塾対象説明会レポート:江戸川学園取手中学校
2018-07-12
カテゴリー:塾対象説明会レポート2018
江戸川学園取手中学・高等学校は、茨城県取手市にある中高一貫校です。1978年に江戸川学園取手高等学校が創立され、9年後に江戸川学園取手中学校が開設されました。2012年4月には江戸川学園取手小学校も開校し、茨城県初の小・中・高12ヵ年一貫教育校となりました。創立40周年記念事業として、サクラアリーナが建設されます。2020年3月に完成予定となっております。
オーディトリアムです。
中学入試は2019年度募集より、英語入試を導入し、国算理社の4科または国算英からの選択となり、2022年度からは国算英理社の5科目入試になる予定です。また、高校入試は、2019年度募集より3コース制となります。
2016年度より、中等部段階から以下の3コース制となりました。
東大ジュニアコース(定員60名)
医科ジュニアコース(定員60名)
難関大ジュニアコース(定員120名)
※ 2019年度より東大ジュニアコースと医科ジュニアコースは各2クラス(60名募集)になります。
コース制による教育の主な特色
①東大ジュニアコースと医科ジュニアコースは、3年後に高等部東大コース、医科コースに直結する6ヵ年一貫の特色あるコースです。ただし、高等部へ進級する際は内部選抜があります。選抜で入れなかった場合は、高ニ、高三でチャレンジすることができます。
②難関大ジュニアコースに在籍していても、本人の希望と学力によって、中ニ、中三の進級時に東大ジュニアコースや医科ジュニアコースへのチャレンジが可能です。
③中等部段階から、将来への夢や目標の実現のために、従来通り道徳を柱とした心の教育を充実させると共に、各コースとも授業を第一に高等部の各コースに接続できるための基礎学力の定着を図ります。(各コースとも教科の指導内容や時間割は変わりません)。
④医科ジュニアコースは総合学習として病院の見学や中等部生向けの医科講和などを行います。
⑤各学年とも体験学習や社会科見学など取り入れ、探究心や研究心を深め思考力や課題解決能力などを磨く取り組みを行います。
⑥各コースとも卒業生による講和(受験体験や実際の大学生活などの)を実施します。
その他の特長として、「イベント教育」があります。オーディトリアムで行われる「イベント教育」は、世界の第一線で活躍している著名人の講演会や世界的な音楽家の演奏、古典芸能鑑賞などを行っています。今年は5月に、東京大学名誉教授政治学者の姜尚中先生の講演会を行い、6月には外交ジャーナリストの手嶋龍一氏の講演会や神尾真由子氏のヴァイオリンリサイタル、9月にはエストニア国立男声合唱団、10月には舞の海秀平氏による紫峰祭特別講演や観世流能鑑賞会などが予定されています。
ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の江戸川学園取手中学校の累計合格実績は84%(117名受験98名合格)です。
中学校校舎です。
2019年度中学入試について
・変更点
①英語型(3科目)入試が新設されます。
②帰国生入試の内容が変更になります。
③募集定員の変更
東大ジュニアコース(60名募集)
医科ジュニアコース(60名募集)
難関大ジュニアコース(120名募集)
④第3回入試が2月5日になります。
⑤インターネット出願となります。
・試験日程・募集定員
第1回 1月17日 定員150名
第2回 1月25日 定員60名
第3回 2月5日 定員30名
東大ジュニアコース(60名募集)
医科ジュニアコース(60名募集)
難関大ジュニアコース(120名募集)
・試験科目・時間・配点
①4科目型
国語・算数 各60分 150点満点
理科・社会 各40分 100点満点
合計 500点満点
②英語型
国語・算数 各60分 150点満点
英語 60分 200点満点
合計 500点満点
英語は、CEFR(国際標準規格)でA1〜A2(「日常生活での基本的な表現を理解し、ごく簡単なやりとりができる、英検3級程度」から、「日常生活での身近なことがらについて、簡単なやりとりができる、英検準2級程度」)を出題レベルとする。
※①4科目型、②英語型 それぞれで合否判定を行う。
・特待について
第1回入試、第2回入試、第3回入試それぞれにおいて、入試成績がきわめて優秀であると判断した生徒に対し、特待生として合格発表を行う。特待基準は3コースとも同一です。
A特待 入学時納入金全額及び、授業料1年間の免除(特待生としての継続は、年度ごとの審査による。)
B特待 入学時納入金の全額免除
・帰国生入試について
資格 海外の学校に通算1年以上在籍し、帰国後3年以内の者
国語・算数 各40分 100点満点
英語 60分 200点満点
面接(個別)10分程度
合計 400点満点
国語・算数の問題は、「4科目型」、「英語型」と同一問題ですが、試験時間の40分に合わせて、解くべき問題を指定する。指定された問題のみ解答してください。
・入試において、東大ジュニアコースと医科ジュニアコースの合格点に達しない場合は、難関大ジュニアコースへのスライド合格があります。
・第1回・第2回入試において、目指すコースの合格点に達しなかった場合や特待が合格でない場合は、第2回入試や第3回入試において、再度チャレンジすることができます。
英語について
・江戸取では、グローバル社会を見越して国際社会の礎として活躍できる「心豊かなリーダーの育成」を教育目標に掲げており、高いコミュニケーション能力や多様な文化・価値観を理解する柔軟な知性を備えた「世界型人材」を目指しています。
・入試においては、言語としての英語の知識だけではなく、論理的に物事を考える力や、コミュニケーションツールとして英語を運用できる力を試します。
一般入試(英語型)
英語型入試の受験には、出願の際に「英語学習履歴書」の入力が必要です。英検などの検定試験の級やスコアの証明書がある場合は添付してください。「英語学習履歴書」の内容は合否判定上、優遇されます。
