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2023年夏期講習パンフレット・時間割掲載

2023-05-22

カテゴリー:自己紹介その他お知らせ,

夏期講習のパンフレット時間割を掲載しました。
(『
通常授業・講習・特別講座』のページにあります。)
>>『
通常授業・講習・特別講座』ページ

  夏期講習のパンフレット

  夏期講習時間割

塾対象説明会レポート:光英VERITAS中学校

2023-05-19

カテゴリー:塾対象説明会レポート2023,

 光英VERITAS中学校は、千葉県松戸市にある中高一貫校で、1933年創立された幼稚園から大学まである学校です。一昨年度、男女共学になり、聖徳大学附属女子中学校から校名が変更になりました。高校も男女共学になり、今年度、光英VERITAS中学校としての3期生が、108名(男子53名、女子55名)入学しました共学化3年目で、入学者の男女比が1:1になりました。
 校名の「光英VERITAS」については、「光」は光り輝く人、「英」は「英才」とか「英知」、「秀でた人」「グローバル」という意味があり、「VERITAS」はラテン語の「Optima est Veritasu / 真理こそ最上なり」に由来し、真理を探究する生徒を育てたいという思いが込められています。また、マークについては、校名のイニシャル「KV」とともに地球を守る(人、社会、自然に貢献する)盾をイメージし、菱形は「光り輝いていく」原石=生徒をイメージしてデザインしました。


光英VERITAS中学校の正門です。

ヴェリタスの学び
学びの土台
・ツール(ICT)
 ひとり1台のiPad、Classi、ロイロノートの活用
・メソッド(トルネードラーニング)
 探究的な学びのサイクルを「理数教育」「英語・グローバル教育」「小笠原流礼法教育」の各分野で回しながら学校生活全体に波及させ、大学や企業と連携させていく。
・マインド(小笠原流礼法)
 「思いやりと日本文化」を週1時間学び、卒業時に許状を取得できる。
2大コンテンツ
・グローバル(英語・国際理解)
・サイエンス(理科・数学)

 2023年度中学入試は、第1回入試、特待選抜入試で、受験者数・実倍率とも上昇しました適性検査型入試の廃止やVERITAS英語入試の科目数の増加などによって、出願者数・受験者数の総計は減少しました。


説明会会場の様子です。

2024年度中学入試について
・変更点
①入試の新設
 1/20午後 VERITAS探究入試
求める生徒
「問を持つ学び」取り組む資質・能力・意欲のある生徒
・地球(人・社会・自然)を守る意味を理解している生徒
・VERITASトルネードラーニングを中心においた本校の学びに意欲的に取り組む生徒
入試内容
1.SDGsに関連する課題の提示
2.iPad(当日貸し出し)と提示資料から情報を集める
3.情報を分析し、発表内容をまとめる(50分)
4.グループ内発表
 ① 受験生グループ内で発表(2分程度)
 ② 発表後の質疑応答
5.ルーブリック評価を行う
詳細(試験時間・試験内容等)は10月上旬に発表
模擬問題の公表も予定
②日程変更
 1/24午前 VERITAS英語入試(2023年度は1/20午前)

・日程、募集定員
12/1 午前
・第1志望入試 男女35名募集
 2科または4科と面接
・帰国生入試 男女若干名募集
 2科または4科と面接
1/20 午前
・第1回入試 男女35名募集
 2科または4科
1/20 午後
・VERITAS探究入試 男女若干名募集
 SDGsに関するテーマの探究活動
・VERITAS理数特待選抜入試 男女10名募集
 算数・理科融合問題
1/22 午前
・特待選抜入試 男女20名募集
 2科または4科
1/24 午前
・第2回入試 男女25名募集
 2科または4科
・VERITAS英語入試 男女5名募集
 2科と英語
2/4 午後
・第3回入試 男女若干名募集
 2科

特待アップスライド合格制度
・特待アップスライド合格:特待選抜入試以外の試験でも、特に優秀な成績の者は、特待合格として発表する。

優遇措置
・次の①②③のいずれかに該当する受験生には、合否判定の際に総合点に加点し、優遇する。ただし、重複しての加点は行わない(加点の大きい方のみ)
①複数回入試受験者:複数回受験をした者(2回目以降)
②帰国生に対する優遇:海外の学校に通算1年以上在籍し、帰国後3年以内の者
③英語検定合格者に対する優遇:4級以上の合格者。英語検定以外の場合はCEFRの対照表により判断する。


