ブログ/お知らせ

中学入試に役立つ学習法:国語編その1

2022-09-06

カテゴリー:中学入試に役立つ学習法:国語編,

中学入試の国語の基礎力を上げる方法
 
 国語の勉強法や成績を上げるのに苦労されている方は非常に多いと思いますが、それは皆さんが日本人だからなのです。つまり、国語も語学である以上、成績を上げる方法は英語の学習法を参考にすると良いのです。しかし、「そう一口に言われても・・・・」と思う方は多いでしょうから、具体的に書いていきます。
 
 ①「日本語の単語力」をつけよう!
 

 本をたくさん読んでいる子に国語ができる人が多いのはなぜでしょう。それはいつもたくさんの「日本語」を読んでいるため、知らず知らずのうちに「ことばの力」つまり日本語の語彙力がついていることが多いからです。ところが、もともと国語が苦手な子に無理やり本を読ませても、なかなか成績は上がりません。それはなぜでしょう。

 英語が苦手な生徒に英文を読ませても、わからない単語や構文が多くて、文章が何を言っているのかがわかりませんよね。それと同じで、国語でもちょっと難しい言葉がたくさん出てくる論説文や随筆になると急に得点が取れなくなる生徒は、語彙力が足りないのです。つまり、「日本語の単語力」が足りないのです。

 じゃあ、どうすれば「日本語の単語力」がつくのか。答えは簡単です。国語の教材の文章に出てきたことばの中で、自分が知らないことばを覚えるのです。具体的には、知らない言葉をマーキングし、先生や親に訊けば良いのです。ただしお子さんに訊かれたときに、「自分で辞書を引きなさい。」と言うのは禁句ですよ。辞書で調べさせるのならば、お子さんと一緒に調べてください。国語が苦手な子どもが辞書を引いても、英語に弱い人が英英辞書を引くのと同じ効果しか生みません。つまり良く意味がわからないままになるわけです。親や教師が言葉の意味を噛み砕いて子どもに教えた時に、初めてその言葉の本当の意味やニュアンスがわかるのです。

 「日本語の単語力」が無いために国語が苦手な子は、いわば戦後の「墨塗り教科書」を読んでいるような状態にあります。知っている英単語だけをつなげて、「きっとこのようなことを言っているのだろう」と推測しながら英語の問題を解くと、簡単な設問は合っていても、問題の核心を突く設問は間違えますよね。あれと同じ状態が、「日本語の単語力」の無い生徒の解き方なのです。ですから、お子さんの国語の成績が不安定な場合は、まず「日本語の単語力」の不足を疑ってください


千葉県柏市の進学塾「エクセレントゼミナール」

住所
〒 277-0852 千葉県柏市旭町1-1-2 YK-7ビル5F
連絡先
TEL:04-7148-4619
最寄駅
柏駅西口(高島屋側)を出て徒歩1分

<< 一覧へ戻る

ブログランキング
FC2
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
人気ブログランキング
カテゴリーページ
塾対象説明会レポート2024
塾対象説明会レポート2023
塾対象説明会レポート2022
塾対象説明会レポート2021
塾対象説明会レポート2020
塾対象説明会レポート2019
塾対象説明会レポート2018
塾対象説明会レポート2017
中学入試 入試風景2024
中学入試 合格発表風景2024
中学入試 激励風景2022
中学入試 激励風景2021
中学入試 激励風景2020
中学入試 激励風景2019
中学入試 激励風景2018
重大ニュース2023
重大ニュース2022
重大ニュース2021
重大ニュース2020
重大ニュース2019
重大ニュース2018
重大ニュース2017
小6の本棚
正しい模試の活用法
入試に良く出る略語の覚え方
自己紹介その他お知らせ
中学入試に役立つ学習法:国語編
中学入試に役立つ学習法:算数編
中学入試に役立つ学習法:理科編
中学入試に役立つ学習法:社会編
中学受験の歩き方

Page top