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第一志望合格への学習スケジュール2024

2024-05-21

 エクセレントゼミナールでは、父母向け無料公開セミナー「中学受験の基礎講座 第4回:第一志望合格への学習スケジュール」を6月16日(日)10:30〜12:00で開催いたします。

 何度か「中学受験の基礎講座」にご出席頂いている方はご存知だと思いますが・・・・・今回のテーマは、中学入試で重点的に出題される単元を把握して学習に生かしたい方を対象とした内容となります。

 面談時に父母によく相談される質問は・・・・・

 「前に学習した単元が定着していないようなのですが・・・・・積み残しが心配なんです・・・・・応用よりも基本をやり直させたほうが良いのではないでしょうか?」

 「前の復習をするのに、何からどう手をつけたら良いのでしょう??」

 「過去問にはいつ頃から手をつけたら良いのでしょう? そして、どういう順番で演習したら良いのでしょう?」

 「勉強時間が少ない気がするのですが、このままで大丈夫なのでしょうか?」

 というようなものです。つまり受験勉強が佳境になると、あれもできていない、これも苦手、これからの勉強スケジュールをどう立てたらいいのだろう、というお子さんの学習面に対する父母の不安が増大するわけです。

 じゃあ、どうすれば良いのか?

 ズバリ言えば、「入試に良く出題される重点単元を補強」し、「入試までの学習スケジュールに見通しを立て」て、「志望校の過去問の得点力をつけ」ればいいのです。

 しかし、父母の皆さんのほとんどは、入試のプロではありませんから、「何が入試に良く出題されるのか」や「どの時期に何を目標にして勉強するか」がわかっていないことが多いわけです。
 そして、最悪のパターンだと・・・・・早めに志望校の過去問に取り組んだ結果、合格最低点に届かない子どもを責め、自信を失わせ、しかも親ばかりが焦る結果になります。

 手順を間違えたり、調理時間を間違えたりすると、同じ材料を使ってもとんでもない料理になることがありますよね?

 中学受験の場合は、受験生が小学生ですから、受験勉強で何をどうやれば・・・・・というのは全く想像がついていないといっても過言ではありません。だからこそ、御父母の皆さんが正しい指標を持ち、火加減をうまく見てあげる必要があるのですが・・・・・最初のお子さんの中学受験のときはほとんどの方がうまくサポートできないのが普通です。

 ですから今回は、どのタイミングで志望校の過去問に手をつけるかや、どのような単元に重点をおいて復習をするのか、などの学習に関する悩みに焦点を絞って、プロの技を伝授するセミナーとなります(笑)

 なお今回のセミナーの場を借りて、2024年夏期講習の説明もさせていただきますので、塾生以外の方はあしからずご了承くださいますようお願いいたします。

 「中学受験の基礎講座」はどなたでも受講可能な無料公開セミナーです。参加ご希望の方はこちらのお問い合わせからお申し込みください。
 もちろん、お電話(04―7148―4619)でも参加申し込みを受け付けております(電話受付は13:00〜21:00となります。) 
 資料や会場準備の都合がありますので、セミナー前日の6月15日(土)までにお申し込みいただけると助かります。

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塾対象説明会レポート:青山学院中等部

2024-05-10

カテゴリー:塾対象説明会レポート2024,

 青山学院中等部は、渋谷区渋谷にある男女共学の中学校です青山学院は、幼稚園から大学、大学院まで一貫して、キリスト教信仰に基づく「青山学院教育方針」のもとで教育研究を行っている学校です青山学院中等部は、1947年に開設され、2017年創立70周年を迎えました。最寄駅は、東京メトロの表参道駅または、JR、東京メトロの渋谷駅になります。


青山学院中等部の門です。

 青山学院中等部は、2015年から校舎の建て替え工事が始まり、2019年夏にテニスコートとグラウンド(人工芝)が完成したことによって、建て替え工事は終了しました

 本校舎の完成によって、2017年4月から「教科センター方式」になりました。「教科センター方式」とは、従来の教室で先生を待って授業を受ける方式ではなく、ICT完備した各教科の専用教室に、生徒たちが移動して授業を受ける方式です。授業ごとに移動するこの方式は欧米の学校や大学のスタイルです。

 クラス編成は、1クラス32名(男子16名、女子16名)、1学年8クラス構成となっています。また、初等部からの内部進学者と中学受験からの入学者が半数ずつとなっており、毎年クラス替えを行っています。生徒全員がタブレットPCを持っています。