光英VERITAS中学校の制服です。

 最後に、学校説明会等の詳細については、 こちら まで。

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中学入試に役立つ学習法:算数編その11

2023-05-17

カテゴリー:中学入試に役立つ学習法:算数編,

 前回は「循環小数と分数」の関係についてでしたが、その中で「分数の計算」には3種類の難問があると書いたのを覚えているでしょうか。今回はその中のひとつ「繁分数(はんぶんすう)」の計算について書いてみたいと思います。繁分数の計算は、分数の基本的な計算概念に基づけば難しいものではありませんから、はじめて見たときにはどうやって解いたらいいのか戸惑いますが、きちんとできるようにしましょう。
 例を挙げて説明しましょう。繁分数というのは、分母や分子が分数であるような分数のことですから

 
のような分数です。分数の基本は分子÷分母ですから、上の問題は、
 
1÷(1+2分の1)=1÷2分の3=1×3分の2=3分の2
 
が答えになります。ですから、
 


のような問題では、
 
3÷(1+1÷□)=2.5
 
という問題を解くのと同じなわけです。では、次のような問題はどうやって解くのでしょう。
 
A〜Dにあてはまる整数を答えなさい。
(早大学院高)
 
26を7で割ると3あまり5ですから、



になりますよね。ですから、Aは3になります。そしてBは1.4の整数部分にあたる1になるわけです。 さらにこれを続けて解いていくと、A=3、B=1、C=2、D=2となります。「分数の計算」についての話も次回が最後になります。もう少しですから頑張りましょう。というわけで、今日はここまで。

第一志望合格への学習スケジュール2023

2023-05-12

 エクセレントゼミナールでは、父母向け無料公開セミナー「中学受験の基礎講座 第4回:第一志望合格への学習スケジュール」を6月18日(日)10:30〜12:00で開催いたします。

 何度か「中学受験の基礎講座」にご出席頂いている方はご存知だと思いますが・・・・・今回のテーマは、中学入試で重点的に出題される単元を把握して学習に生かしたい方を対象とした内容となります。

 面談時に父母によく相談される質問は・・・・・

 「前に学習した単元が定着していないようなのですが・・・・・積み残しが心配なんです・・・・・応用よりも基本をやり直させたほうが良いのではないでしょうか?」

 「前の復習をするのに、何からどう手をつけたら良いのでしょう??」

 「過去問にはいつ頃から手をつけたら良いのでしょう? そして、どういう順番で演習したら良いのでしょう?」

 「勉強時間が少ない気がするのですが、このままで大丈夫なのでしょうか?」

 というようなものです。つまり受験勉強が佳境になると、あれもできていない、これも苦手、これからの勉強スケジュールをどう立てたらいいのだろう、というお子さんの学習面に対する父母の不安が増大するわけです。

 じゃあ、どうすれば良いのか?

 ズバリ言えば、「入試に良く出題される重点単元を補強」し、「入試までの学習スケジュールに見通しを立て」て、「志望校の過去問の得点力をつけ」ればいいのです。

 しかし、父母の皆さんのほとんどは、入試のプロではありませんから、「何が入試に良く出題されるのか」や「どの時期に何を目標にして勉強するか」がわかっていないことが多いわけです。
 そして、最悪のパターンだと・・・・・早めに志望校の過去問に取り組んだ結果、合格最低点に届かない子どもを責め、自信を失わせ、しかも親ばかりが焦る結果になります。

 手順を間違えたり、調理時間を間違えたりすると、同じ材料を使ってもとんでもない料理になることがありますよね?

 中学受験の場合は、受験生が小学生ですから、受験勉強で何をどうやれば・・・・・というのは全く想像がついていないといっても過言ではありません。だからこそ、御父母の皆さんが正しい指標を持ち、火加減をうまく見てあげる必要があるのですが・・・・・最初のお子さんの中学受験のときはほとんどの方がうまくサポートできないのが普通です。

 ですから今回は、どのタイミングで志望校の過去問に手をつけるかや、どのような単元に重点をおいて復習をするのか、などの学習に関する悩みに焦点を絞って、プロの技を伝授するセミナーとなります(笑)

