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塾対象説明会レポート:文京学院大学女子中学校

2022-09-09

カテゴリー:塾対象説明会レポート2022,

 文京学院大学女子中学校は、文京区本駒込にある女子の中高一貫校です。1924年に前身の「本郷女学院」が創設され、2024年には創立100周年を迎えますJR山手線の駒込駅から徒歩5分、巣鴨駅から徒歩5分のところにあり、六義園という庭園が隣接している環境の良い学校の一つです。


文京学院大学女子中学校の校舎です。

 国際バカロレア認定校であるアオバジャパン・インターナショナルスクールと教育提携を結び、2022年1月には、文京学院キャンパスに、アオバジャパン・インターナショナルスクールが開校しました。

 文京学院教育理念は、「自立と共生」「グローバル教育」「探究活動」が新たな時代を生きる上で必要な力を育んでいきます。

グローバル教育
 同じキャンパスにあるインターナショナルスクールとの教育提携によって、グローバルな感覚を磨いていきます。
 実践的な英語教育として英語以外の「数学」「社会」「体育」などの授業で、ネイティブスピーカー教員の専門性を生かして、日本人教員との「コラボ授業」を行っています。
 その他に、興味に応じて受講できる多彩な講座を持つ「国際塾」「異文化体験プログラム」などがあります。

探究活動
 2012年から6年間、都内の女子高として初の、先進的な理数教育を実施するSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けました。
 文京学院では、3つの視点で探究活動を行っています。
・国際的な視点で探究
 国内外で起きている事象を地理的・歴史的に考察し、異文化を理解し、課題解決に向けて行動できる力を養います。
・科学的な視点で探究
 科学への好奇心を喚起し、科学探究に必要な学力を備え、国際社会で活躍できる語学力も養います。
・スポーツ科学の視点で探究
 身近なスポーツに関する課題を科学や文化の観点から考察し、スポーツの魅力を追究し、発信する力を養います。

2023年度中学入試について
教科型入試
2/1午前 ポテンシャル① 60名募集
文京学院方式 2科または2科+選択
手続き締切日 2/2
2/1午後 ポテンシャル② 15名募集
得意型2科
手続き締切日 2/6
2/2午後 ポテンシャル③ 10名募集
文京学院方式 2科または2科+選択
手続き締切日 2/6
2/3午後 ポテンシャル④ 5名募集
文京学院方式 2科または2科+選択
手続き締切日 2/6
2/4午後 特待チャレンジ 若干名募集
4科
手続き締切日 2/6

適性検査型入試
2/1午前 適性検査型 15名募集※
適性検査Ⅰ・Ⅱ
手続き締切日 2/6
探究プレゼン型入試
2/1午後 探究プレゼン型 15名募集※
科学実験後、レポート作成、プレゼンテーション
手続き締切日 2/6
英語インタラクティブ入試
2/1午後 英語インタラクティブ 15名募集※
ネイティブスピーカーと受験生複数名で英語を用いた活動
手続き締切日 2/6
※適性検査型、探究プレゼン型、英語インタラクティブの合計人数

※文京学院方式 ポテンシャル①③④
国語(100点)+算数(100点)全員必須、理科・社会・英語、各2題(合計6題)の中から2題(1題25点)以上選択解答。高得点2題(50点)を国語と算数の得点に加算し、合計250点満点となる。
※得意型2科 ポテンシャル②
国語または算数のどちらか高い得点を2倍にし、200点満点で判定する。実質1科

特待生制度について
入学試験の得点に応じて特待生を認定する。
得点率90% S特待 入学金 教育充実費(38万5千円)免除
得点率85% D特待 入学金(25万円)免除
得点率80% B特待 教育充実費(13万5千円)免除
2年次以降は前年度末の資格審査によって認定される。2、3年次は授業料が全額免除となる。