 青山学院では、同じキャンパス内に大学があることを生かして、以下のことを行っています。
①チャットルーム(中大連携)
 国際交流の一環として、海外の大学協定校からの交換留学生たちと異文化交流を行っています自由な雰囲気の中でランチをとりながら様々な話題で盛り上がることもあります。
②スタディールーム(中大連携)
 放課後に大学生がスタディールームに常駐して勉強をサポートします。青山学院の一貫教育により、年代を越えた交流ができる環境は社会の縮図そのものです。
③学問入門講座(高大連携)
 高等部では、土曜日の午前中に、青山学院大学・専門職大学院の教員がそれぞれの専門分野について高校生にわかりやすく講義をする「学問入門講座」を実施しています。生徒は自分の関心のある講座を自由に選び、大学での学問研究の面白さ、奥深さに触れることができます。
④大学授業の履修(高大連携)
 高等部3年生の希望者が青山キャンパスの授業を履修し、内部進学した際にその単位が認められるという制度があります。


青山学院中等部の校舎です。

2024年度中等部入試結果
・志願者数
男子 374名(2023年度 410名)
女子 538名(2023年度 563名)
合計 912名(2023年度 973名)
・受験者数
男子 329名(2023年度 362名)
女子 459名(2023年度 481名)
合計 788名(2023年度 843名)
・合格者数
男子 113名(2023年度 111名)
女子  91名(2023年度  86名)
合計 197名(2023年度 197名)

・合格最低点(300点満点)
男子 167点(2023年度 169点)
女子 185点(2023年度 186点)

・受験者平均点(国語100点、算数100点、社会50点、理科50点)
男子 国語57.1点、算数40.0点
   社会28.8点、理科25.3点
   合計151.2点
女子 国語66.4点、算数41.5点
   社会28.5点、理科25.1点
   合計161.6点
・合格者平均点(国語100点、算数100点、社会50点、理科50点)
男子 国語68.7点、算数51.9点
   社会33.2点、理科31.3点
   合計185.1点
女子 国語77.7点、算数56.4点
   社会33.5点、理科31.9点
   合計199.5点

・入試の注意点
①受験会場 高等部校舎
②合格発表HPの他、掲示も行う
③300点満点の合計点で判定(足切りなし)


説明会が行われたチャペルです。

・各教科のデータ
国語の正解率より
・合格者と全体の差が大きい問題
(男女とも15ポイント以上の差がある問)
1(2)漢字「肥大」
2(4)② 選択問題(行の選択)
3(1)本文から探す
(4)適語補充
(6)本文から探す
(7)選択問題
4(1)本文から探す
(6)選択問題
(7)同意表現
(8)選択問題
5(1)表現技法
 (2)選択問題
 (4)本文から探す
(7)同意表現
(10)選択問題
算数の正解率より
・合格者と全体の差が大きい問題
(男女とも20ポイント以上の差がある問)
 4(割合)、7(平均)、9(データ)、10(底面積の比)、(高さの比)、11(角度)、
 13(1)(カード)
・合格者の正解率が低い問題
 8(速さ)、12(面積)、13(3)(カード条件選択)、14(2)(水そう)
社会の正解率より
・合格者と全体の差が大きい問題
(男女とも15ポイント以上の差がある問)
1問1 安曇川による地形とその作用
2問1 雨温図、問2〈Ⅱ〉淡路島の農業形態、問3 「尾鷲」の人工林の樹種
3問2 「平安京」の内裏の位置
4問1〈Ⅱ〉4世紀ごろのできごとを年代順に並べる
6問2 昭和二十年に起きたできごとでないもの
理科の正解率より
・合格者と全体の差が大きい問題
(男女とも15ポイント以上の差がある問)
1(4)花火の高さ、(5)ノーベルの発明したものとノーベル賞の自然科学部門
2(3)昆虫の分類
3(2)(3)(4)(5)地層(柱状図)
4(1)(5)水溶液の濃度、溶解度
5(3)① 手回し発電機

2025年度中等部入試について
・入試日:2月3日(月)(2月2日が日曜日のため)
・発表日:2月4日(火)10:00〜15:00
・募集要項は9月上旬
・インターネット出願告知、入試注意事項 12月10日(火)
・インターネット出願 1月10日(金)〜30日(木)12:00
・志願者速報 1月30日(木)15:00予定