 なお今回のセミナーの場を借りて、2023年夏期講習の説明もさせていただきますので、塾生以外の方はあしからずご了承くださいますようお願いいたします。

 中学受験の基礎講座」はどなたでも受講可能な無料公開セミナーです。参加ご希望の方は、参加申込書( PDF )をダウンロードしてからプリントアウトし、申込書に記入後、エクセレントゼミナールへFAX(04―7148―4617)していただければお申し込み受付が完了いたします。もちろん、お電話(04―7148―4619)でも参加申し込みを受け付けております(午後2時〜9時30分)。資料や会場準備の都合がありますので、セミナー前日の6月17日(土)までにお申し込みのほどよろしくお願い申し上げます。

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中学入試に役立つ学習法:社会編その10(経済の話その2)

2023-05-09

カテゴリー:中学入試に役立つ学習法:社会編,

 前回は、自給自足経済商品経済に発達する過程を俯瞰(ふかん)しました。経済が大幅に発展したのは産業革命以降の話になりますので、ここからは少しゆっくりと経済の歴史を書いていきたいと思います。
 
シュサイ:「前回は、農業中心の自給自足経済から少しずつ生産力が向上して、市場経済が発達したという話までしたんだったね。生産力が飛躍的に向上するには、産業革命(>>詳しくはこちら)を待たなければならなかったわけだが・・・・・産業革命期に発明されたものにはどんなものがあるか知っているかい?」
 
B君:「たしか、ジェニー紡績機とか・・・・・」
 
シュサイ:「そうだね。ハーグリーブス(>>詳しくはこちら)がジェニー紡績機を作ったのは、ワット蒸気機関を改良する一年前になるんだけど・・・・・・ワット(>>詳しくはこちら)がそれまでにあった蒸気機関を改良して、ずっと効率の良い蒸気機関(>>詳しくはこちら)を作った。その後フルトン(>>詳しくはこちら)が蒸気船(>>詳しくはこちら)を作ったり、スチーブンソン(>>詳しくはこちら)が蒸気機関車の運転に成功したり、といろいろな発明が行なわれたんだ。蒸気機関の燃料は石炭だったんだが・・・・・当時の煤煙(ばいえん)はすごかったらしいよ。」
 
B君:「公害だなあ。喘息(ぜんそく)になりそうですね。」
 
C君:「人権侵害で訴えてやる。」
 
A子:「はいはい、わかった、わかった。ちょっと黙っててくれる?」
 
シュサイ:「アークライト(>>詳しくはこちら)は水力紡績機を発明しているけど・・・・・当時は公害エコロジーの概念は無いから、まあ仕方ないな。ちなみに、産業革命といっても数年の間に起こったわけではなく、およそ100年間ぐらいかけて発展したんだ。」
 
C君:「遅っ!!」
 
A子:「あんただったら1000年かけても無理よ!」
 
シュサイ:「遅いように感じるかもしれないけど、自給自足経済時代15世紀ごろまで続いていて、その後の商品経済時代15〜18世紀の400年だとすると、たった100年で飛躍的に進歩したんだよ。蒸気機関車ができるまでは、移動手段はせいぜいなんだから。」
 
B君:「それはそうだなあ。」
 
シュサイ:「ところで・・・・・蒸気機関がはじめて利用されたのが紡績機だといえるわけだが・・・・・そのころの紡績機何の糸をつむいでいたのかな?
 
C君:「知ってる! カイコ!
 
A子:「あんた、バカぁ?
 
C君:「え、何で? 違うの?」
 
A子:「・・・・・ほんとに、バカね。」
 
B君:「へ〜〜、イギリス人って着物を着てたんだ?」
 
C君:「あっ、そうか。 ということは・・・・・」
 
シュサイ:「ヒツジの毛、つまり羊毛だね。その後は綿花になるけどね。」
 
C君:「いやあ、当然じゃないですか。わざと間違えただけですよ・・・・・皆わかってないなあ。」
 
B君:「ウソをいうな、ウソを。」
 
シュサイ:「・・・・・ハァ・・・・・・当時は毛織物工業すごく儲かったんだ。なぜ儲かったかという話は・・・・・時間がきたから、次回にするか。」
 
 というわけで、産業革命はジョン・ケイ(>>詳しくはこちら)が飛び杼(とびひ)を発明してから、ニューコメン(>>詳しくはこちら)やワット蒸気機関の改良を経て、蒸気船蒸気機関車(>>詳しくはこちら)が実用化されるまでのおよそ100年間を指します。この時期の生産技術の進歩当時の社会のしくどのように関わっていたか、という話も大事な話ですので、次回に少し詳しく書いていくことにします。それでは、また。