説明会が始まる前の会場の様子です。

 最後に学校説明会等の詳細は、 こちら まで。

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塾対象説明会レポート:二松學舍大学附属柏中学校

2022-09-02

カテゴリー:塾対象説明会レポート2022,

 二松學舎大学附属柏中学校は、千葉県柏市にある2011年に開校した男女共学の中高一貫校です。今年は創立12周年を迎えます。また、高校は1969年に二松學舎大学附属沼南高校として開校し、中学開校とともに名称を二松學舎大学附属柏高校と変更しました。学校までは、JR常磐線柏駅・我孫子駅、東武野田線新柏駅の各駅から無料のスクールバスで約15分かかります。北総線ルート、新鎌ヶ谷ルートも運行しています。


説明会会場のザ・クレストホテル柏です。

 二松學舎大学附属柏中学校は、今年2022年度から、「グローバル探究コース」「総合探究コース」の2コース制になりました「グローバル探究コース」は、「グローバルな学び」をプラスし最難関大学を目指します。異文化・多様な価値観を認め、さまざまな局面を乗り越えるコミュニケーション能力を養います。「総合探究コース」は、6年間で難関大学受験に対応できる学力を養成することを目標に、成長段階に合わせた指導で高度な学力を身につけるコースです

 2022年度中学入試は、「グローバル探究コース」「総合探究コース」の2コース制の募集になりまし志願者総数は、2021年度より30%増加しました。また、グローバル探究コースを志望する受験生が約2倍となりました。A奨学生が5名増加、B奨学生が19名の増加となりました。

 2023年度中学入試の大きな変更点はありません。
・日程、募集人員
第1志望 12/1 グローバル探究5名、総合探究25名
総合探究第1回 1/20午前 25名
グローバル特待第1回 1/20午後 20名
グローバル特待第2回 1/22午前 15名
総合探究第2回 1/24午前 10名
2月全コース 2/5午前 若干名

・受験科目
第1志望
 作文型、算数、英語から2科目選択、+表現力検査(自己アピール+個人面接)
総合探究第1回、第2回
 2科(国・算)、4科(国・算・社・理)選択
グローバル特待第1回
 2科(国・算)、3科(国・算・英)、4科(国・算・社・理)選択
グローバル特待第2回
 2科(国・算)、3科(国・算・英)、4科(国・算・社・理)、思考力検査型(検査Ⅰ・Ⅱ)選択
全コース
 2科(国・算)


説明会開始前の会場の様子です。

 また、二松學舎大学附属柏中学校の特長の一つに「自問自答プログラム」があります。いつもの教室を離れ、異なった環境に身を置き、新たな視点で物事を考えてみる。普段の授業の他に、魅力的な体験プログラムが多数用意されています。すべての活動が、グローバルな視野を育み、「自問自答力」を養成することを目的としています。
「沼の教室」 学校の近くにある手賀沼の環境と歴史を学びます。
「田んぼの教室」 学校近くの田んぼをお借りして、田植え・稲刈りを体験します。
「都市の教室」 国際都市東京で都市の歴史・文化・テクノロジーを学びます。
「古都の教室」 奈良・京都研修旅行。自国の文化を理解することは、グローバルな視点を持つための基本です。
「世界の教室」 シンガポール・マレーシア修学旅行。シンガポール・マレーシアでは各国の文化、歴史を学びます。
「雪の教室」 3泊4日の日程で実施するスキー研修に参加します。
 「自問自答プログラム」の集大成として、中3の2月に卒業論文を作ります。一人ひとりが自分の好きなテーマについて「探究論文自問自答」に取り組みます。8000字程度の論文と7分間のプレゼンテーション(中間発表と最終発表)にチャレンジします。


渋沢栄一の「お札せんべい」をいただきました。

 最後に、学校説明会等の詳細は こちら まで。

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塾対象説明会レポート:麗澤中学校

2022-08-26

カテゴリー:塾対象説明会レポート2022,

 麗澤中学校は、千葉県柏市にある男女共学の中高一貫校で、1935年(昭和10年)に道徳科学専攻塾(麗澤大学・高校等の前身)が開設されました。JR南柏駅からバスで約5分のところにあります。今年度より南柏駅からの直行便が朝9本、夕方10本運行されています。また、南柏駅や東武野田線新柏駅から徒歩で通っている生徒もおり、千葉県のみならず、埼玉・茨城・東京からの生徒も多くの生徒が通っています。