 最後に、学校説明会(詳細はこちら)は第1回が6月15日(土)、第2回が9月14日(土)、第3回が10月5日(土) となっています。

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塾対象説明会レポート:武蔵中学校

2024-04-19

カテゴリー:塾対象説明会レポート2024,

 武蔵中学校は、東京都練馬区豊玉上にある学校で、高校からの募集を行わない男子の完全中高一貫校です。西武池袋線江古田駅から徒歩7分のところにあり、武蔵大学と同じキャンパスにあります。1922年に日本で最初の旧制七年制高校として創立し、1948年の学制改革により、新制武蔵高等学校、翌年武蔵中学校を発足しました


武蔵中学校の校舎です。

 2022年創立100周年を迎えました。今回の説明会も、新校舎の理科・特別教室棟の視聴覚室で行われました。理科・特別教室棟には、「フーコーの振り子」「水気圧計」などがあり、武蔵中学校らしさが感じられる校舎となっています。


理科・特別教室棟です。

2024年度中学入試結果
・志願者数 546名
・受験者数 530名
・合格者数 177名
・合格者最低点(320点満点)206点(64. 4%)

・合格者平均点(国語100点,算数100点, 社会60点, 理科60点)
国語 66.3点、算数 74. 1点、社会 45. 5点、理科 34. 4点
・受験者平均点(国語100点,算数100点, 社会60点, 理科60点 )
国語 59. 8点、算数 59. 5点、社会 42. 0点、理科 30. 1点
 
各科目から
・国語
①大問一 出典は、島木健作「随筆と小品」昭和14年刊
②問一 直後の1行を書いても正解にはならないが、不正解にもならない。
③問二 出来、不出来の差が出た。
④問三 出来、不出来の差が出た。
⑤問四 差がついた。
⑥問五 出来が良かった。
⑦問六 小学生には難しかった。
⑧大問二 漢字の問題。漢字を知っていても、言葉を知らないと正解できない。
⑨小6の児童に完璧な記述を求めているわけではない。

・算数
①例年通り大問4問。今年度は例年通り、用紙も4枚。
②1(1)(2)どこかで見たことがあるような問題、両方正解者は6割弱
 1は丁寧に解きましょう。式や考え方を書きなさいと書かれていなくても、途中過程は書き残しておいた方がよい。
③2 図形
 補助線なしでも解ける問題。
 半分くらいの受験生が正解していた。
④3 速さの応用問題 全問完答している受験生が2割程度いる。
 (2)CがBになかなか追いつかない。ダイヤグラムをかくとわかりやすい。
 (4)丁寧に調べ上げる。
⑤4 問題の内容はシンプルだが、読み間違いをしている受験生が多かった。
  最後までいきついた受験生はほとんどいなかったが、満点の受験生がいた。

武蔵中の算数について
・計算、一行問題はできなければならない問題。
・図、線分図、グラフなどは書き残すと良い。
・数に単位をつけると良い。
・余白の量がヒントになっている。
・解かなくてよい問題(捨て問)とかはなく、まんべんなく解いてほしい。

・社会
①1つのテーマを多面的に考える問題を出題している。
②テーマ「働くとは何か」「労働とは何か」
③今年度は問題文に小題をつけた。
④時代順には並んでいない。
⑤全体的にできが良かった。

・理科
①大問3問。4枚から5枚
②1.火山。身近なテーマ。教科書に載っている。
 問1 火山灰。ほとんどできている。
 問2 西之島。9割の受験生が得点できている。
 問3 概ねできている。
③2.とける。
 問1 だいたいできている。
 問2 だいたいできている。
 問3(1) 7割誤答
 問3(2)、問4 グラフをかく問題。2問ともできた受験生2割。ほとんどの受験生はどちら片方だけできている。
④3.プラスチック容器(スティックのりなどの容器)(観察問題)
 今回は図を入れた。説明を書くときに名称を統一してほしい。
 問1 機能は書かなくてよい。
 問2 問題文にヒントがある。


キャンパスの中の桜がきれいに咲いていました。

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しっかり選ぼう私立中2024

2024-04-15

 来る5月12日(日)の10:30〜12:00で、無料公開セミナー「中学受験の基礎講座 第3回:しっかり選ぼう私立中」をエクセレントゼミナールにて開催いたします。

 

 各校の最新大学合格実績とそれをどう読むか、中高6年間の費用はどのくらいかかるのか、どんな部活があるのか、プールや食堂などの設備などはどうなっているか等を一覧できる資料を用意し、いろいろな視点で各私立中学校を比較検討できるようにしてあります。また、ブログには書けない各校の長所と短所などについてのご質問にもお答えします(笑)

 

 エクセレントゼミナールには、中学受験で合格した後も引き続き通う私立中高生が多くいます。そして、私立中高に通ってから英語や数学の教材(ニュートレジャーや体系数学・フォーカスゴールドなど)の勉強に困ってお問い合わせいただく生徒はかなりいます。

