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塾対象説明会レポート:芝浦工業大学柏中学校

2023-07-21

カテゴリー:塾対象説明会レポート2023,

 芝浦工業大学柏中校は、千葉県柏市にある男女共学の中高一貫校です。1980年芝浦工業大学柏高等学校が男子校として開校しました。1990年には男女共学となり、1999年中学校が開校しました。アーバンパークラインの新柏駅からと常磐線の柏駅からスクールバスが走っております。千葉の東葛地域のみならず、船橋方面からの多くの受験生が受ける学校の一つです。


芝浦工業大学柏中学校の正門です。

 芝浦工業大学柏中学高等学校では、昨年度より全国に先がけ、学校全体でケンブリッジ英検を導入しました。国際的に通用する英検を導入することで、海外留学が容易になります。授業ではケンブリッジ出版の教材を活用し、「使える英語」を身につけます。

 クラス編成について、中学では、「グローバルサイエンスクラス」「一般クラス」の2つのコースとなります。「グローバルサイエンスクラス」第1回・第2回入試の上位者約40名が所属するクラスです。来年度の新入生から「グローバルサイエンスクラス」は発展的解消となります。
 高校のクラス編成は、高1では「グローバルサイエンスクラス」「ジェネラルラーニングクラス」の2つのコースがあります。「グローバルサイエンスクラス」は、最難関国公立大で学問研究に取り組む人材の輩出を目指すクラスで、「ジェネラルラーニングクラス」は、国公立大、難関私大を目指す厚みのある学力を育成するクラスです。
 高2以降は、「グローバルサイエンスクラス」が、「グローバルコース(文系)」「サイエンスコース(理系)」に分かれ、「ジェネラルラーニングクラス」「文系コース」「理系コース」に分かれます。


芝浦工業大学柏中学校の校舎です。

 2023年度中学入試では、受験者数第1回、第2回入試は減少、第3回入試は増加となりました実質倍率第1回2.1倍(昨年度2.2倍)、第2回3.6倍(昨年度6.1倍)となりました。第3回入試は、受験者が増加し、また合格者数が16名と少なかったため、実質倍率7.3倍(昨年度2.6倍)に大幅に上昇しました。昨年度と増加・減少の傾向が逆となり、一昨年度に戻った感じです。第1回第2回入試では、希望者に英語リスニングテストが行われ、英検3級相当と判断した場合は10点の加点、それ以上と判断した場合には、英語力に応じてより加点を行いました

 2024年度中学入試について、第1回第2回入試は国語・算数・社会・理科の4教科に加えて、希望者に英語(リスニング)テストを行います。20~25分程度で、英検3級から2級レベルの出題となります。英検3級以上と認定されると、そのレベルに応じた加点がされます。国語・算数・社会・理科の出題は、2023年度と同傾向の予定です。国語では、物語的文章・説明的文章でそれぞれ70字程度の記述を出題します。なお、2024年度入試からグローバルサイエンスクラス(GSクラス)は発展的解消となり、GSクラス 合格はなくなります。

 2023年度大学入試合格者数は、国公立大では、東京大1名(5年連続合格)、京都大1名、東工大4名、一橋大2名、東京医科歯科大1名など72名(現役過去最高の63名)でした。GMARCH以上に最低1校は合格している生徒の割合は、58.8%(昨年比+10.6%)で、半数以上の生徒は、GMARCH以上の大学の合格を勝ち取っています。また、芝浦工業大学へ内部推薦で進学する生徒は29名でした


説明会会場の様子です。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の芝浦工業大学柏中学校の累計合格実績は70%(61名受験43名合格)です。

 最後に、学校説明会の詳細は、 こちら まで。

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塾対象説明会レポート:東洋大学京北中学校

2023-07-14

カテゴリー:塾対象説明会レポート2023,

 東洋大学京北中学校は、文京区白山にある男女共学の中高一貫校です。東洋大学の設立者である井上円了によって設立された京北中学校が、2015年から新校舎移転と共に東洋大学附属の共学校となりました


東洋大学京北中学校の正門です。

 東洋大学京北中学校は、哲学者である井上円了の「哲学の基にその他がある」という考えから哲学教育を掲げており、「本当の教養を身に付けた国際人」を育てることを目標にしています。その例としては、中学生の必修科目として”哲学”が設置されていることや、哲学エッセーコンテストの実施、希望者による哲学ゼミの実施などが挙げられます。