 6年間のコース制「叡智コース」がスタートして今年で8年目となります。叡智コースには「アドバンスト叡智コース(AEコース)」「エッセンシャル叡智コース(EEコース)」の2コースがあります。AEコースは、東京大学をはじめとする最難関国立、国立医学部への進学を目指します。高度な教科学習を基盤としながら、より洗練された広い深い学びを培います。EEコースは、高1までは共通カリキュラムで学んだ上で、高2から目標進路別のクラス編成を行い、志望進路の実現を図ります。叡智TKコースの目標大学は、難関国立大学・国公立医学部。叡智SKコースの目標大学は、難関私立大学と国公立大学です。


麗澤中学・高等学校の正門です。

 2022年度中学入試では、第1回・第2回入試で、英語の変更がありました。英検3級以上という受験資格がなくなったため、志願者数が21名から45名に増加し、合格者数も5名から13名に増加しました。
受験者数は、全ての入試回で2021年度より増加しました。受験者数が増加したことにより、実質倍率も全ての入試回で上昇しました。2022年度入試は厳しい入試となったようです。

 2023年度中学入試の変更点は、3点あります。
①募集定員の変更
140名から10名増えて150名の募集となります。
AE55名(+5名)、EE95名(+5名)
②学外会場が変更
第1回・第2回 市川会場→船橋会場(ホテルフローラ船橋)
第3回・第4回 市川会場(市川グランドホテル→山崎製パン企業年金基金会館)
③特別奨学生の募集内訳の変更
第1回(第1種・第2種のAEコース募集人数):10名→8名
第2回(第1種・第2種のAEコース募集人数):5名→7名


麗澤中学・高等学校の校舎です。

2023年度中学入試
・日程、募集定員
第1回 1/21午前 60名(AE25名、EE35名)
第2回 1/25午前 55名(AE20名、EE35名)
第3回 1/28午後 20名(AE 5名、EE15名)
第4回 2/1午後  15名(AE 5名、EE10名)
・受験科目
第1回、第2回
AEコース
 国語・算数(各120点満点)、理科・社会(各50点満点)
EEコース
 国語・算数(各100点満点)、理科・社会(各50点満点)または、
 国語・算数(各100点満点)、英語(50点満点)
 理科・社会選択者と英語選択者は別基準で合格を判定する。
第3回、第4回
AEコース・EEコース共通
 国語・算数(各100点満点)
・複数回の受験生に対する優遇
 複数回受験者で、第1回を受験した者については、第2回〜第4回入試のEEコースの合否判定に際し、優遇(総合点に5点加点)
・各回の成績上位合格者に、特別奨学生合格があります。
第1種奨学生:初年度80万円支給(50万円+入学金相当額)2、3年度50万円支給
第2種奨学生:初年度60万円支給(30万円+入学金相当額)2、3年度30万円支給
第3種奨学生:初年度30万円支給(入学金相当額)
第1種、第2種は、原則として3年間(毎年資格審査を行う)。第3種は初年度のみ。
・第1回・第2回入試では、本校会場に加えて、船橋会場の入試を行います。
・第3回・第4回入試では、本校会場に加えて、市川会場の入試を行います。

 大学入試結果は、国公立大の現役合格者数は29名で、2021年度の33名から4名減少しました。また、早慶上理ICUの現役合格者数は42名GMARCHの現役合格者数は138名でした。


食堂「けやき」です。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の麗澤中学校の累計合格実績は79%(29名受験23名合格)です。