 

 私立中高一貫校では、公立の学校とは異なるカリキュラムや教材を使用することが当たり前で・・・その中でも英語や数学でかなり特殊な教材を使う例があります。一例を挙げれば・・・都内有数のある私立中学校では、中1の段階から英語の教科書が会話学校等でよく使用されるオックスフォード出版のテキストなので、日本語がまったく出てきません。つまり、昔ながらの英文法的な学習を全く行わず、フォニックス的学習だけを行うわけです。また、開成や麻布の数学などはプリント授業ですから・・・教科書すらありません(中学校で使う検定済み教科書は無償なので渡されますが、一度も使うことなくお蔵入りになります)

 

 こうした特殊な指導をしている難関私立中学校は多く・・・しかも難関中高になればなるほど、補習などの学習指導や大学受験指導は減る傾向にあると思ってください(どの大学を受けるのかすら聞かれません・・・笑)

 

 そういう意味では、合格した後は自分で工夫して頑張れる子どもなのか、しばらくは手をかける必要があるのか等を親が見極めたうえで学校選びをする必要があるわけです。エクセレントゼミナールに多くの中高生が通っているため、それらの特色を我々は詳しく知っていますが・・・受験生の父母の皆さんは、学校パンフレットプラスアルファの情報しか持っていません。だからより詳しく、6年間どのような学校生活を送ることになるのか、といった情報をお伝えする機会として、この「しっかり選ぼう私立中」のイベントがあるわけです!!

 

 

 このイベントは、どなたでも無料でご参加いただけますので、参加ご希望の方はこちらのお問い合わせからお申し込みください。

 

 もちろん、お電話(04―7148―4619)でも参加申し込みを受け付けております(電話受付は13:00〜21:00となります。また、5月2日〜5月6日の期間はお休みとなりますのでご注意ください) 資料や会場準備の都合がありますので、セミナー前日の5月11日(土)までにお申し込みいただけると助かります。

定休日設置のお知らせ

2024-04-08

 陽春の候、皆様には御健勝のことと存じます。さてエクセレントゼミナールは、開校以来定休日を定めず営業してまいりましたが、令和6年4月より毎週木曜日を定休日とさせて頂くことといたします

 定休日・休校日は、原則としてすべてのクラス授業、個別指導、自習、受付業務はございません

 ご不便をお掛けしますが、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。

 エクセレントゼミナール主宰 小野博史

2024年 模試の活用の仕方とデータの読み方

2024-03-27

 エクセレントゼミナールでは、来る4月14日(日)10:30〜12:00で、公開セミナー「中学受験の基礎講座 第2回:模試の活用の仕方とデータの読み方」を開催いたします。

 

 講座内容は、「模試のデータをどう活用するか」がテーマです。

 

  一般的には、模試の偏差値や正答率データをもとにして、志望校を選ぶ御父母や受験生はとても多いと思います。しかし、それはどのくらい信頼できるのでしょうか? また同じ学校であっても、模試によって偏差値が大きく違うのはどうしてでしょうか?

 

 中学受験で俗に3大模試と呼ばれる模試は、①四谷大塚の「合不合判定テスト」、②「日能研 全国公開模試」、③「首都圏模試」のことですが・・・・・・それぞれの模試には、母集団の違いと出題形式の違いによって特徴が現れます。現在はこの3つの模試にSAPIXの「サピックスオープン」が加わって、中学受験は4大模試時代を迎えています。

 

 小6の夏前の模試では、各塾のカリキュラム進度の差が出題範囲に反映されているため、あくまでもその時期での学力目安としての意味しかありません。つまり、小6の夏前の模試で志望校の合格可能性が80%以上と判定されたとしても、その出題内容は各塾のカリキュラムに左右されているだけでなく、受験生の夏前の学力が夏期講習を越した秋の学力とは比べ物にならないほど劣っているため、志望校の合格可能性は気休めにしかすぎないわけです。

 

 模試による判定や偏差値の基準が、各模試によってかなり違うことは良く知られていることですが・・・・・・こうしたことがどんなことが原因で起こるのか、また、志望校の合格可能性を判断するために、どの模試を利用するのが良いのかなどを解説していきます。

  

 「中学受験の基礎講座」は無料公開講座ですから、どなたでも受講できます。参加ご希望の方はこちらのお問い合わせからお申し込みくださるか、お電話(04-7148―4619)にてお申し込みください。皆様の参加をお待ちしております!!

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