重大ニュース2020 その4:今から何年前
2020-12-16
カテゴリー:重大ニュース2020
あるできごとが起きてから今年でちょうど何年目、という節目の年のできごとが、入試では出題されることがよくあります。今回は重大ニュース2020のその4として、「今から何年前」を掲載します。それでは、いつものように簡単なテストをしてみましょう。
「重大ニュース2020 その4:今から何年前」
①今から1300年前の720年、朝廷によって編集された歴史書の名前を漢字4字で答えなさい。
②今から100年前の1920年、アメリカのウィルソン大統領の提唱により、世界の平和を守るための国際的な機関が作られました。この国際機関の名前を漢字4字で答えなさい。
③今から60年前の1960年、日本はアメリカと1951年に結んだ日米安保条約を改定した新日米安保条約を結び、発効しました。この条約を結んだときの内閣総理大臣の名前を漢字3字で答えなさい。
④今から50年前の1970年、日本で初めて万国博覧会が開催されました。この万国博覧会が開催された都道府県の名前を漢字3字で答えなさい。
⑤今から30年前の1990年、第二次世界大戦後、東西に分かれていたある国が統一しました。この国の名前をカタカナ3字で答えなさい。
成績はいかがでしたか? 110年前(1910年)の韓国併合、70年前(1950年)の朝鮮戦争勃発(ぼっぱつ)なども確認しておくとよいでしょう。
この記事が参考になった方は応援クリックをお願いいたします!!
「重大ニュース2020 その4:今から何年前 解答と解説」
①日本書紀・・・・・712年に完成した「古事記」は、日本国内に向けて書かれた、天皇家の歴史書で、「日本書紀」は中国など国外に向けて書かれた正式な歴史書です。「日本書紀」は「天地開闢(てんちかいびゃく)」から持統天皇(じとうてんのう)までを扱っています。
②国際連盟(こくさいれんめい)・・・・・敗戦国のドイツと社会主義国のソ連は、当初参加がみとめられませんでした。また、国際連盟を提唱したアメリカは議会の反対によって、参加できませんでした。アメリカ、ソ連などの大国が参加しなかったことなどもあり、国際連盟は機能しませんでした。なお、国際連盟の本部は、スイスのジュネーブにあります。
③岸信介(きしのぶすけ)・・・・・日米安保条約は、1951年にサンフランシスコ講和条約調印と同じ日に結ばれました。締結から10年の期限を迎えるため、この日米安保条約を改定する形で締結されました。新日米安保条約は国会で強行採決され、岸内閣は責任をとって、内閣総辞職となりました。
④大阪府・・・・・万国博覧会は、1851年にイギリスのロンドンで開催されたのが始まりです。日本では、大阪万博の他、1975年の沖縄海洋博、1985年のつくば万博、1990年の花と緑の万博、2005年の愛・地球博の合計5度開催されています。なお、2025年には、また大阪で開催されることが決定しています。
⑤ドイツ・・・・・資本主義の西ドイツに社会主義の東ドイツが加入する形で統一されました。統一から30年たった今でも、東西の経済格差は解消されていません。