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重大ニュース2023 その2:国内の動き

2023-11-24

カテゴリー:重大ニュース2023,

 今回は重大ニュース2023のその2として、「国内の動き」を掲載します。国内の政治を中心に取り上げます。それでは、いつものように簡単なテストをしてみましょう。


 「重大ニュース2023 その2:国内の動き 問題」


①2023年4月9日と4月23日に、4年に一度の「統一地方選挙」が行われました。1947年の第1回からかぞえて、今回が第20回目となります。今回の選挙で、躍進をとげた政党に「大阪○○の会」があります。大阪では大阪府知事選挙や大阪市長選挙で当選し、また、大阪府議会議員選挙や大阪市議会議員選挙でも議席数を大幅にのばしました。○○にあてはまる漢字2字を答えなさい。


②2023年4月1日、内閣府や厚生労働省で、こどもに関する仕事をしていた部署を1つにまとめた新しい省庁が発足しました。この新しくできた省庁の名をひらがな3字+漢字3字で答えなさい。


③2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが2類相当から引き下げられました。引き下げられたことによって、感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同等となりました。何類に引き下げられましたか。1けたの数字で答えなさい。


④2023年6月2日、改正マイナンバー法が成立しました。医療機関にかかるときに必要となるあるものが、2024年秋に廃止となります。廃止となるあるものを漢字5字で答えなさい。


⑤2023年2月、国土地理院は、日本の島の数を36年ぶりに数えなおした結果、今までの6852島から、2倍以上に増えました。今回の数え直しによって、神奈川県の江の島は、大きな島と小さな島の2島から、新たに5つの小さな島が加わり合わせて7島になりました。現在、日本の島の数は約何島になりましたか。数字で答えなさい。


 成績はいかがでしたか? 統一地方選挙に関しては重大ニュース2019 その2 、マイナンバーに関しては重大ニュース2015 その1 なども参考にすると良いでしょう。


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 「重大ニュース2023 その2:国内の動き 解答と解説」



維新・・・・・地方公共団体の首長や議会の議員の任期は4年なので、4年に1回同時に選挙が行われるのですが、今回の統一率は27.54%で、4分の1ほどとなっています。「日本維新の会」からは、大阪府以外の奈良県で初の知事が誕生しました。また、兵庫県芦屋(あしや)市では、最年少(26歳)の市長が誕生し、話題となりました。


こども家庭庁・・・・・これまで生じていた縦割り行政の問題を解決するために発足しました。また、こども家庭庁は「ヤングケアラー」の支援にも取り組んでいきます。「ヤングケアラー」とは、本来大人がすべき家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことをいいます。


5類・・・・・新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に引き下げられたことによって、感染対策は、個人で判断して行うことになりました。また、海外からの観光客も戻ってきました。


健康保険証・・・・・2024年秋以降は、「マイナンバーカード」を健康保険証として使うことになります。また、2023年は「マイナンバーカード」に関するミスやトラブルもたくさん発生したことで、政府の姿勢に対して、批判や不満の声も多くあります。2023年6月30日時点の「マイナンバーカード」の人口に対する保有割合は、約70%と、まだ「マイナンバーカード」を持っていない人も多くいます。


約14000島・・・・・日本の島の数は、14125島になりました。都道府県別では、多い順に長崎県(1479)、北海道(1473)、鹿児島県(1256)、岩手県(861)、沖縄県(691)となっています。島の定義は、以前と変わらず、地図に描かれている陸地のうち、自然にできた周囲が100m以上の陸地となっています。

重大ニュース2023 その1:国際関係

2023-11-17

カテゴリー:重大ニュース2023,

 今年も社会と理科の重大ニュースを掲載していきますので、受験生の皆さんはこれを参考に時事問題の対策をして下さい。
 昨年2月から続いているロシアによるウクライナ侵攻により、世界中のいろいろなことに影響が出ています。
重大ニュース2023のその1として、「国際関係」に関する時事問題を扱います。それでは、簡単なテストで確認していきましょう。