 最後に、入試説明会等の詳細は、 こちら まで。

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塾対象説明会レポート:専修大学松戸中学校

2022-08-19

カテゴリー:塾対象説明会レポート2022,

 専修大学松戸中学校千葉県松戸市にある男女共学の中高一貫校で、中学校を開校してから23年目になります。JR常磐線北松戸駅からアップダウンのある道を歩くこと10分。東館が中学校教室棟、南館が高校1・2年生教室棟、北館が高校3年生教室棟となります。英語教育の発信基地ともなるアンビションホールは他の校舎とは国が違うような、まるで海外の教室にいる雰囲気を醸しだしています。充実した英語教育を目指している専修大学松戸中学校の気持ちの入れ方が伺えるようです。他にも川崎記念館(図書館)、多目的ホール、第1、2体育館と充実した施設となっております。また、それらの校舎、会館を合わせた面積とほぼ同等のサイズを誇る人工芝のグラウンドは圧巻です。


人工芝のグラウンドです。

 専修大学松戸中学校英語教育に非常に力を入れており、英語の4技能(話す、聞く、読む、書く)を学び、〈使える英語〉を増やすことを目標としています。授業は週7時間+放課後講座1時間(全員必修or指名制)となっています。
 週5時間は「New Treasure」をメインテキストとして基礎作りを徹底的に行います。
 週2時間はネイティブ教員と日本人教員がチーム・ティーチングで1クラスを2つに分けて英会話の授業を行います。
 中学の修学旅行は、全員で13日間、アメリカのネブラスカ州へ行ってきます。プログラムは、ネイティブ教員が考えた本校独自のオリジナルになっています。サマースクールへの参加やホームスティ(3泊4日)、姉妹校LUX中学校との交流、開拓者村博物館訪問などのプログラムを行います。令和3年度は、社会情勢の影響により中止となりました。


アンビションホールです。

 中高一貫生は、高校進学後は外進生と別類型、別クラスになっており、効果的な先取り学習を行っています。クラス編成は、以下のようになっています。
中1 全員同一の授業内容
中2 英数の習熟度別授業あり
中3・高1 習熟度別クラス編成XI類(選抜クラス)1クラス、XⅡ類4クラス
高2・高3 理系・文系に分かれる
 中3から1クラス選抜クラスを設けています。また、中3以降の類型は、進級時に転類も可能です。
 大学受験時の指定校推薦はA類およびXⅡ類が対象の為、XⅠ類は利用できません。


東館の中学校教室棟です。

 2022年度中学入試結果について
 受験者数第1回1509名(93名増加)第2回601名(12名減少)第3回210名(27名増加)で、全体では108名の増加となりました。第1回入試で初めて1500名を超えました。また、東京からの受験生が半数以上の51%を占めています。
 合格者数第1回660名(40名増加)第2回141名(18名減少)第3回21名(18名減少)となりました。第1回入試合格者のうち、81名特待生合格でした。
 実質倍率第1回2.3倍(±0)第2回4.3倍(±0)第3回10.0倍(+5.3)で、第3回入試は、受験者数が増加したことに加え、合格者数が募集定員とほぼ同数の21名となったため、大変厳しい入試となりました。
合格最低点は、
 第1回 男子203点、女子203点
 第2回 男子189点、女子189点
 第3回 男子213点、女子213点

 となりました。第1回、第3回入試とも200点を超える高得点となっています。
また、第2回入試合格者141名のうちの45%は、第1回入試で不合格になった受験生で、第3回入試合格者21名のうちの81%再挑戦をした受験生ですので、第1回、第2回入試不合格になっても、第2回第3と伸びていっている受験生は多くいますので、粘り強い受験が必要です。
 入学者数は男女合計で185名です。

 2022年度中学入試でも、英検取得者に対する優遇措置を導入しました英検で3級以上を取得している受験生に対して、取得した級に応じて学科試験の合計点に加点します。加点する点数は、2級以上が10点、準2級が7点、3級が5点となります。
 今年度の優遇対象者数は合計で74名、合格者数は38名、入学者数は8名でした。

