塾対象説明会レポート:東洋大学附属牛久中学校
2023-10-20
カテゴリー:塾対象説明会レポート2023
東洋大学附属牛久中学校は、茨城県牛久市にある男女共学の中高一貫校です。母体である東洋大学は、1887年に創設され、「私立哲学館」としてその歴史が始まりました。その附属校として、1964年に東洋大学附属牛久高等学校、2015年に東洋大学附属牛久中学校が創設されました。
最寄駅の常磐線牛久駅から以外にも、つくばルートや守谷ルートなど9つのルートのスクールバスが運行されています。
今年度の説明会もオンラインで行われました。
東洋大学附属牛久中学校の校舎とグラウンドです。
東洋大学附属牛久中学校では、以下のような英語教育が充実しています。
・毎回の定期テストでSpeakingテストの実施(全学年)
・文化祭での英語落語(中2全員)
・本校でのAll English Days(中1全員)
・フィリピン語学研修(6泊7日)(中2全員)
・オーストラリア アデレードでのホームステイ(約2週間)(中3全員)
・スピーキングコンテスト(毎年3月に実施)
2024年度中学入試について
・専願入試
12/2 専願入試
国語、算数、理科・社会、集団面接
・併願入試
11/19 適性検査型入試
適性検査問題Ⅰ(算数・理科)、適性検査問題Ⅱ(国語・社会)、集団面接
11/19 英語特別入試
課題作文(日本語)、英語リスニング、英語スピーキング(集団面接含む)
1/5 第1回一般入試
国語、算数、理科・社会、集団面接
1/21 第2回一般入試
国語、算数、理科・社会、集団面接
2/7 総合型入試
総合問題Ⅰ(国語・社会の基礎的な問題)、検査問題Ⅱ(算数・理科の基礎的な問題)、集団面接
・追試験について
今年度は追試験を設けず、別室対応とする。
各科目の出題傾向
専願・第1回一般・第2回一般
国語
大問1 論理的思考力
・主述の関係、文節の関係
・故事成語や慣用句など、文中での使い方
大問2 文章題(読解問題)
・漢字、語句の意味、指示語、接続語など
・200字記述問題(本文の内容を読み取って自分の考えをまとめる)
算数
◆計算問題
◆文章問題
◆図形問題
◆思考力を問う問題
・「速さ」に関する大問が出題される(十分な練習を)
・思考力を問う問題も出題される(物事の仕組みについて考える癖をつける)
理科・社会
◆記述問題
・基本的な説明や基礎用語などを記述で解答する(漢字や日本語表現などを丁寧に書く癖をつける)
◆多角的な視点で思考する問題
一つの題材をいろいろな見方をしながら考える(問題文の中からヒントや情報をつかむ癖をつける)
適性検査型
適性検査Ⅰ(主に算数・理科の内容を問う問題(算数・理科系))
適性検査Ⅱ(分析力・記述力・表現力などを問う問題(国語・社会系))
・会話文や資料などから出題の意図を正確に読み取り、問題解決するだけでなく問題までの道のりを解答に表現する
・茨城県公立中学校入試の過去問などを参考に
英語特別
英語
・リスニングテスト(20分)
英検4級〜3級程度で、問題形式も英検に類似
対話文または英文を聞き、その質問に答える
・スピーキングテスト(30分)
1部では、英語を使って簡単な会話をする
2部では、3人1組でテーマに沿った会話を自由に話す
テーマとしては、「シーズン(季節)」「サブジェクト(教科)」「ミュージック(音楽)」「スポーツ(運動)」など
・課題作文(日本語)(50分)
課題文または資料を読み800字程度で答える
読み解く力、考える力、書く力が求められる
※ホームページに過去問が載っている。
総合型
総合問題Ⅰ(国語・社会の基礎的な問題)
総合問題Ⅱ(算数・理科の基礎的な問題)
・小学校の学習内容に対する正確な理解
奥に見えるのが、体育館です。
2023年度大学入試での合格者数は、国公立大学がお茶の水女子大1名、東京海洋大1名、筑波大5名、茨城大8名、千葉大2名など合計で25名、私立大学は早稲田大1名、東京理科大4名、明治大6名、青山学院5名、立教大8名、中央大2名、法政大12名、学習院大7名などとなっています。また、東洋大学への附属推薦での進学者数は269名で、卒業生の42%でした。
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