江戸川学園取手中学・高等学校は、茨城県取手市にある中高一貫校です。1978年に江戸川学園取手高等学校が創立され、9年後に江戸川学園取手中学校が開設されました。2012年4月には江戸川学園取手小学校も開校し、茨城県初の小・中・高12ヵ年一貫教育校となりました。
オーディトリアムです。
創立40周年記念事業として、2020年4月に総合体育館Sakura Arenaが竣工しました。Sakura Arenaは、1階が雨天運動エリア、部室、体育用具庫、駐車場、2階が武道場、卓球場、ダンス室等、3階が体育館、更衣室等となっています。
Sakura Arenaの入口です。
各コース制の特徴について
・医科ジュニア・医科コース
①現役医師や医学部教授による月1回の講和(中・高)
②医師体験・病院見学などへの積極的な参加(中・高)
③学校独自科目「メディカルサイエンス」を実施(高)
④医学部医学科のみに特化した受験指導
・東大ジュニア・東大コース
①知的好奇心を満たす、学問の本質を重視したアカデミックな授業(中・高)
②科学の甲子園や模擬起業グランプリ等に中核として参加する生徒多数(中・高)
③東大金曜特別講座へ参加する生徒多数(中・高)
④目標の高い生徒同士による切磋琢磨
・難関大ジュニア・難関大コース
①名前の通り難関大(早慶上理・国公立など)や歯薬看護への合格多数
②多様な入試形態(一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜)に柔軟に対応
③部活・ボランティア・コンクールと多様な活動に励む生徒多数
④基本を重視しつつ、入試への計画的な学習
2022年度の中学入試から、全ての入試で英語が必修となりました。5科目型入試と適性型入試では、試験時間20分で全てリスニングの問題になります。リスニングのサンプル問題は こちら 。
2022年度の各入試での受験者総数は、第1回入試が743名(128名減)、第2回入試が440名(6名増)、第3回入試が227名(22名減)となりました。第2回入試と第3回入試 2021年度入試と比べ増減の幅が小さかったのですが、第1回入試は大幅に減少しました。これは、2021年度入試では、第1回入試前の1月6日に適性型入試が行われ、341名もの受験者を集めたことが大きかったのではないかと思われます。
中等部校舎です。
2023年度入試
・試験日程・募集定員
帰国生入試 定員若干名
11月19日のみになります。
適性型入試 定員30名
12月17日(1月6日から変更)、1月25日
第1回入試 1月17日 定員180名
第2回入試 1月25日 定員60名
第3回入試 2月5日 定員30名
東大ジュニアコース(70名募集)
医科ジュニアコース(70名募集)
難関大ジュニアコース(160名募集)
・試験科目・時間・配点
①5科目型入試
国語・算数 各50分 各100点満点
理科・社会 合わせて60分 各50点満点
英語(リスニング) 20分 50点
合計 350点満点
②英語型入試
国語・算数 各50分 各100点満点
英語 60分 100点満点
合計 300点満点
英語は、CEFR(国際標準規格)でA1〜A2(「日常生活での基本的な表現を理解し、ごく簡単なやりとりができる、英検3級程度」から、「日常生活での身近なことがらについて、簡単なやりとりができる、英検準2級程度」)を出題レベルとする。
③適性型入試
適性型A・B 各50分 各100点満点
英語(リスニング) 20分 50点
質問シート 10分 5段階評価
合計 250点+5段階評価
④帰国生入試
資格 海外の学校に通算1年以上在籍し、帰国後3年以内(2019年11月1日以降に帰国)の者
国語・算数 合わせて60分 各75点満点
英語 30分 50点満点
個別面接 10分 50点
合計 250点
・特待について
第1回入試、第2回入試、第3回入試それぞれにおいて、入試成績がきわめて優秀であると判断した生徒に対し、特待生として合格発表を行う。特待基準は3コースとも同一です。
A特待 入学時納入金全額及び、授業料1年間の免除(特待生としての継続は、年度ごとの審査による。)
B特待 入学時納入金の全額免除
・入試において、東大ジュニアコースと医科ジュニアコースの合格点に達しない場合は、難関大ジュニアコースへのスライド合格制度があります。
・再チャレンジ
希望コースへの再チャレンジや特待合格への再チャレンジが可能です。
・各コース合格の目安
東大ジュニア・医科ジュニア 合計点の7割 特待は合計点の8割
難関大ジュニア 合計点の6割 特待は合計点の8割
ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の江戸川学園取手中学校の累計合格実績は83%(138名受験115名合格)です。
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