 2023年度中学入試は、大きな変更はありません。詳細は9月上旬にホームページ上に掲載されます。

 中高一貫生(17期生)166名の2022年度大学合格実績は、国公立大が、京都大1名、東工大1名、東京外語大1名、筑波大3名、千葉大3名など計19名で昨年度の20名とほぼ同数でした。私立大早稲田大6名、慶應大4名、上智大12名、東京理科大19名、GMARCHは合計で75名専修大への内部推薦は21名でした。また、進学先は国公立大が9%、早慶上理が14%、専修大推薦が13%(例年10%弱)となっています。


専修大学松戸中学校の正門です。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の専修大学松戸中学校の累計合格実績は65%(37名受験24名合格)です。

 最後に、中学校説明会等は、 こちら を参照してください。

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塾対象説明会レポート:春日部共栄中学校

2022-08-05

カテゴリー:塾対象説明会レポート2022,

 春日部共栄中学校埼玉県春日部市にある中高一貫校です。中入生(一貫生)と高入生は高校の3年間でクラスが交わることのない併設型の中高一貫校です。勉強だけでなくスポーツにも力を入れており、野球部や水泳部をはじめとして目覚ましい結果を残しています。2017年に体育館が建替えられ、「至誠館」と名付けられました。塾対象説明会はこの至誠館で行われました。


中学校の校舎です。

 昨年から学校改革に取り組んでおり、大きなところでは
〇2期制
〇授業時間45分の7時限
〇完全週5日制
〇プログレッシブ政経コース・IT医学サイエンスコースのコース別入試
への変更が挙げられます。

 特にコース別入試はこれから学校を検討する受験生にとって関心の中心でしょう。コース別入試は入試問題は共通ですが、それぞれの出願コース別に合否の結果が出ます。2022年度は第3回入試(1月13日)を除いてIT医学サイエンスコースの方が合格最低点が高く、少し合格基準が高い入試でした。
 文系・理系の選択だと考えられかねないコース名ですが、これらのコースは授業後にコース別のプログラム(後述します)を履修するという点で異なっているのみで、文理選択のように教科科目ごとの授業の時間数が変わるということではありません。この点は「プログレッシブ政経コースの生徒も数学は学習します」と説明会でも強調されていた点でした。
コース別のプログラムとしては

〇プログレッシブ政経コース
・金融講座
・ディベート
・ビブリオバトル
・国際関係特講
・模擬国連

〇IT医学サイエンスコース
・カブトムシ・水耕栽培の研究
・googleスプレッドシート、フォームの習得
・pythonの習得
・医学部特講
・情報オリンピック

 などが用意されているようです。プログレッシブ政経コースは「圧倒的な英語力」IT医学サイエンスコースは「圧倒的な数学力」とパンフレットには記載されていますので、コース毎に重点を置く科目は異なるようです。小学生の時点で将来的な進路を考えることは難しいでしょうが、すでに何かの分野に興味がある人にとっては魅力的に映る人も多いでしょう。


中学校の校舎の中には植物があり、とても明るいです。

2022年度中学入試について
2022年度から入試制度が大きく変更されました。
入学後のコースに合わせて「IT医学サイエンスコース」・「プログレッシブ政経コース」別の出願になりました。出願時に関心のあるコースを選択して受験することになります。

実倍率は以下のようになります。
第1回(1/10)
〇午前4科
IT医学サイエンスコース:1.86倍
プログレッシブ政経コース:1.74倍
〇午後4科
IT医学サイエンスコース:1.67倍
プログレッシブ政経コース:1.60倍
〇午後2科
IT医学サイエンスコース:1.73倍
プログレッシブ政経コース:1.64倍

第2回(1/11)
〇午前4科
IT医学サイエンスコース:2.18倍
プログレッシブ政経コース:2.18倍
〇午後4科(特待チャレンジ入試)
IT医学サイエンスコース:1.74倍
プログレッシブ政経コース:1.68倍
〇午後2科(特待チャレンジ入試)
IT医学サイエンスコース:2.00倍
プログレッシブ政経コース:2.06倍