 2024年度中学入試は「哲学教育」思考・表現力入試が廃止され、4科入試以外の入試は2/1午後の第2回入試のみとなります。また、加点制度というものがあります。しかし、加点は圧縮傾向にあります。
①2回以上受験した受験生に、2回目以降の受験において加点
②保護者、きょうだいが卒業生または在校生の場合に加点

 2023年度中学入試の出願者数は、入試制度の変更により前年度の698名から大きく減少して528名となりました。
 実倍率は、第1回(2/1午前)が3.2倍(4.9倍)、第2回(2/1午後)が3.9倍(3.9倍)、第3回が3.6倍(6.6倍)、第4回が3.6倍(15.1倍)、「哲学教育」思考・表現力入試が8.3倍(7.3倍)です。
( )内は2022年度

 2023年度中学入試第1回 各科目から
国語
昨年度までよりも難易度を上げる意図をもって作問された。具体的には本文をより高度な内容のものとし、選択肢を4択から5択に増やした。しかし受験生の平均点は低くなかったため、今後も出題方針は変更しないと思われる。

算数
出題形式は変えず、難易度を少し上げた。大問の後半の問題は正解率が低く、合否の分かれ目は大問2〜大問5の(1)を確実に正解できているかどうかだった。 

理科
基礎的な学力を問う問題が出題の中心だが、近年は実験について、操作・比べ方・結果などを問う問題が出題されている。今後も出題する方針とのこと

社会
全体として短答式の問題は正解率が高く、知識を問う問題では受験生の正答率に大きな差は生まれなかった。一方で、複数の資料をもとに考える問題で差ができており、受験生はその練習にあたるのがよい。


人工芝のグラウンドと校舎です。

 東洋大京北中学校東洋大学の附属校ですので、東洋大学へ進学する生徒が多いのが事実です。しかし学校側としては、東洋大学へ内部進学は選択肢の一つであって、それのみを目標とした指導は行わないと強調しています。むしろ高い目標をもって学習することを生徒に勧めています。実際に東洋大学へ内部進学する生徒の割合は、中入生の約30%高入生の約50%程です。附属校推薦の定員は160名程度ですが、推薦資格として評定平均や英検、外部模試の偏差値などの基準が設けられております。

国公立大17名
東京外語大1名、東京都立大3名、横浜国立大1名、千葉大2名、埼玉大1名 等
私立大
早稲田大14名、慶應大9名、上智大2名、東京理科大10名
明治大42名、青山学院大22名、立教大20名、中央大27名、法政大46名、学習院大18名 等
東洋大175名(附属校推薦114名)


校舎内の様子です。

 最後に、学校説明会・イベント等の詳細については、こちら  まで。

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塾対象説明会レポート:土浦日本大学中等教育学校

2023-07-07

カテゴリー:塾対象説明会レポート2023,

 土浦日本大学中等教育学校は、茨城県土浦市にある男女共学の完全中高一貫校です。同じ敷地内にある土浦日本大学高等学校とは、別の学校ですが、共同で使われている施設もあります。常磐線土浦駅やつくばエクスプレスのつくば駅など7方面17路線を運行するスクールバスが運行されています。


こちらは土浦日本大学中等教育学校の校舎です。

 土浦日本大学中等教育学校では、開校当初よりキーボードが使用できるPCを貸与し、授業のサブツールとしてだけでなく、データの収集やレポートの作成、プレゼンテーションなど大学や社会で活用できる能力の育成に努めてきました。コロナ禍でも「学びを止めない」として、双方向のオンライン授業にいち早く着手し、授業を再開しました。

 今年度は7月に海外研修が実施されることになりました。2年生が3週間、4年生が2週間、コロナ禍で行けなかった5年生もイギリスへ行って研修を行います。

 2019年度4月より「理系インタークラス」を設置しました。3年次に選抜を行い、「理系インタークラス」へ進みます。生徒数は、各学年の20%程度。日本大学の付属推薦(医学部・歯学部・松戸歯学部・生物資源科学部・獣医学部)をはじめ、国公立大学や難関私立大学、世界のTop100の海外大学などを目指します。2024年度入学生から、1年次より設置することになります。入試での選抜は行わず、合格後の新入生登校日のクラス分けテストの結果で決まります。なお、入試で特待生となった入学者は優遇されます。


