重大ニュース2023 その1:国際関係
2023-11-17
カテゴリー:重大ニュース2023
今年も社会と理科の重大ニュースを掲載していきますので、受験生の皆さんはこれを参考に時事問題の対策をして下さい。
昨年2月から続いているロシアによるウクライナ侵攻により、世界中のいろいろなことに影響が出ています。
重大ニュース2023のその1として、「国際関係」に関する時事問題を扱います。それでは、簡単なテストで確認していきましょう。
「重大ニュース2023 その1:国際関係 問題」
①2023年5月19日〜21日に、日本のある都市でG7サミットが開催されました。G7の7か国の代表及びEUの首脳2名の他、インド、韓国など8か国の国の代表が招待されました。また、ゲスト国として、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加しました。G7サミットが行われた日本の都市の名前を漢字2字で答えなさい。
②2023年3月14日、中華人民共和国(中国)で、ある人物が3期連続で国家主席に選出されました。この人物の名前を漢字3字で答えなさい。
③2023年1月1日から2年間、日本は国連のある組織の非常任理事国となりました。この組織は、平和と安全を守るための重要な役割を果たしています。この国連の組織の名前を漢字7字で答えなさい。
④2023年4月、国連人口基金が発表した「世界人口白書2023」によると、ある国の人口が、14億2860万人になり、中国の人口(14億2570万人)を超え、世界1位となりました。この国の名前をカタカナ3字で答えなさい。
⑤2023年7月16日、イギリスが環太平洋パートナーシップ協定に正式に加盟することが決定しました。イギリスはEU離脱後、ヨーロッパ以外の国との経済連携を図るため、環太平洋パートナーシップ協定に加盟申請していました。環太平洋パートナーシップ協定の略称をアルファベット3字で答えなさい。
成績はいかがでしたか? ロシア軍がウクライナの国境を越えて、侵攻して、1年8か月以上が経ちましたが、終戦の気配はありません。現在もロシアとウクライナの戦争は続いています。また、2023年10月には、イスラエルのガザ地区で、イスラエルとイスラム組織ハマスの対立により、死者が多数出ています。イギリスに関しては、重大ニュース2020 その3 、重大ニュース2019 その3 、重大ニュース2016 その3 なども参考にすると良いでしょう。
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「重大ニュース2023 その1:国際関係 解答と解説」
①広島(市)・・・・・今回、G7の開催地に被爆地(ひばくち)である広島が選ばれたのは、ロシアが核兵器の使用もあるかもしれないという発言を繰り返していることに対して、核兵器の使用は認められないという強いメッセージを発する必要があったためです。なお、次回のG7サミットはイタリアで開催されます。
②習近平・・・・・中国の国家主席の任期は5年で、連続2期までとされていましたが、2018年に憲法が改正され、回数の制限がなくなりました。
③安全保障理事会・・・・・常任理事国は、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の5カ国で、1カ国でも反対すれば決定できないという特別な権限(拒否権(きょひけん))をもっています。非常任理事国は10か国で、任期は2年ですが、1年ごとに5か国ずつの改選となります。2024年からの2年間には、アジア地域からは大韓民国(韓国)が選出されています。
④インド・・・・・国別の人口は、1位がインド、2位が中国、3位がアメリカ(3億4000万人)、4位がインドネシア(2億7750万人)です。日本(1億2330万人)はエチオピア(1億2650万人)に抜かれて、12位になりました。なお、世界人口は2022年11月に80億人をこえています。
⑤TPP・・・・・発足時の11か国以外でイギリスが初めて参加を認められました。また、中国や台湾、コスタリカ、エクアドル、ウルグアイも加盟を申請しています。イギリスは、クアッド(QUAD)にも参加する意向を表明しています。クアッドとは、英語で4つを意味する言葉で、自由や民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国による枠組みのことです。
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