第3回(1/13)
〇午後2科
IT医学サイエンスコース:1.37倍
プログレッシブ政経コース:1.22倍
〇午後1科
IT医学サイエンスコース:1.30倍
プログレッシブ政経コース:募集していません

第4回(1/15)
〇午前2科(特待チャレンジ入試)
IT医学サイエンスコース:1.91倍
プログレッシブ政経コース:1.88倍

入試の特徴として
・4科(国算理社)、2科(国算)、1科(算)から科目選択が可能。
・算国は各100点配点に対し、理社は各50点配点。
・第1回午後、第3回は大宮会場で受験可能。
・全回で特待合格あり。
・コース別出願だが、出願と異なるコースへのスライド合格あり。

2023年度入試の変更点
・合格発表が全回即日発表へと変更。
・第2回午後の「特待チャレンジ入試」が「特待入試」へと名称変更。

各科目の特徴
・国語
大問1が語句の知識、大問2が評論文、大問3が小説文、大問4が小論文。
大問1から大問3までは一般的な入試問題の構成だが、大問4は与えられた表やグラフ(インターネットの利用状況、フィリピンの世帯所得分布、学校・教員・在籍者数など)を元にした情報の読み取りと、それに対する意見論述を求められる。社会科ではなく国語科の出題であることに注意して、平易であっても分かりやすく理路整然とした日本語の記述を心掛けたい。

・算数
幅広く出題されるが、特に約束記号、回転体、回転移動、図形上を点が移動する問題の出題頻度が高い。特殊算では、仕事算に対するニュートン算、旅人算に対する流水算のように応用単元からの出題は少ない傾向にあるので、幅広い単元の学習が必要ではあるものの、各単元の基礎となる単元をそれぞれ固めることが重要だろう。合格者平均と受験者平均の乖離が大きいのが算数であるので、算数の成否が合否に大きく影響している。

・理科
物理・化学・生物・地学分野から偏りなく出題される。計算を伴う問題がある程度出題されているので、各単元を学習する際はそれに留意したい。算数の勉強が理科にも役立つ。また、実験や観察についての会話文も多く見られる。重要な実験については、結果はもちろん実験の手法やその過程などやや深く理解しておきたい。

・社会
地理・歴史・公民から大問が1つずつ構成される。基礎的事項を問う問題がほとんどであり、一問一答的な暗記勉強でも大部分の問題は正解できる。社会の勉強が遅れている人であってもチャンスがあるので、本番直前まで基礎事項を固めることを重視したい。


グラウンドです。

進学実績について
春日部共栄中・高は共栄大学の系列校ではありますが、ほとんどの生徒は他大を受験します。
また国公立大学の現役進学者数はここ3年、R1年度61名→R2年度84名→R3年度91名と年々増加しています。

2022年度の進学実績は以下のようになります。
※( )は一貫生の内数
〜国立大学〜
〇北海道大学
現役・・・1名(1名)
〇東北大学 
現役・・・1名(0名)
〇東京工業大学
現役・・・1名(0名)
〇東京外国語大学 
現役・・・1名(0名)
〇東京学芸大学
現役・・・2名(1名)
〇筑波大学
現役・・・3名(1名)
〇千葉大学
現役・・・3名(0名)
既卒・・・2名(1名)
〇横浜国立大
現役・・・3名(2名)
〇埼玉大学
現役・・・11名(5名)
既卒・・・1名(0名)
〇群馬大学
現役・・・7名(0名)
〇東京都立大学
現役・・・4名(0名)
〇大阪公立大学
現役・・・1名(1名)
〇埼玉県立大学
現役・・・11名(2名)
など