こちらが土浦日本大学高等学校の校舎です。同じ敷地内にあります。

 2023年度入試は、受験応募者数は1100名を大幅に超えました。合格者に対する入学者の割合も高い傾向が続き、今年も5クラス160名が新入生として入学してきました。受験応募者数は昨年度1000名を超え、今後も1000名を超える受験生を集めていくものと考えられます。

 2024年度入試の変更点及び注意点
①KBT特待入試
 昨年度より、第2回一般入試は知識構築型のKBT入試に変更になり、ハイレベルな出題形式の入試になります。受験会場は、つくば会場と、流山おおたかの森会場になります。
②ISAT入試の変更と延納手続き最終日について
 本校会場とつくば国際会議場の2会場で開催となります。そのため、集団面接は行いません。延納手続き後の締切日(最終締切日)は1/31 15:00まで
③入学手続きならびに延納手続き
CSAT入試
 12/22 15時までに延納手続きをすることで2/6 15時まで入学手続完了を延期することができます。
ISAT入試
 12/26 15時までに延納手続きをすることで1/31 15時まで入学手続完了を延期することができます。
KBT入試
 KBT入試の合格をもつ方が1/16 15時までに延納手続きをされた場合、2/6 15時まで入学手続完了を延期することができます。なおKBT入試で特待合格された方は、自動的に2/6 15時まで入学手続完了を延期することができます。延納手続きは必要ありません。
④追加出願制度について
 併願型の「CSAT」「ISAT」「KBT」「KBT特待」の4つの入試の中から3つの入試まで1回の受験料(2万円)で受験することが可能です。一番良い試験結果で手続きをすることができます。
⑤特待判定チャレンジについて
 入学手続きが完了した受験生は、合格した入学試験以降のすべての併願型入試を特待判定チャレンジとして受験することが可能です。
⑥特待制度 〜「+」:プラス制度〜
 入試の成績優秀者を対象に特待生制度を適用します。S種特待とⅠ種特待、Ⅱ種特待の3種類です。
S種特待 入学金、施設拡充費、授業料(年次更新)
Ⅰ種特待 入学金、施設拡充費
Ⅱ種特待 入学金
 また、合格区分の末尾に「+」がついている合格者は、それぞれの入試の入学手続き締切日までに入学手続きをした場合、上位合格区分に1つスライドします。ただし、「+」資格を保持したまま延納はできません。

 2024年度入試 日程・募集人員・試験科目等
・ICAP入試(単願) 10/7 10名募集
試験内容検討中
非認知領域の発達とコミュニケーション能力のバランスをみる。
ワークショップ 8/27予定
・CSAT入試 11/25 5名募集
CSATⅠ型、CSATⅡ型(各45分、各100点満点)
・ICL入試(単願)英語方式 12/2 10名募集
リスニング主体問題(30分)+オーラルコミュニケーション(30分)合わせて100点満点
・ICL入試(単願)総合学力方式 12/2 60名募集
総合学力試験(60分、100点満点)、面接(15分、グループ6人)
・ISAT入試 12/9 20名募集
ISATⅠ型、ISATⅡ型(各45分、各100点満点)
・KBT入試 1/6 30名募集
 国語、算数(各45分、各100点満点)、理科、社会(あわせて50分、各50点満点)
・KBT特待入試 1/23 5名募集
・四科方式
 国語、算数(各45分、各100点満点)、理科、社会(あわせて50分、各50点満点)
・帰国・国際A方式生現地インター校対応入試
 A方式 英語(45分、100点満点)、本人面接(個人)保護者面接(個人)各20分


正門です。

 2023年度大学入試において、卒業生88名の合格実績は、国公立大学合計で14名私立大学は、早稲田大3名、慶應義塾大4名、上智大2名、東京理科大11名、明治大5名、立教大4名、中央大3名、法政大3名、学習院大1名などとなっています。また、日本大学の現役合格者数は、合計で99名以と上なっています。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の土浦日本大学中等教育学校の累計合格実績は95%(19名受験18名合格)です。