 「重大ニュース2023 その1:国際関係 問題」


①2023年5月19日〜21日に、日本のある都市でG7サミットが開催されました。G7の7か国の代表及びEUの首脳2名の他、インド、韓国など8か国の国の代表が招待されました。また、ゲスト国として、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加しました。G7サミットが行われた日本の都市の名前を漢字2字で答えなさい。


②2023年3月14日、中華人民共和国(中国)で、ある人物が3期連続で国家主席に選出されました。この人物の名前を漢字3字で答えなさい。


③2023年1月1日から2年間、日本は国連のある組織の非常任理事国となりました。この組織は、平和と安全を守るための重要な役割を果たしています。この国連の組織の名前を漢字7字で答えなさい。


④2023年4月、国連人口基金が発表した「世界人口白書2023」によると、ある国の人口が、14億2860万人になり、中国の人口(14億2570万人)を超え、世界1位となりました。この国の名前をカタカナ3字で答えなさい。


⑤2023年7月16日、イギリスが環太平洋パートナーシップ協定に正式に加盟することが決定しました。イギリスはEU離脱後、ヨーロッパ以外の国との経済連携を図るため、環太平洋パートナーシップ協定に加盟申請していました。環太平洋パートナーシップ協定の略称をアルファベット3字で答えなさい。


 成績はいかがでしたか? ロシア軍がウクライナの国境を越えて、侵攻して、1年8か月以上が経ちましたが、終戦の気配はありません。現在もロシアとウクライナの戦争は続いています。また、2023年10月には、イスラエルのガザ地区で、イスラエルとイスラム組織ハマスの対立により、死者が多数出ています。イギリスに関しては、重大ニュース2020 その3 、重大ニュース2019 その3 重大ニュース2016 その3 なども参考にすると良いでしょう。



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 「重大ニュース2023 その1:国際関係 解答と解説」



広島(市)・・・・・今回、G7の開催地に被爆地(ひばくち)である広島が選ばれたのは、ロシアが核兵器の使用もあるかもしれないという発言を繰り返していることに対して、核兵器の使用は認められないという強いメッセージを発する必要があったためです。なお、次回のG7サミットはイタリアで開催されます。


習近平・・・・・中国の国家主席の任期は5年で、連続2期までとされていましたが、2018年に憲法が改正され、回数の制限がなくなりました。


安全保障理事会・・・・・常任理事国は、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の5カ国で、1カ国でも反対すれば決定できないという特別な権限(拒否権(きょひけん))をもっています。非常任理事国は10か国で、任期は2年ですが、1年ごとに5か国ずつの改選となります。2024年からの2年間には、アジア地域からは大韓民国(韓国)が選出されています。


インド・・・・・国別の人口は、1位がインド、2位が中国、3位がアメリカ(3億4000万人)、4位がインドネシア(2億7750万人)です。日本(1億2330万人)はエチオピア(1億2650万人)に抜かれて、12位になりました。なお、世界人口は2022年11月に80億人をこえています。


TPP・・・・・発足時の11か国以外でイギリスが初めて参加を認められました。また、中国や台湾、コスタリカ、エクアドル、ウルグアイも加盟を申請しています。イギリスは、クアッド(QUAD)にも参加する意向を表明しています。クアッドとは、英語で4つを意味する言葉で、自由や民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国による枠組みのことです。

中学受験の歩き方:親子の温度差その3

2023-11-07

カテゴリー:中学受験の歩き方,

 親子の温度差その1では「時間感覚に関する温度差」について、その2では「学習内容に関する温度差」について書きました。今日は、「評価に関する温度差」について書いてみたいと思います。
 
 大前提として、今の子どもたちは少子化の環境下で甘やかされて育っています。そして、これに個性を尊重する風潮が加わり、競争力が下がっています。
 
 勉強にしろ、運動にしろ、芸術にしろ、どのような分野であっても競争があり、一定の評価基準が無ければ進歩はありません。それらの分野の評価基準が試験であったり、大会記録であったり、コンクールの成績であったりするわけですし・・・・・大人になって社会に出てからも、他社や他国との競争原理が働くから進歩があるわけです。
 
