塾対象説明会レポート:東邦大学付属東邦中学校
2023-10-06
カテゴリー:塾対象説明会レポート2023
東邦大学付属東邦中学校は、千葉県習志野市にある男女共学の中高一貫校で、額田豊・晋兄弟博士が創立した医学専門学校を前身とする東邦大学の付属中学校です。「自然・生命・人間」に関する世界観と提唱し「生命の尊さ」「宇宙を支配する無形の力を尊ぶこと」など、科学的人生観を説き「かけがえのない自然と人間を守る」ための豊な人間性と均衡のとれた知識の育成の理念を追求しています。
東邦大学付属東邦中学校の正門です。
学校は総武線津田沼駅から京成バスで行けるほか、京成本線京成大久保駅からは徒歩で10分ほどの場所にあり、近隣には東邦大学薬学部・理学部、日本大学の生産工学部などの大学があります。
正門は至って普通の入口となりますが、足を進めるごとに緑を感じることができ、中学高等学校の敷地に入るというよりも、大学のキャンパスに足を踏み入れたような趣きがあります。校舎の先には緑鮮やかな全面人工芝のグラウンドがあり、ハンドボールコート3面、テニスコート5面、サッカーコート1面、野球場という設備と大きさを誇っています。
東邦大学付属東邦高等学校の校舎です。
2023年度中学入試結果について、受験者数は推薦入試が572名(60名減)、前期入試が2147名(21名増)、後期入試が457名(60名増)となり、合格者数は推薦入試が40名(±0名)、前期入試が967名(2名減)、後期入試が22名(25名減)となりました。実質倍率は推薦入試が14.3倍(―1.5)、前期入試が2.2倍(±0)、後期入試が20.8倍(+12.4)となりました。
合格最低点は、
推薦入試 188点(62.7%)(300点満点)
前期入試 278点(69.5%)(400点満点)
後期入試 237点(79.0%)(300点満点)
でした。後期入試は合格者数が22名と少なかったため、合格最低点の得点率も79%と8割近い得点が必要となり、かなりの狭き門でした。
2024年度中学入試について
・大きな変更点はありません。
・日程・募集定員・受験科目など
推薦入試(第一志望入試)
12/1 40名募集
国語・算数(各100点・各45分)
社会・理科(各 50点・各30分)
前期入試
1/21 240名募集
国語・算数・社会・理科(各100点・各45分)
後期入試
2/3 20名募集
国語・算数(各100点・各45分)
社会・理科(各 50点・各30分)
帰国生入試
12/1 若干名募集
国語・算数・英語(各100点・各45分)
※帰国生入試の募集人員は前期入試の募集人員に含める。
※インターネット出願となります。ただし、推薦入試は提出書類の郵送が必要となります。
※入試成績の特に優秀な者については入学年度における年間授業料を免除する。
2023年度大学合格実績は、国公立大が、東京大5名、東工大11名、一橋大2名、東京医科歯科大2名、東京農工大4名、東京海洋大1名、東京学芸大3名、電通大1名、千葉大18名、筑波大7名、横浜国大2名、北海道大6名、東北大1名、防衛医大2名、防衛大1名など計88名で、私立大は早稲田大53名、慶應義塾大43名、上智大42名、東京理科大131名、明治大105名、青山学院大39名、立教大47名、中央大46名、法政大60名、学習院大11名などとなっています。また、東邦大の合格者数は、医学部22名、薬学部14名、理学部6名、合計42名でした。
東邦大学付属東邦中学高等学校の特長の一つとして、「自分探し学習」があります。「自分探し学習」では様々なステージとプログラムにも取り組んでいます。中学では、「読書マラソン」・「数学トレーニングマラソン」・「実験重視の理科教育」・「社会科博士号」・「校外学習、体験学習、修学旅行」など、各分野への偏りのない取り組みで生徒の可能性を拡げます。さらに希望者を対象に「学問体験講座」が開かれています。医療系希望者も多いことから、東邦大学医療センター佐倉病院の協力をあおぎ、外科の実験体験「ブラックジャックセミナー」を開催するなど、今学んでいることが、どのように学問として発展していくのかを実感することができます。
東邦大学付属東邦中学校のシンボルの大銀杏です。
ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の東邦大学付属東邦中学校の累計合格実績は65%(84名受験55名合格)です。
最後に、学校説明会の詳細は、 こちら まで。
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