生の希望者が青山キャンパスの授業を履修し、進学後にその単位が認められるというシステムがあります。


2019年度中学入試結果
・志願者数
男子 465名(2018年度 404名)
女子 629名(2018年度 529名)
合計1094名(2018年度 933名)

・受験者数
男子 423名(2018年度 361名)
女子 536名(2018年度 467名)
合計 959名(2018年度 828名)

・合格者数
男子 128名(2018年度 116名)
女子 100名(2018年度  99名)
合計 228名(2018年度 215名)

・合格最低点(300点満点)
男子 182点(2018年度 142点)
女子 202点(2018年度 167点)

2020年度中学入試について
変更点
2/2が日曜日のため、試験日が2/3(月)になり、発表・手続が2/4(火)に変更になる。
出題について
・全般的な出題の方針
 「小学校の指導要領の範囲・単元を大きく逸脱しない。」
 「過去の問題と大きな変更点はない。」

参考として2019年度の各科目の出題について
国語
50分、100点満点
・大問4〜5問
・解答用紙は横書きである。
・文学的文章・説明文・韻文などまんべんなく出題
 小学生が興味を持てる文章を選んでいる。
・漢字は昨年並み
・決められた字数でまとめる問いを出題する予定

算数
 50分、100点満点
・基本的な問題を幅広く出題。特定の分野を出題することはない。
・基本的に一問ごとの問題。小問を含む問いもある。
・冊子の左側が問題、右側が計算用紙。
・計算→数式→図形→大問 易しいと思われる順に並べてあるが、
 得意なところから解くように。問題数は多い。
・学習指導要領で削除されている項目は出題しない。ただし、教科書の発展、トピックスは出題する。
・答えのみ記入、途中式は見ない。
・答えが分数になる場合、帯分数、仮分数のどちらでもよいが、約分していない場合には不正解とする。

社会
 25分、50点満点
・地理20点、歴史20点、政治経済10点
・記号選択と語句を答える
 短文を答える問いを出題する可能性あり
・地理 日本が中心。日本と関係のある外国は出題する。
 日本の自然・環境・産業について地図や統計を見ながら答える。
・歴史 時代をまたがる問題。図や年表・資料を読む。歴史の流れを整理しておく。
・時事 年末までの国内外の大きなニュース。

理科
 25分、50点満点
・5つの大問、各大問に小問5問程度
・大問1は5問の小問集 (物化生地および科学の一般常識 各1問ずつ)
・大問2〜5は4分野(物化生地)から同じ解答数、配点で出題
 問題中の薬品、生物、天体などは小学校の教科書に載っていないものも出題するが、一般的な受験勉強をしていれば目に触れるものとする。
 例年、物理、化学の正解率が低い傾向にある。
・文章で答えるものや、途中式なし。
 短い用語、数値、選択肢を答える。解答数は指定あり。指定がない場合には1つ答える。
・割り切れない計算の場合には四捨五入などの指示を出す。


青山学院大学のキャンパスです。

 最後に、学校説明会詳細はこちら)は第1回が6月22日(土)午前、第2回が9月14日(土)午前、第3回が9月14日(土)午後、第4回が10月5日(土)午前、第5回が10月5日(土)午後となっています。また、公開行事として中等部祭11月9日(土)10(日)に行われます。

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