 ところが最近の子どもたちは、社会の縮図である学校の中で、「子どもに差をつけない」という美名の下に競争を強いられていないため、評価されることに慣れていません。つまり、大人のモノサシと子どものモノサシが違うわけです(苦笑)
 
 誤解の無いように断っておきますが、私は勉強ができることが大事だと言っている訳ではありません。体育や美術や家庭科は、場合によっては算数よりもずっと大事ですし、多面的な教育をバランス良く与え、社会に出て独り立ちできるようにするのが学校教育の本質であると思っています。


 しかし、子どもたちの社会の縮図である学校の評価基準が曖昧になればなるほど、子どもたちが評価そのものを省みなくなっているのも事実だといえます。
 その最たるものが公立小・中学校の通知表でしょう。公立中学校の通知表は5段階が普通ですが・・・・・昔は、全体人数の7%24%38%24%7%となるように相対評価でつけられていました。ところが今は絶対評価が基本ですから・・・・・極論をいえば、全員が5でも良いわけです(笑)
 評価基準が揺らぐと、成績をつける人間の恣意がはたらきますから・・・・・評価される側は困惑するか、評価そのものを度外視するようになります。

 
 お父さんとお母さんの意見が食い違ったときには、子どもは自分にとって都合の良いほうの味方をしますよね?
 
 仮にご夫婦で意見を統一していたとしても・・・・・祖母や祖父が、「そんなに、〜〜させなくても・・・・・」と言ったとたん、自分に都合の良い評価を導入します(苦笑)

 つまり子どもには明確な自我はないのです。したがって、甘い評価を採用します。
 
 ですから、「計算ミスはだめ」というのと「計算ミスだから・・・・・」では、「計算ミスだから・・・・・」を採用するわけです。
 
 したがって、これを矯正するには、明確な評価基準を子どもに理解させることが必要です。
 
 たとえばテストの成績を評価するときに、設問の全体正答率で評価するとか、合格最低点で評価するとか・・・・・明確な評価基準を決めて、その基準に達しているかどうかで評価してあげれば納得するわけです。
 
 なお、模試の成績を判断するときには、偏差値という数字は大人にとってはわかりやすいモノサシのひとつだと思いますが・・・・・偏差値の数字の本当の意味を子どもたちは理解していません(笑)
 
 さらにいえば・・・・・偏差値の数字の本当の意味を理解していない父母の皆さんも多いと思います(苦笑)
 

 中学受験、高校受験、大学受験を問わず、秋にはいろいろな模試がありますが・・・・・それらの模試の母集団と偏差値比較のモノサシをお父さんやお母さんが持っていないと・・・・・判断を間違えますから、ご注意ください

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中学受験の歩き方:親子の温度差その2

2023-11-03

カテゴリー:中学受験の歩き方,

 最近は両親で働いているご家庭も多いため、核家族化が進んだとはいえ、お子さんの学習内容まで把握しているご家庭が少なくなっている気がします。
 
 つまり、お子さんの学習状態(成績)には注意しても、学習内容(カリキュラム)までは把握しておらず、そのため色々な温度差が生まれます
 
 今日は、「えっ、そんなことも知らない(できない)の・・・・・」と親が思うのはなぜかについて書いてみたいと思います。
 
 まず、大前提として把握しておきたいのは学習指導要領についてです。公立の学校で週休2日制を実施するために、2002年度に導入された新学習指導要領下では・・・・・大雑把にいえば、子どもたちの学習時間はその父母の世代の学習時間と比べれば3分の2しか確保されていませんでした。
 
 つまり子どもたちは、父母の皆さんの学習量の3分の2しか習っていなかったわけです。
 
 ですから、当然学習単元は先送りするか削除することになります。
 

 例を挙げると・・・・・現在は「不等式」(父母の世代は中2で学習)は高校1年の配当単元です。つまり、昔は高校入試で当たり前のように出題されていた内容は・・・・・今は大学入試で問われる単元だということです。
  そして、学習時間の減少は小学校での計算演習にも大きく影響していて・・・・・小数第2位の数のかけ算やわり算もかなり軽減されてしまいました。
 
