塾対象説明会レポート:普連土学園中学校
2018-06-14
カテゴリー:塾対象説明会レポート2018
普連土学園中学校は、港区三田にあり、1887年にキリスト教フレンド派(クエーカー)の教えに基づいて創立された女子の完全中高一貫校です。各学年3学級の少人数教育を行っています。
中学校舎です。
普連土学園中学校の特長の一つとして、「「論文科」があります。「論文科」では、大学入試小論文対策としてはもちろんのこと、その先にまで生きる力を養うべく、論理的思考力、そして自らの思考過程を的確に表現する文章力の向上を目指しています。
高校3年生の希望者を対象に、小論文の個人指導をおこなっています。志望大学・志望学部に応じて担当教員が割り振られ、マンツーマンで小論文の学習をしていきます。一人ひとりの志望や実力に合わせてきめ細やかな指導が受けられるので、大学入試に対応できるだけの実戦的な小論文の力を身につけることが可能となっています。
高校1〜3年生の希望者を対象に、要約の添削をおこなっています。課題はレベル分けされ常時用意しており、自主課題であるため自分のペースで進めることができます。文章の骨格となる部分を適切にまとめ表現する文章力の向上に役立っています。
2018年度中学入試結果は、2017年度と比べて、受験者数は一次で28名減、二次で12名減、三次で1名減となり、合計で41名減となりました。合格者数については、一次は8名減、二次は19名増、三次は3名減となりました。また、繰上げ合格は一次から2名、三次 から8名、合計10名でした。
2019年度中学入試は、2月1日の午後に算数1教科の入試が新設されます。1問2点で50問の出題となります。内容は計算問題に加えて、標準的な難易度の一行文章題を幅広く出題します。解答用紙は答えのみを記述する形式で、途中過程に配点はありません。2月1日の午後入試は、20名募集となり、2月1日の午前入試が20名減り、50名募集となります。
2018年度大学入試の合格者数は、国公立大16名、早稲田大9名、慶應義塾大11名、上智大5名、東京理科大14名、ICU1名、GMARCH74名でした。また、2018年3月に卒業した生徒131名の進学先は、国公立大10名、早稲田大5名、慶應義塾大11名、上智大4名、東京理科大4名、ICU1名、GMARCH15名でした。尚、今年度の四年生大学への現役進学率は81.7%で、理系進学率は43%でした。
ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の普連土学園中学校の累計合格実績は75%(8名受験6名合格)です。
グラウンドです。
2018年度中学入試結果
・志願者数
一次 2/1
125名(2017年度155名、2016年度162名)
二次 2/2
423名(2017年度461名、2016年度594名)
三次 2/4
247名(2017年度284名、2016年度363名)
・受験者数
一次 2/1
119名(2017年度147名、2016年度148名)
二次 2/2
251名(2017年度263名、2016年度336名)
三次 2/4
125名(2017年度126名、2016年度172名)
・合格者数
一次 2/1
76名(2017年度 84名、2016年度 86名)
二次 2/2
149名(2017年度130名、2016年度130名)
三次 2/4
45名(2017年度 48名、2016年度 53名)
・入学者数
一次 2/1
65名(2017年度 73名、2016年度 76名)
二次 2/2
37名(2017年度 32名、2016年度 29名)
三次 2/4
29名(2017年度 32名、2016年度 29名)
・合格最低点(一次、三次 350点満点、二次 200点満点)
一次 2/1
179点(2017年度 188点、2016年度204点)
二次 2/2
110点(2017年度 113点、2016年度137点)
三次 2/4
224点(2017年度 196点、2016年度242点)
・受験者平均点(国語100点、算数100点、理科75点、社会75点)
一次 2/1
国語55.7点、算数53.6点
理科42.7点、社会37.6点
二次 2/2
国語60.0点、算数53.3点
三次 2/4
国語60.6点、算数61.9点
理科45.4点、社会41.9点
・合格者平均点(国語100点、算数100点、理科75点、社会75点)
一次 2/1
国語59.0点、算数61.5点
理科47.3点、社会41.6点
二次 2/2
国語65.1点、算数65.2点
三次 2/4
国語67.0点、算数76.3点
理科51.2点、社会51.0点
・繰り上げ合格者
一次から2名
三次から8名
屋上庭園です。
2019年度中学入試について
・日程・募集定員・試験科目等(予定)
1日午前4科 50名募集 国語・算数・理科・社会
1日午前帰国生 若干名募集 国語・算数・作文
1日午後算数 20名募集 算数(新設)
2日午後2科 30名募集 国語・算数
4日午前4科 20名募集 国語・算数・理科・社会
4日午前帰国生 若干名募集 国語・算数・作文
・複数回受験のメリット
複数回受験した生徒を点数面で優遇することはしないが、合否のボーダーにいる場合は、優遇している。また、繰り上げ合格の際は複数回受験した方を優先的に合格としている。
・国語
1日午前4科・4日午前4科
小説と説明文などの読解を通して基礎的な国語の力をみる。小説は登場人物の心情と主題、説明文は筆者の主張が読み取れるよう出題する。また、漢字は教育漢字を中心に、ことわざ・慣用句・文法などのことばの問題も出題する。出題形式は記述問題が中心となる。
2日午後2科
出題内容は1日午前4科・4日午前4科と同様だが、出題形式は記述問題が減り、選択問題等が中心となる。
・算数
1日午前4科・4日午前4科
・国語定型的なパターン問題だけでなく、基本からきちんと考える力があるかを試す問題を出題する。計算問題、定型問題に続き、会話形式の問題を1題出題する。会話形式の問題とは、途中にヒントとなるいくつかの小問をおき、それを利用して次の問題を考えていくストーリー性のある問題。途中過程にも配点しているので、途中式など解答にいたるまでの考え方を解答用紙に記すと良い。
1日午後算数(新設)
出題は2点×50問で、内容は計算問題に加えて、標準的な難易度の一行問題を幅広く出題します。解答用紙は答えのみ記述する形式で、途中過程に配点はありません。
2日午後2科
計算問題の後、1日午前4科・4日午前4科よりやや難易度の高い定型問題を複数出題する。採点方法は1日午前4科・4日午前4科と同様なので、2日午後2科も途中式など考え方を解答用紙に記すようにしよう。
・理科
小学校の教科書を中心にさらに発展した問題について、物理・化学・生物・地学の各分野からほぼ均等に出題する。グラフや表の読み取りが出題されることが多く、文章での解答を求める問題も必ず出題する。
・社会
小学校で学習する内容をもとに、さらに発展した事項も含まれる。地理・歴史・公民の各分野からほぼ均等に出題し、時事問題や資料の読み取りが出題されることもある。また、文章で解答を求める問題も出題するので、語句の意味や歴史的事件の意義を理解することも大切である。
2018年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大 16名
東京農工大2名、東京海洋大1名、首都大東京1名、東京芸術大1名、横浜国立大1名、筑波大1名、茨城大1名、金沢大1名、九州大1名、奈良女子大1名 等
・私立大
早稲田大9名、慶應義塾大11名、上智大5名、東京理科大14名、ICU1名、
明治大11名、青山学院大10名、立教大16名、中央大19名、法政大7名、学習院大11名 等
・現役進学率81.7%
・卒業生数131名
正門です。
最後に学校説明会等の詳細は、 こちら まで。
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