 最後に学校説明会等の詳細は こちら 

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塾対象説明会レポート:麗澤中学校

2023-06-30

カテゴリー:塾対象説明会レポート2023,

 麗澤中学校は、千葉県柏市にある男女共学の中高一貫校で、1935年(昭和10年)に道徳科学専攻塾(麗澤大学・高校等の前身)として開設されました。JR南柏駅からバスで約5分のところにあります。昨年度より南柏駅からの直行便が朝9本、夕方10本運行されています。また、南柏駅や東武野田線新柏駅から徒歩で通っている生徒もおり、千葉県のみならず、埼玉・茨城・東京からの生徒も多くの生徒が通っています。なお、来年度、麗澤大学に工学部と経営学部が新設される予定です。


麗澤中学校の校舎です。

 6年間のコース制「叡智コース」がスタートして今年で9年目となります。叡智コースには「アドバンスト叡智コース(AEコース)」「エッセンシャル叡智コース(EEコース)」の2コースがあります。AEコースは、東京大学をはじめとする最難関国立、国立医学部への進学を目指します。高度な教科学習を基盤としながら、より洗練された広い深い学びを培います。EEコースは、高1までは共通カリキュラムで学んだ上で、高2から目標進路別のクラス編成を行い、志望進路の実現を図ります叡智TKコースの目標大学は、難関国立大学・国公立医学部叡智SKコースの目標大学は、難関私立大学と国公立大学です。


麗澤中学校の正門です。

 2023年度中学入試では、AEコースの志願者数1020名(+150名)大幅に増加しました。また、平均点、合格最低点も上昇し、受験生にとっては厳しい入試となりました。

 2024年度中学入試の変更点は、2点あります。
①募集定員の変更
AEコース 75名(+20名)
EEコース 75名(―20名)
②学外試験会場の変更
第1回〜第4回 全て船橋会場(ホテルフローラ船橋)で実施

2024年度中学入試 
・日程、募集定員
 第1回 1/21午前 AE30名、EE30名
 第2回 1/25午前 AE25名、EE30名
 第3回 1/28午後 AE15名、EE15名
 第4回 2/1午後  AE 5名、EE若干名
・受験科目
第1回、第2回
AEコース
 国語・算数(各120点満点)、理科・社会(各50点満点)
EEコース
 国語・算数(各100点満点)、理科・社会(各50点満点)または、
 国語・算数(各100点満点)、英語(50点満点)
 理科・社会選択者と英語選択者は別基準で合格を判定する。
第3回、第4回
AEコース・EEコース共通
国語・算数(各100点満点)
・第1回〜第4回入試で、本校会場に加えて、船橋会場の入試を行います。
・AEコースは、国・算を1.2倍とする傾斜配点です。
・各回の成績上位合格者に、特別奨学生合格があります(2024年度予定)。
第1種奨学生:初年度80万円支給(50万円+入学金相当額)2、3年度50万円支給
第2種奨学生:初年度60万円支給(30万円+入学金相当額)2、3年度30万円支給
第3種奨学生:初年度30万円支給(入学金相当額)
第1種、第2種は、原則として3年間(毎年資格審査を行う)。第3種は初年度のみ。

 大学入試結果は、国公立大の現役合格者数は21名で、2022年度29名から8名減少しました。また、早慶上理ICUの現役合格者数は28名GMARCHの現役合格者数は77名でした。


食堂「けやき」です。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の麗澤中学校の累計合格実績は79%(29名受験23名合格)です。

 最後に、入試説明会等の詳細は、 こちら まで。

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塾対象説明会レポート:専修大学松戸中学校

2023-06-23

カテゴリー:塾対象説明会レポート2023,

 専修大学松戸中学校千葉県松戸市にある男女共学の中高一貫校で、中学校を開校してから24年目になります。JR常磐線北松戸駅からアップダウンのある道を歩くこと10分。東館が中学校教室棟、南館が高校1・2年生教室棟、北館が高校3年生教室棟となります。英語教育の発信基地ともなるアンビションホールは他の校舎とは国が違うような、まるで海外の教室にいる雰囲気を醸しだしています。充実した英語教育を目指している専修大学松戸中学校の気持ちの入れ方が伺えるようです。


