塾対象説明会レポート:東洋大学附属牛久中学校
2022-11-11
カテゴリー:塾対象説明会レポート2022
東洋大学附属牛久中学校は、茨城県牛久市にある男女共学の中高一貫校です。母体である東洋大学は、1887年に創設され、「私立哲学館」としてその歴史が始まりました。その附属校として、1964年に東洋大学附属牛久高等学校、2015年に東洋大学附属牛久中学校が創設されました。
最寄駅の常磐線牛久駅から以外にも、つくばルートや守谷ルートなど9つのルートのスクールバスが運行されています。
今年度の説明会もオンラインで行われました。
東洋大学附属牛久中学校の校舎とグラウンドです。
2023年度中学入試について
・専願入試
12/3 専願入試
国語、算数、理科・社会(科目名変更)、集団面接
・併願入試
11/20 適性検査型入試
適性検査問題Ⅰ(算数・理科)、適性検査問題Ⅱ(国語・社会)、集団面接
11/20 英語特別入試
課題作文(日本語)、英語リスニング、英語スピーキング(集団面接含む)
1/5 第1回一般入試
国語、算数、理科・社会、集団面接 (科目名変更)
1/22 第2回一般入試
国語、算数、理科・社会、集団面接 (科目名変更)
2/9 総合型入試
総合問題Ⅰ(国語・社会の基礎的な問題)、検査問題Ⅱ(算数・理科の基礎的な問題)、集団面接
第2回英語入試廃止
・追試験について
新型コロナウイルス感染症の特別措置として追試験を設けます。
12/3 専願入試 → 1/5 第1回一般入試
11/20 適性検査型入試 → 12/3 専願入試
11/20 英語特別入試 → 1/22 第2回一般入試と同日
1/5 第1回一般入試 → 1/22 第2回一般入試
1/22 第2回一般入試 → 2/9 総合型入試
各科目の出題傾向
専願・第1回一般・第2回一般
国語(検査問題Ⅰから名称変更)
例年通り大問2問
・大問1は主語・述語や係り受けの関係など、論理的思考力を問う問題
・大問2は文章題(読解問題)
漢字・語句の意味などの基本問題や「読む力」を問う問題
最後の設問200字記述問題(本文の内容を読み取って自分の考えをまとめる)
算数(検査問題Ⅱから名称変更)
出題傾向は例年と同じ
・大問1・2の計算問題・文章問題(よく練習を)
・毎年「速さ」に関する大問が出題される(十分な練習を)
・思考が大切な問題も出題される(普段から物事の仕組みについて考える癖をつける)
理科・社会(検査問題Ⅲから名称変更)
・記述問題
基本的な説明や基礎用語などを記述で解答する(漢字や日本語表現などを丁寧に書く癖をつける)
・最後の問題は一つの題材をいろいろな見方をしながら考える問題を出題(問題文の中からヒントや情報をつかむ癖をつける)
適性検査型
適性検査Ⅰ(主に算数・理科の内容を問う問題(算数・理科系))
適性検査Ⅱ(分析力・記述力・表現力などを問う問題(国語・社会系))
・会話文や資料などから出題の意図を正確に読み取り、問題解決するだけでなく問題までの道のりを解答に表現する
・茨城県公立中学校入試の過去問などを参考に
英語特別
英語
・リスニングテスト
英検4級〜3級程度で、問題形式も英検に類似
対話文または英文を聞き、その質問に答える
・スピーキングテスト
1部では、英語を使って簡単な会話をする
2部では、3人1組でテーマに沿った会話を自由に話す
テーマとしては、「シーズン(季節)」「サブジェクト(教科)」「ミュージック(音楽)」「スポーツ(運動)」など
・日本語作文
課題文または資料を読み800字程度で答える
読み解く力、考える力、書く力が求められる
総合型
総合問題Ⅰ(国語・社会の基礎的な問題)
総合問題Ⅱ(算数・理科の基礎的な問題)
・小学校の学習内容に対する正確な理解
東洋大学附属牛久中学校の北門です。右手が野球場です。
2022年度大学入試での合格者数は、国公立大学が合計で19名、私立大学は早稲田大3名、上智大3名、東京理科大8名、明治大9名、青山学院5名、立教大8名、中央大9名、法政大13名、学習院大2名などとなっています。また、東洋大学への附属推薦での進学者数は254名で、卒業生の49%でした。
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