①出題レベルは、CEFR(国際標準規格)でA1からA2程度、実用英語検定で3級から準2級程度となります。ただし、マーク形式ではなく、選択式と記述式を併用します。小学6年生という年齢を考えて、極端に抽象度の高い英文や難単語は出題しません
②語彙力を試す問題を出題します。日常生活で使用するような語句を正しい綴りで書けるかどうかを確認する問題です。
③文法知識が身に付いているかを測る問題を出題します。文法問題は、4択式・共通語句選択・並べ替え・正誤指摘等、様々な形式の中から出題します。
④英文読解能力を測る問題を出題します。小説・エッセイ・論説など、幅広い分野からの出題になります。英文の内容が理解できているかを確認します。
⑤思考力や表現力を問う問題を出題します。例えば、英語の説明文を読んで何が説明されているかを答えたり、意味の通る会話になるように質問と応答を組み合わせたり、自分の考えを英語で述べたりするなど、論理的に物事を考えることができるかどうかを確認します。
⑥放送機器を用いた、いわゆる「リスニング」の出題はありません。
以上、多岐に渡る出題形式により、総合的な英語力を測ります。特に、思考力や表現力を試す問題の配点が高くなっています。そのことを踏まえた上で学習に取り組んでください。
帰国生入試
帰国生入試の受験資格は、「海外の学校に通算1年以上在籍し、帰国後3年以内であること」です。また、出願の際に「帰国生受験者カード」の入力が必要です。英検などの検定試験の級やスコアの証明書がある場合は添付してください。「帰国生受験者カード」の内容は合否判定上、優遇されます。
①出題レベルは、CEFR(国際標準規格)でA2程度、実用英語検定で準2級程度となります。ただし、マーク形式ではなく、選択式と記述式を併用します。小学6年生という年齢を考えて、極端に抽象度の高い英文や難単語は出題しません
②語彙力を試す問題を出題します。日常生活で使用するような語句を正しい綴りで書けるかどうかを確認する問題です。
③文法知識が身に付いているかを測る問題を出題します。文法問題は、4択式・共通語句選択・並べ替え・正誤指摘等、様々な形式の中から出題します。
④英文読解能力を測る問題を出題します。小説・エッセイ・論説など、幅広い分野からの出題になります。英文の内容が理解できているかを確認します。
⑤語数指定のある自由英作文の問題を出題します。一つのテーマが与えられ、その内容に沿って正しい英文で自分の意見を述べることができるかどうかを測ります。
⑥放送機器を用いた、いわゆる「リスニング」の出題はありません。
⑦個別面接(10分程度)を実施します。個別面接は、外国人教師と日本人教師の2名で行います。英語による質問もあります。
以上、多岐に渡る出題形式により、総合的な英語力を測ります。特に、自分の考えを英語で述べる「自由英作文」の配点が高くなっています。そのことを踏まえた上で学習に取り組んでください。
3号棟です。
2018年度中学入試結果
第1回 1/17
・応募者数
東大ジュニアコース
男子 250名、女子 119名、合計 369名
医科ジュニアコース
男子 121名、女子 106名、合計 227名
難関大ジュニアコース
男子 161名、女子 150名、合計 311名
・受験者数
東大ジュニアコース
男子 238名、女子 110名、合計 348名
医科ジュニアコース
男子 118名、女子 101名、合計 219名
難関大ジュニアコース
男子 155名、女子 143名、合計 298名
・合格者数
東大ジュニアコース
男子 63名、女子 24名、合計 87名
医科ジュニアコース
男子 35名、女子 18名、合計 53名
難関大ジュニアコース(スライドを含む)
男子 150名、女子 89名、合計 239名
第2回 1/25
・応募者数
東大ジュニアコース
男子 209名、女子 102名、合計 311名
医科ジュニアコース
男子 107名、女子 96名、合計 203名
難関大ジュニアコース
男子 142名、女子 130名、合計 272名
・受験者数
東大ジュニアコース
男子 140名、女子 67名、合計 207名
医科ジュニアコース
男子 74名、女子 74名、合計 148名
難関大ジュニアコース
男子 103名、女子 95名、合計 198名
・合格者数
東大ジュニアコース
男子 29名、女子 16名、合計 45名
医科ジュニアコース
男子 20名、女子 15名、合計 35名
難関大ジュニアコース(スライドを含む)
男子 113名、女子 65名、合計 178名
第3回 2/4
・応募者数
東大ジュニアコース
男子 190名、女子 100名、合計 290名
医科ジュニアコース
男子 99名、女子 89名、合計 188名
難関大ジュニアコース
男子 134名、女子 125名、合計 259名
・受験者数
東大ジュニアコース
男子 66名、女子 37名、合計 103名
医科ジュニアコース
男子 41名、女子 46名、合計 87名
難関大ジュニアコース
男子 72名、女子 65名、合計 137名
・合格者数
東大ジュニアコース
男子 14名、女子 5名、合計 19名
医科ジュニアコース
男子 6名、女子 7名、合計 13名
難関大ジュニアコース(スライドを含む)
男子 87名、女子 71名、合計 158名
コミュニティホール2001です。
2018年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大123名(2017年度121名)
東京大7名、東京工業大7名、東京医科歯科大2名、一橋大1名、大阪大1名、九州大1名、お茶の水女子大1名、東京学芸大1名、東京農工大2名、電通大1名、東京外国語大1名、千葉大10名、筑波大14名、横浜国立大3名、北海道大6名、東北大5名、横浜市立大1名 等
・私立大
早稲田大46名、慶應義塾大37名、上智大17名、東京理科大102名
明治大71名、青山学院大15名、立教大32名、中央大25名、法政大54名、学習院大16名 等
最後に学校説明会等の詳細は、 こちら まで。
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