アンビションホールです。

 他にも川崎記念館(図書館)、多目的ホール、第1、2体育館と充実した施設となっております。また、それらの校舎、会館を合わせた面積とほぼ同等のサイズを誇る人工芝のグラウンドは圧巻です。人工芝は今年度4月に張り替えたばかりです。


人工芝のグラウンドです。

 専修大学松戸中学校英語教育に非常に力を入れており、英語の4技能(話す、聞く、読む、書く)を学び、〈使える英語〉を増やすことを目標としています。授業は週7時間+放課後講座1時間(全員必修or指名制)となっています。
 週5時間は「New Treasure」をメインテキストとして基礎作りを徹底的に行います。
 週2時間はネイティブ教員と日本人教員がチーム・ティーチングで1クラスを2つに分けて英会話の授業を行います。
 中学の修学旅行は、全員で13日間、アメリカのネブラスカ州へ行ってきます。プログラムは、ネイティブ教員が考えた本校独自のオリジナルになっています。サマースクールへの参加やホームスティ(3泊4日)、姉妹校LUX中学校との交流、開拓者村博物館訪問などのプログラムを行います。今年度は、久しぶりに実施することができるようになりました。

 中高一貫生は、高校進学後は外進生と別類型、別クラスになっており、効果的な先取り学習を行っています。クラス編成は、以下のようになっています。
中1 全員同一の授業内容
中2 英数の習熟度別授業あり
中3・高1 習熟度別クラス編成XI類(選抜クラス)1クラス、XⅡ類4クラス
高2・高3 理系・文系に分かれる
 中3から1クラス選抜クラスを設けています。また、中3以降の類型は、進級時に転類も可能です。
 大学受験時の指定校推薦はA類およびXⅡ類が対象の為、XⅠ類は利用できません。


東館の中学校教室棟です。

 2023年度中学入試結果について
 受験者数第1回1520名(11名増加)第2回672名(71名増加)第3回190名(20名減少)で、全体では62名の増加となりました。第1回入試では今年度も昨年度同様1500名を超えました。また、第1回入試では、東京からの受験生が5割を占めています
 合格者数第1回609名(51名減少)第2回126名(15名減少)第3回49名(28名増加)となりました。第1回入試合格者のうち、79名特待生合格でした。
 実質倍率第1回2.5倍(+0.2)第2回5.3倍(+1.0)第3回3.9倍(―6.1)でした。
合格最低点は、
 第1回 男子210点、女子210点
 第2回 男子200点、女子200点
 第3回 男子198点、女子198点

 となりました。第1回第2回入試とも200点以上となっています。
 また、第2回入試合格者126名のうちの50%は、第1回入試で不合格になった受験生で、第3回入試合格者49名のうちの90%再挑戦をした受験生ですので、第1回第2回入試不合格になっても、第2回第3回と伸びていっている受験生は多くいますので、粘り強い受験が必要です。
 入学者数は男女合計で152名です。

 2023年度中学入試でも、検取得者に対する優遇措置を導入しました英検で3級以上を取得している受験生に対して、取得した級に応じて学科試験の合計点に加点します。加点する点数は、2級以上が10点、準2級が7点、3級が5点となります。
 今年度の優遇対象者数は合計で104名、合格者数は61名、入学者数は14名で、昨年度より増加しました。

 2024年度中学入試は、大きな変更はありません。詳細は9月上旬にホームページ上に掲載されます。

 中高一貫生(18期生)143名の2023年度大学合格実績は、国公立大が、東京大1名、北海道大1名、東京農工大2名、千葉大5名、筑波大1名、秋田大(医)1名など計20名で、昨年度の19名とほぼ同数でした。私立大早稲田大4名、慶應大3名、上智大8名、東京理科大15名、GMARCHは合計で65名専修大への内部推薦は18名でした。また、進学先は国公立大が12%、早慶上理が14%、専修大推薦が13%(例年10%弱)となっています


専修大学松戸中学校の正門です。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の専修大学松戸中学校の累計合格実績は65%(37名受験24名合格)です。