〜私立大学〜
〇早稲田大学
現役・・・11名(3名)
〇慶應大学
現役・・・6名(3名)
〇上智大学
現役・・・6名(5名)
既卒・・・1名(1名)
〇東京理科大学
現役・・・31名(12名)
既卒・・・1名(1名)
〇明治大学
現役・・・29名(10名)
既卒・・・3名(1名)
〇青山学院大学
現役・・・18名(7名)
既卒・・・2名(1名)
〇立教大学
現役・・・28名(9名)
既卒・・・1名(1名)
〇中央大学
現役・・・24名(7名)
既卒・・・5名(2名)
〇法政大学
現役・・・56名(15名)
既卒・・・6名(0名)
〇共栄大学
現役・・・15名(2名)
など

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の春日部共栄中学校の累計合格実績は88%(93名受験82名合格)です。

 最後に学校説明会等の詳細は こちら 。 

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塾対象説明会レポート:芝浦工業大学柏中学校

2022-07-29

カテゴリー:塾対象説明会レポート2022,

 芝浦工業大学柏中学校は、千葉県柏市にある男女共学の中高一貫校です。1980年芝浦工業大学柏高等学校が男子校として開校しました。1990年には男女共学となり、1999年に中学校が開校しました。アーバンパークラインの新柏駅からと常磐線の柏駅からスクールバスが走っております。千葉の東葛地域のみならず、船橋方面からの多くの受験生が受ける学校の一つです。


芝浦工業大学柏中学校の正門です。

 芝浦工業大学柏中学高等学校の話題として、今年度より全国に先がけ、学校全体でケンブリッジ英検を導入しました。国際的に通用する英検を導入することで、海外留学が容易になります授業ではケンブリッジ出版の教材を活用し、「使える英語」を身につけます。

 クラス編成について、中学では、「グローバルサイエンスクラス」「一般クラス」の2つのコースとなります。「グローバルサイエンスクラス」第1回・第2回入試の上位者約40名が所属するクラスです。
 高校では、高1「グローバルサイエンスクラス」「ジェネラルラーニングクラス」の2つのコースがあります。「グローバルサイエンスクラス」は、最難関国公立大で学問研究に取り組む人材の輩出を目指すクラスで、「ジェネラルラーニングクラス」は、国公立大、難関私大を目指す厚みのある学力を育成するクラスです。
 高2以降は、「グローバルサイエンスクラス」が、「グローバルコース(文系)」「サイエンスコース(理系)」に分かれ、「ジェネラルラーニングクラス」「文系コース」「理系コース」に分かれます。


芝浦工業大学柏中学校の校舎です。

 2022年度中学入試では、受験者数は、第1回、第2回入試は増加、第3回入試は減少となりました実質倍率第1回2.2倍(昨年度2.1倍)、第2回6.1倍(昨年度3.0倍)となりました。第3回入試は、受験者が減少し、また合格者数が36名と多かったので、実質倍率2.6倍(昨年度11.2倍)に大幅に減少しました第1回第2回入試では、希望者に英語リスニングテストが行われ、英検3級相当と判断した場合は10点の加点、それ以上と判断した場合には、英語力に応じてより加点を行いました。

 2023年度中学入試について、第1回・第2回入試国語・算数・社会・理科の4教科に加えて、希望者に英語(リスニング)テストを行います。20~25分程度で、英検3級から2級レベルの出題となります。英検3級以上と認定されると、そのレベルに応じた加点がされます。国語・算数・社会・理科の出題は、2022年度と同傾向の予定です。国語では、物語的文章・説明的文章でそれぞれ70字程度の記述を出題します

 022年度大学入試合格者数は、東京大1名(4年連続合格)、東工大4名、一橋大1名、東京医科歯科大1名など45名(現役37名)でした。GMARCH以上に最低1校は合格している生徒の割合は、48.2%で、半数近くの生徒は、GMARCH以上の大学の合格を勝ち取っています。また、芝浦工業大学へ内部推薦で進学する生徒は36名でした。


説明会会場の様子です。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の芝浦工業大学柏中学校の累計合格実績は70%(61名受験43名合格)です。

 最後に、学校説明会の詳細は、こちら まで。

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