中学入試に役立つ学習法:理科編その10

2023-05-02

カテゴリー:中学入試に役立つ学習法:理科編,

 前回は「人体」の感覚器のつくりについて書きました。今回は、循環器(心臓・血管・血液)の構造について書いてみたいと思います。
 
 心臓(>>詳しくはこちら)は臓器の中で最も重要なはたらきをするところです。生まれてから死ぬときまで、途切れることなく動き続ける臓器ですが、では、いったい、人の一生の中でどれだけの血液を体に送り続けるのでしょうか
 ヒトの心臓心拍数(つまり脈拍です >>詳しくはこちら)は、平均すると1分間に70回程度(安静時)と考えると、1回の拍動で押し出される血液量は60〜90mlですから、ここでは80ml(0.08リットル)とすると・・・・・0.08(リットル)×70(回)×60(分)×24(時間)=8064リットルですから、一日に心臓が送り出す血液量は、一般的なお風呂(200リットルとします)でおよそ40杯にも達します。たった一日でお風呂40杯分の血液を循環させるわけですから・・・・・一生かかったらとてつもない量の血液を送り出すことになります。だから、高等動物ほど心臓のつくりが高等になっているのは当たり前ですね。
 
 さて、心臓から全身に血液を送るには、かなり勢い良く血液を送り出さないと全身に行き渡りませんよね。ですから、心臓から全身に血液を送り出す左心室の壁がもっとも厚くなっています。そしてこれを大動脈と呼びます。また、心臓から肺へ血液を送り出すときにも、強い圧力で押し出します。これを肺動脈と呼びます。ですから、心臓から血液を送り出す血管(大動脈肺動脈)には弁が無く、血管も厚く丈夫に作られています。しかも、心臓が血液を送り出すたびに、ピクピクと動くわけです。ですからこれを動脈と呼びます。
 逆に、全身から二酸化炭素などの不要物を運ぶ血管には、血液が逆流しないように弁がついています。この血管が大静脈で、動脈のように太い血管ではなく、細くて壁の薄い血管になっています。病院で注射などをするときには、この静脈に針を刺すわけです。また、肺から心臓に入る血管を肺静脈と呼びます。
 
 心臓⇒大動脈⇒全身⇒大静脈⇒心臓という血液の流れるルートを体循環(たいじゅんかん、大循環ではないことに注意!)、心臓⇒肺動脈⇒肺⇒肺静脈⇒心というルートを肺循環(はいじゅんかん)と呼び、肺静脈大動脈に流れている血液は酸素を多く含んでいるので赤く(朱色)なります。これを動脈血(どうみゃくけつ)と呼びます。また、肺動脈大静脈に流れている血液は酸素があまり含まれていないので赤黒い色をしていて、これを静脈血(じょうみゃくけつ)と呼びます。動脈血は鼻血の色静脈血はかさぶたの色だと思ってください。ちなみに血液の成分である赤血球の中にヘモグロビンという色素が含まれていて、酸素が赤血球と結びつくと赤くなります。
 
 ヒトの血液(>>詳しくはこちら)は、赤血球(せっけっきゅう)・白血球(はっけっきゅう)・血小板(けっしょうばん)・血漿(けっしょう)の4つの成分からできています。赤血球(>>詳しくはこちら)は円盤状の形をしていて、酸素を運ぶはたらきをしています。白血球(>>詳しくはこちら)は、体内に入ってきたバイキンなどを排除するはたらきをしています。バイキンを退治した白血球の死骸が膿(うみ)なわけです。そして、血小板(>>詳しくはこちら)は血液を固める(つまりかさぶたを作る)はたらきをします。血漿(けっしょう >>詳しくはこちら)は血液の液体成分で、血液の55%を占めます。また、血漿の成分のうち91%が水分であり、二酸化炭素や不要物をこれに溶かして運ぶわけです。このように血液は、体全体に酸素や栄養分を運び、二酸化炭素や不要物を回収する役割をしていて、ヒトの体重のうち8%が血液の重さです。
 
 さて、それでは今日の内容は、「りかちゃんのサブノート」(参照は循環系のページ >>こちら)の「循環系のまとめ」>>こちら)でしっかりと覚えておいてください。それでは、今日はここまでにします。
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