 最後に、中学校説明会等は、 こちら を参照してください。

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塾対象説明会レポート:立教女学院中学校

2023-06-16

カテゴリー:塾対象説明会レポート2023,

 立教女学院中学校は、杉並区久我山にある女子の完全中高一貫校です。最寄駅の京王井の頭線三鷹台駅からは徒歩1分とすぐ近くにあります。たくさんの緑に囲まれたキャンパスの広さは、約5万平方メートルあり、中・高の他に同じ敷地内に小学校もあります。 


緑が多いキャンパスです。

  大学進学について、この春卒業した生徒の立教大学へ進学した生徒は122名で、卒業生の65.9%でした。また、立教大学への推薦受け入れ枠は121名から151名に増え、2024年度高3生より201名に拡大します。

 立教女学院がめざす女性は「知的で品格のある凛とした女性」です。これを以下の5つの教育目標にまとめています。


5つの教育目標
1.他者に奉仕できる人間になる。
2.知的で品格のある人間になる。
3.自由と規律を重んじる人間になる。
4.世の中に流されない凛とした人間になる。
5.平和をつくり出し、発信する人間になる。

この教育目標を具体的には次のように実践します。
1.毎朝の礼拝、土曜集会、ボランティア活動を大切にする。
2.バランスのとれた基礎学力に基づく論文作成をめざす教科教育は勿論のこと、特にARE学習、語学教育を大切にする。
3.自分たちで考え、判断し、行動するために自治活動等としての生徒会活動を大切にする。
4.平和教育から自分に何ができるか考えることを大切にする。

ARE学習とは、
1.テーマ、課題を自ら求める・・・・・・・ASK
2.テーマに基づき徹底的に調べる・・・・・RESEARCH
3.プロセスと結果を言語化して発表する・・EXPRESS
という1〜3の三つの英単語の頭文字を取って命名した名称です。

 2000年度より、総合的な学習にあたる時間に、自らの問いを調べてまとめることにより自学自習能力を養う「ARE学習」を行っています。この学習により将来の生きる基礎となる学力を養い、広く社会に貢献できる人間になることを目指しています。2003年度からは高校3年生でも「ARE学習」で、卒業論文を書いています。


坂下門です。三鷹台駅から徒歩1分です。

2023年度中学入試結果

一般入試
・志願者数 353名
・受験者数 334名
・合格者数 136名
・合格最低点(300点満点)
176点

・合格者平均点(国語90点、算数90点、社会60点、理科60点)
国語63.4点、算数51.8点
社会41.6点、理科33.2点
4科189.9点

・受験者平均点(国語90点、算数90点、社会60点、理科60点)
国語57.56点、算数44.17点
社会37.41点、理科29.86点
4科169点

帰国生入試
・志願者数 44名
・受験者数 40名
・合格者数 21名

各科目より 
国語(90点満点)
第1問 説明的文章(2000字程度)
工藤尚悟『私たちのサステイナビリティ―まもり、つくり、次世代につなげる』
得点に差のついた問題
問三 選択問題
受験生得点率  43.1%
合格者得点率  51.5%
不合格者得点率 36.9%
問五 本文内容の理解を問う抜き出し問題
受験生得点率  52.2%
合格者得点率  64.8%
不合格者得点率 43.6%

第2問 文学的文章(4000字程度)
濱野京子『空と大地に出会う夏』
得点に差のついた問題
問五 心情を問う選択問題
受験生得点率  77.8%
合格者得点率  88.2%
不合格者得点率 70.7%
問六 心情を問う選択問題
受験生得点率  61.4%
合格者得点率  74.3%
不合格者得点率 52.8%

算数(90点満点)
大問別受験生得点率。( )内は合格者得点率。
問題1 配点54点 平均点32.2点(36.6点)
問題2 配点12点 平均点7.3点(8.4点)
問題3 配点11点 平均点3.3点(4.2点)
問題4 配点13点 平均点1.4点(2.5点)

社会(60点満点)
分野別受験生得点率
地理的分野(大問1)不明
歴史的分野(大問2)51.1%
公民的分野(大問3)61.8%

理科(60点満点)
分野別受験生得点率
大問1 物理分野 46.19%
大問2 化学分野 不明
大問3 生物分野 66.07%
大問4 地学分野 49.25%

 最後に、公開行事の詳細 こちら まで。

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