 これがどういう影響を生むかというと・・・・・今の普通の小学生は、電卓を使わずに消費税の計算ができないことになるわけです(消費税を10%に値上げするための国家戦略だった??・・・・苦笑)

 したがって、子どもたちにとっては「習っていないから知らない(できない)」ことが多いので・・・・・・父母の皆さんが「習っているはずだろう」と思っていることでも全く知らないことは良くあるのです!!
 

 現在の学習指導要領で、学習単元が先送りされたり、削除されたりしたことを理解したうえで、お子さんの学習を見直してみると、「えっ、そんなことも知らないの!」ではなく、「そうか・・・・教わっていないのか・・・・・それじゃあ、しかたないか。」になると思いますよ。

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2023年冬期講習パンフレット・時間割掲載

2023-10-30

冬期講習のパンフレット時間割を掲載しました。

(『通常授業・講習・特別講座』のページにあります。)
>>
通常授業・講習・特別講座』ページ

  冬期講習のパンフレット

  冬期講習時間割

必勝の併願パターン2023

2023-10-27

 中学受験では、併願パターンの組み方が非常に重要な意味を持ちます。



 首都圏中学入試の試験日程は・・・・・推薦入試や帰国子女入試などの特別入試を除けば、1月初旬〜茨城県・埼玉県の私立中入試、1月20日〜千葉県の私立中入試、2月1日〜東京都・神奈川県の私立中入試となっています。



 もちろん受験するのは小学生ですから、当然通学範囲は自宅から1時間以内の対象中学校が主体ということになるのですが・・・・・この入試期間の長さが、関西圏などの中学入試と違う長所と短所を生み出します。


 つまり小学生にとっては、おそらく人生で初めての受験という緊張感の中で実力を発揮するために、早い時期に本番の入試を体験することが模試と違った意味を持つため・・・・・通えない地域にある私立中学を受験するというお試し入試」が存在するわけです。


 女子難関中受験生にとっては、その最たる入試が、1月14日に行われる浦和明の星女子中学校の入試でしょう。



 ところが、エクセレントゼミナールのある柏市という地域は、茨城・埼玉・千葉・東京の私立中を実質的に受験できるため、生徒たちは1ヶ月に及ぶ長い受験期間の連戦が必要になります。そのため、長丁場の受験を乗り切る体調管理を踏まえた受験スケジュールを考え、合否パターンと合格可能性をしっかりと把握し、結果が出たときの生徒や父母のメンタリティにも留意した併願パターンを組む必要があるわけです。


 東京校の出願は1月10日以降に変更になりましたが、1月の結果が東京校の出願に影響を及ぼします。1月の結果を予想して、どのように2月の併願パターンに織り込むかが重要なわけです。


 柏地域の併願パターンの組み立ては、このような大変さもある代わりに、受験が長丁場で受験校が豊富であることで新型コロナウイルスに感染したり、インフルエンザなどに罹患したりした場合の受験リスクを回避できるという長所もあります。


 したがって、私がエクセレントゼミナールの生徒の併願パターンを組む際には、生徒の学力、体力、性格、志望校の出題傾向などを総合的に判断して、父母面談で細かくすり合わせながら個別に作成するわけです。


 しかし併願校の組み合わせは、生徒の性格や志望校の傾向、偏差値などを考慮すると、ある程度の定型パターンにあてはめることができます



 このあたりのノウハウを、11月19日(日)10:30〜12:00で開催する父母向け無料公開セミナー、「中学受験の基礎講座 第8回 必勝の併願パターン」の資料にまとめました。詳細は、こちらをご覧ください。なお、この基礎講座にご参加いただいた受験生の方には、セミナー終了後、個別にお子様の併願パターンの組み方のアドバイス(30分程度、相談料無料!)をさせて頂きますので、お気軽にご参加・ご相談ください!!
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